勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

ヨガ瞑想事始め4 東京編 ヨガの師匠

2021-07-15 17:12:23 | 日記
ヨガスタジオVeda (インドの聖典)

前回のブログで

「ヨガのポーズといっしょで、諦めない事です。練習を継続すると、ある日できます。
マリチアサナDで確か、半年か1年、できるまで、先のポーズへ進めなかったです。
諦めず練習したら、できるように。
クマサナのポーズ、やっと手が組めるようになったとき、小生の日本人の師匠が言ってくれた言葉は忘れません。ヨガの東京編で書きます。」

クマサナ(亀のポーズ)で手が組めた日、メイ先生が彼女のホームページにコメントを書かれ、それを読んで涙したのを覚えています。(かなり前なのでもしかしたらマリチアサなDだったかもしれません) そのページは無くなっていて、原文は再現できないのですが。「今日このポーズができた事を忘れないでくだい。明日はできなくなるかもしれません。でもこれまでの日々の練習の成果で、できるようになったのです。(もっと長かったのですが、原文が消えてしまいました)」

上海から日本に戻り、アメリカ人の先生タリックのバレースクールを間借りしたスタジオで数ヶ月アシュタンガヨガをマイソールスタイルでの練習を継続。確か40人から50人で人数が多く、別なスタジオを探していいた。

ICU(小生大学院はICU卒業です)の卒業生のヨガの先生がいて、表参道でスタジを開いていると聞いて、調べたら、これまでは、女性のみだったのが、2013年の12月から男性も受け入れ始めたとのことで。ICUの卒業生のインタビュー記事でメイ先生のインタビュー記事を読んだのが、きっかけだった。

一度練習に行ったら、この先生は、鬼軍曹Belaのように厳しく見えなかった。鬼軍曹とは、全く違うタイプ。タイに転勤になるまで、東京で5年通ったスタジオVEDA。上の写真は、メイ先生に受けた最後のレッドクラス。ヨガ友と話すと必ず話題になるのが、あの最後のレッドクラス。今でもあの日のクラスは、忘れられません。
あの時のレッドクラスの後の写真。

クラスの最後のポーズシャバサナで横になって休んでいるとき、先生の素晴らしチャンテイング 。確かウパニシャットからの長いチャンテイングだったと思います。この先生は、インドのヨガの古典や長いチャンテイング がスラスラと出てくる凄い先生です。インドへは、20年近くなる毎年通われている。(訂正2001年から行かれているので、20年近く)インドやインド文化を体験していて、インド文化やインド哲学、ヨガの理解は、人並外れて凄い。

アメリカ文学や歴史、イギリス文学や歴史の先生でも(小生は学部は英文学専攻でイギリスの詩人キーツの手紙が卒業論文だった)アメリカもイギリスも行ったことも住んだこともない先生がたくさんいた。中国史や現代中国の専門の先生でも中国に住んだことも旅行でも行ったことのない人がたくさんいる。中国に住んで中国人や中国を肌で感じて得られものは、本の知識よりも貴重だ。

現在でも定期的に瞑想や呼吸法を教えるが、生徒さんに言うのは、体験することの重要さ。瞑想をいろんな理論とパワーポイントの教材を中心に教えているスタジオもあるが。だったら瞑想のセンターで10日間(1日10時間)実際に座って瞑想した方が、得るものは大きいと思う。理論でなく実体験が大切だと。

ヨガ、ヨガ哲学、ヨガ哲学を学ぶ上でも教える上も、インドでの生活体験は重要だと思う。タイのsamahitaで7年間Paul と Tiwarijiの2週間のヨガ、ヨガ哲学、呼吸法のワークショップは毎年通っている。4年前から毎年インドの89歳の師匠Tiwarijiのアシュラム、カイバラヤダマヘ2週間修行に行っている。20年もインドへ毎年行っているメイ先生は、敬服する。小生は、インドがなぜ好きかとゆうと1990年代の中国を思い出させてくれる。あの凄い変化と混乱が混ざった国。インドについては、またインド編でお話ししたい。インドも生活するには、色々日本人には想像もつかないところがたくさんある。1980年代日本人の中国留学生が中国嫌いになったと同様に欧米人、日本人でもインドが嫌いになってしまう人も多々いる。

自分にとって、メイ先生は今でもTiwariiと並ぶヨガの師匠だ。若くてもこれまの人生経験が深く。また先生の瞑想、ヨガ修行は、凄いものだと思う。メイ先生のように瞑想が好きなヨガの先生は少ない。 

アシュタンガヨガでは、先生が個人のポーズをするのをアジャストする。ベラだと、ただ無理やり力任せに押すのでが、メイ先生は、個人の体の限界を知り、ギリギリまでアジャストします。実はメイ先生のヨガのアサナの指導は、厳しいのだと思います。うまく言えないですが、限界の近くまで持っていき、生徒に怪我をさせないのは、凄いと思う。これまで多くのヨガの先生が生徒に怪我させているのを見てきたので。ヨガの先生で、生徒一人一人の体が皆違うことを頭でなく、感覚で理解して、アジャストできるメイ先生の様な先生は、これまで出会ったのは2人です

小生の下手な文章を読むより、今は、オンラインだけですが、メイ先生のオンライクラスに是非参加してみてください。

唯一の希望は、またコロナが収まり、オンライでなく、リアルのメイ先生のレッドクラスかマイソールクラスに出たいです。瞑想、インド哲学のクラスも。

次回はsamahita編

2020年の1月の特別ワークショップの写真です。