息も絶え絶え~大学末期編~

期末ではなく、末期です。

コミックバトンに答えた

2005-07-09 | ぶろぐ
昨日は「何度も更新するんだけど、お前ら俺について来れるか?」的発言をしたくせに、単発で終わってごめんなさい。(やたらと多いPVにビックリしながら)
今晩は、管理人@第2形態のフリーザを圧倒して第3形態のフリーザを挑発した時のピッコロみたいですね! です。
何のこっちゃ。

と、言う訳で、「金武と銀武」のひいるさんから頂いたコミックバトンに答えていこうと思いますっ!(←うまく繋げたつもり)

1.Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
これは大体100冊くらいですねー。集めてる漫画が4~5種類あればこのくらいになると思うので、そんなに多くは無い方だと思います。

2.Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
悩む。悩みますなコレは。面白さには二つの意味があると思うんです、と前置きしておいて、二つ挙げてみる。

「ボボボーボ・ボーボボ」
この回答には首をかしげるジャンプ読者が多い事は百も承知である。「クソ漫画」「読む気にならない」「というか読んだ事すらない」。ジャンプを持っている友人にボーボボを読ませてくれと言うと決まってこの手の台詞と心底哀れみに満ちた視線を送られるからである。そんな高校生の間では「どアウェイ」旋風巻き起こるこの漫画に関して僕はこう叫びたい。「気を抜かずに、大真面目にこの作品と向き合ってみろ!」と。三流で幼稚なギャグ漫画だ、と切り捨てる人は皆読む前から、三流で幼稚なギャグ漫画、として捉えてしまっているように見える。一度先入観を捨て去り、大真面目にこの漫画の登場人物の一挙一投足・全発言にぶつかっていって見て欲しい。その中できっと一流の「意味わからなさ」に対する抑える事の出来ない笑いに出会えるはずである。・・・あー、やっぱ「ジャガー」の方が面白いかな。(熱弁台無し)

「20世紀少年」
「MASTER KEATON」「MONSTER」の世界に蹂躙され続けてきた僕であるが、現在進行形である浦沢作品「20世紀少年」にもまた「やられ」っぱなしである。前半の部分では巻数を重ねるごとに、過去、が引っくり返っていき驚愕の事実が続々と明らかになっていくという展開であったように思う。何度と無くため息をついて感心したことを鮮明に記憶している。ところが最近の巻ではそうではなく、登場人物が様々な現象や事実に立ち向かい、克服し、あるいはぶちのめされ、一見何もかもが無くなった状態で搾り出す意思決定、つまり「現在から未来へ」というプロセスに事態は移り、言うなれば「事実を探す推理サスペンスモノから事実を作っていく現代型アドベンチャー」への脱却を読者に違和感を与える事無く図ったものと思われる。僕はこの浦沢作品がドンドン進行していく部分が大好きだ。マンネリ感を与えずに緩急をつけた変化・演出には浦沢直樹氏の才能をひしひしと感じる。連載速度は少年誌の諸漫画と比べると圧倒的に遅いが、焦らずじっくりと、この作品を噛みしめていきたい。・・・あー、んー、「PLUTO」も譲れないかもしれない。(再度熱弁台無し)

3.The last comic I bought (最後に買った漫画)
「ONE PIECE」38巻と「DEATH NOTE」7巻、そして「アイシールド21」14巻を同時に買いました!もう、この三作品を同時に手に入れる事が出来るなんて今月は何てシヤワセだったのだろうか。

4.Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

・「ONE PIECE」
人生において一番最初に買った漫画単行本はこの作品の第一巻であり、同時に、現在最も好きな漫画でもある「ONE PIECE」。世間がどれだけ「グダついてる」と言おうが僕は常に最高に面白い漫画であると思っている。

・「DEATH NOTE」
部室に転がっていたかなり古いジャンプを手に取ってパラパラと読んでいる中で出会った「DEATH NOTE」。たった一話、それも全く前後関係がわからない状態で読んだ、テニスの試合を終えたLとライトの喫茶店での一幕、というシーンに完全にやられた。「死神」という超非現実的な存在を取り囲んで行われる超現実的な知能戦は秀逸である。決して安直ではない、よく練られているなぁ、というのが良く分かる。加えて最新刊を読んで感じたのが、一貫性。決して中途半端な終わり方を迎えることは無い、という強烈なメッセージは僕らを寂しい気持ちにさせた後に、より一層「デスノ世界」に引き込んだのではないだろうか。

・「アイシールド21」
これも同様にジャンプをパラパラと読んでいる時に出会った作品。話の内容、というよりかは完全に雰囲気を気に入ってしまった。ギャグシーンに見られる「漫画漫画した」描写にはついつい顔がにやけ、一転、シリアスな場面では驚異的な画力で表情や気迫までもが伝わってきた。試合の場面では、確かにツッコミを入れたくなるような漫画ならではの描写も多く見られるのだが、先に述べたコテコテの漫画らしいギャグシーンのせいか、すんなりと受け入れてしまう。登場人物の驚異的な技や成長ぶりなどの要素は勿論、アメフトの常識・定石・ルール・用語などもわかりやすく説明が入るので、漫画だけでなく本物のアメフト観戦にもハマってしまった。

・「ジパング」
こちらの作者である、かわぐちかいじ氏の物語の構成はかなりウマイ。巻末には関連する歴史の部分についてわかりやすく、そしてまた冷静に分析されている事のわかる説明が載っている。歴史を冷静に捉えた上で、本物の史実とは違った展開を見せる「かわぐち作品としての第二次世界大戦」の面白さに加えて「みらい」の戦術・戦法・兵器のは純粋に格好良いと思う。辛気臭い歴史スペクタルに成り下がらず、事態の発生のその瞬間から、登場人物それぞれが描く全く違った未来のぶつかり合いの結末からは誰も目を離すことが出来ないだろう。

・「機動警察パトレイバー」
と、いうか、一概に空想の物語である、と割り切れ無い感じのロボットものは漏れなく好きです。「ダイ・ガード」など。主人公の熱さやメカニックの描写、戦闘シーンなどはどれも格好良いものが多いのだけれど、中でもこれを選んだ理由は後藤隊長のキャラです。

5.Five peopleto whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
前回のミュージカルバトンとほぼ同様、そこから既に回っているヒロミさんを除かせて頂いて、渡すのはこの人たちです。
「Pine Create,Inc」 よさ君
「がびょ~ん!!!」 A毛子さん
「悲喜交々」 春日さん
「眼をあけたまま夢を見る獣と戯れ言」 福助さん

えー、前回のミュージカルバトンを渡す際、「渡った方」に加えて「渡してくれた」よさ君を加えたこの4名の方にバトンの引継ぎをお願いしたいと思いますっ!新しい漫画に出合いたい今夏の予算案は、この皆様の手に委ねられたと言っても過言ではありませんよ!!(変なプレスの掛け方)


やー、しかしダラダラと書いてしまったなぁ。


それではっ!



「スラムダンク」とか「はじめの一歩」とかは普通に大好きです。




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