すべらない話。
今晩は、管理人@大輔さんいきなり面白い です。
何ていうんですかね、最近はまぁ、何か面白い話も出来てなくて恐縮なんですけど、ブログを始めた時からテキストサイトが大好きで、「『話』にはオチを付けよう」と心がけるような人間になって、なるべく現実世界の会話でも意識してるんですけど、関西芸人の皆さんは本当に上手いですね。間とか緩急の付け方とか、まぁ、べしゃりが。尊敬する。
さて!
いよいよお待ちかね!(書きたくてうずうず)
普通の日記が読みてぇヤツは1つ2つ前の記事でも読んでろ!むしろ友達のmixi読んでろ!!こっからは長い長いノロケだ!!
12月某日
いつもの曜日、僕は好きな人と会っていました。
いつものようにおしゃべりをして、明かりの全部消えた教室の合間を抜けて、散歩。
僕は明るいところでは普通のおしゃべりしか出来ないので暗い外でしか恥ずかしい話が出来ません。
「あのさ。」
「はい?」
「ホラ、12月じゃないですか。」
「・・・うん(笑)」
「え、何の話かわかった!?」
「クリスマス?」
「おぉ!」
「うん。」
「ちょっ、ぼ、ボクとしては、一緒にどうかなぁ、なんて思うんですけど・・・」
「もちろん!」
「ホントにっ!?やった!」
じゃあどこ行こうか?なんてトークを繰り広げながら、外灯の少ない所へ着いて・・・
「・・・ぎゅってしていい?」
「改めて聞かれると恥ずかしいんですが。」
ぎゅっ。
何なんでしょうかね、2時間くらい、スーッて過ぎていく。ただぎゅってし合ってるだけなのに。寒いから、ほっぺたがいつの間にか、ホントにいつの間にか、くっついていて。
22時。僕らの中で暗黙の内に決まっていたリミットが訪れ、
愚かな僕は、
顔をスッと近づけて・・・
コツン。
おでことおでこがぶつかりました。
好きな人は軽くうつむいて、小さい肩を強張らせて言いました。
「・・・ごめん、まだ、心の準備が・・・・・」
正直な話、その瞬間、後悔よりも先に抱いたのは「かわいい」、きっとアレを"愛しい"っていうんだと思う、そんな感情でした。
「ごめんっ!」
もっかいぎゅってしたら、
「違うの、謝らないで。」
って。
そこで初めて「何て事をしたんだ自分は・・・!」という激しい後悔が。
何度も書いてきたし伝えてきたけれど、僕は本当に、おしゃべりしたり、1日に1通ずつとかメールが出来てればそれで充分シアワセで。何も求める気は無かったのに。むしろ「ぎゅっ」とか"進展"して、好きな人を自分の元に縛りつけたりするのすらためらっていたのに。傷つけるつもりなんてなかったのに。
でも変な気まずさはあまり残らないで、そのまま帰って、別れ際にもっかい、「ごめん。」「謝らないで。」って。
次の日はもう、怖くて怖くて。どうしよう。昨日が原因で離れる事になったらどうしよう。
3日後くらい、ばったりと学校内で遭遇しました。「やっ」「やっ」
普通の話をして、それから、もっかい謝りました。
「ごめんごめん、って、ちゃんと意味も伝えずごめんばっか繰り返して、まずごめん。それから、大事で、大切にしたい存在なはずで、間違っても怖がらせたりしたくは無かったはずなのに、凶悪な事してごめん。」
「だから本当に謝らないで。。」
わだかまり的な何かはすっきり氷解。逆に色々深い「思い」の部分を話せて、仲良くなれました。
そして話はクリスマスの行き先。
を、話している時にハプニングは起こりました。
「何かこう、サイコロでも振って決めたいよねー。こないだ大泉洋を見た(遠征先でドラマの撮影を!)って言ったでしょ?『水曜どうでしょう』っていうのがあってさー、」
「それ、知ってる。」
「・・・へ?」
「お父さんが観てた。サイコロ振って行き先決めるヤツでしょ?で、いつも笑い声が聞こえるヤツでしょ?」
「えぇー!!?」
大学に入ってから「どうでしょう」トークが通じるとは、っていうか、まさかその相手が好きな人とは!!
その時は「ベタにお台場かみなとみらいか。」みたいな空気だったんですが、「どうでしょう」の話で盛り上がったノリで、
「じゃあもう決まんないからさ、両方行こ!?午前中はメガスター観て、夜はみなとみらいの夜景で!」
「えー!いいよ!」
藤村・嬉野先生、ミスター、大泉さん
おかげ様で、良い意味でバカになれました。
本当に、ありがとう・・・。
そんなこんなで24日!
まずは100万個の星空へ!
・・・って噂通りすげぇ混んでる!メガスター熱、恐るべし!もう午後券しかない!!
という訳で券を確保して、まずはお台場をフラフラ。巡回バスを駆使したり、一帯を歩き回ったり。アクアシティとかヴィーナスフォートとか、ふらふら散策。
一番楽しかったのは橋とかフジテレビとか巨大な鳥居みたいなテレコムセンターって建物を見ながら、
「塔とか橋はトラス構造だけど、何で直方体のビルはラーメン構造なのかなぁ。」
「建築家は左右対称の構造を嫌う、っていうか認めないから!ホラ、あの建物も無駄にカーブしてる!」
とかの話を真顔でし合ってた事です。理系。
お昼を食べて、それからメガスタ!
・・・正直、期待し過ぎた!いや素晴らしいプラネタリウムだし、真ん中から投影機がずーんって現れてきた時は感動したけど、何か、星、かなりブレてたし。風強いとやっぱ建物揺れんのかな?
そして館内観覧!24日に!なぜ!好きな人と!博物館の中を見て回ってたんだろ!宇宙フロアとロボットフロアで勝手に興奮して色々しゃべってた気がするけど無かった事にする!誰だマイクロマシンについて語ったヲタは!誰だプロジェクトXの「しんかい6500」特集について熱く語ったヲタは!誰だ「すばる」の諸元について語ったヲタは!
そして、夕方、みなとみらいへ移動!
めっちゃ混んでる!
「敢えて人の波と逆に出てみない?」
「敢えて、ね。」
美術館方面出口へ・・・
な、何も無い!!!
結局、思いっきり歩いて、みなとみらいの駅まで壮絶逆戻り。
「ね。」
「ん?」
「ほら、お揃いの何かを買おう!」
「私も今それ言おうと思ってた!」
という訳で探索開始。
しかし・・・
「「高い」」
「き、キラキラし過ぎてて、これ、俺は付けらんない!」
かなり苦しくなってきた所で、程よい感じのシックなアクセサリーを発見。
「いいんでない?」
「うん。」
という訳でお揃いのモノ、ゲット。でへ。
外はもう暗くなっていて、みなとみらいは人だらけだったので、
「ちょっと赤レンガとかの方まで散歩!」
「うん。」
「せっかくのLEDが人ごみのせいで澱むよなぁ!」
「LEDって言わない!イルミネーション!!」
また理系。
みなとみらいの近くで見るとただの蛍光灯を消してないビル群ですが、赤レンガくらいまで離れると、観覧車とランドマーク周辺はとても綺麗な夜景として見れました。
そいで、海の近くで、
「ご飯軽く食べて、」
「うん」
「そんで、イチャイチャしません?」
「うん(笑)」
「アレだよね、ボキャブラリーが終わってるよね。」
みなとみらいは明らかに人員の受け入れキャパをオーバーしてたので、横浜まで戻って、ご飯を食べて、それから、ココでも秘密ですけど、僕のお気に入りの場所に連れていって、
(ちなみに24日で、しかも観覧車を含む夜景がばっちり見えてたのに、周りにはほっとんど人がいませんでしたw)
ぎゅってして、おしゃべり。
「何か、もっと気張るかなって思って心配だったんだけど、居心地良かった。」
「うん。楽しかった。」
爽やかに甘い話をしつつ、時間は過ぎて。
もうそろそろ帰らなきゃいけない時間になって、
「なぁ、『SOS』って歌、知ってる?」
「え?ピンクレディー?」
「そう。」
「知ってる(笑)」
ついつい、ネタ路線に走るも、
「こないだ、傷つけておいて、謝っておいてアレなんだけど・・・でも、心の準備はしておいて欲しいな。」
「・・・わかった。」
「話せるだけで、メールできるだけで、しかもたまにこうやって一緒に出かけられるだけで充分っていうのは嘘じゃないんだけど、でも、」
「うん。」
とりあえず今日は、この話は話すだけでいいか・・・
「じゃ、そろそろ帰ろうか。」
「・・・うん」
いいのか?
「・・・。」
「・・・。」
沈黙の間が流れ、
「あのさっ」
「ん?」
「トンチンカンな事を聞くけど!」
「なに?」
「今、って、その、もう"準備"は出来てたり、する?」
「ふっ!・・・うん(笑)」
何か、呆れ笑いみたいなね。
もっかい、ぎゅってして、離して、
・・・。
「あのさー、こういうベタなの、ちょっと、やなんだけど!」
「何それ!」
「あぁ、もう、また、ギャグ挟んじゃった!ごめん、もっかい!」
「うん(笑)」
・・・。
ちゃんと想いも伝えて、プレゼントを上げて、で、向こうからはめちゃ忙しいのわかってたから無いと思ってたら、
「ごめん、ゆっくり何か買いに行く時間なくてっ。」
「わーもう忙しかったろうに・・・」
クッキーでしたー。
仲良く手を繋いで、普通にまた笑い話をして、「サンタさんが来る前に」って余裕で日付変更前にお別れ。
いつもはデート終わったあとってお互いメールとかしないんですけど、珍しく、非常に珍しく好きな人の方からきたりして。
とってもシアワセだなぁ、今。
と思ったのでした。おしまい。
という訳でね!長編のろけ話は以上!これでだいぶカットした!今から家庭教師行って、そのあと友達の家で飲んできます!ビバ年末!
ではまた!
大好き、って。