
フィリピンの語学学校は韓国企業の進出だ。韓国社会は英語が必須で、親がお金を出して子どもたちを留学させる。なるべく厳しく真面目なところ。スパルタと呼ばれるところ。日本企業の学校もある。フィリピンの人件費は安く、欧米留学に比べると費用が安い。マンツーマン授業が多く、グループ授業含めて8時間~10時間で、学習効果が高いというのが一応売り。フィリピン留学してから、欧米留学と2ヵ国留学する人も多いという。
フィリピンの語学学校は、マニラ、パギオ、クラーク、ダバオ、スーピック、イロイロ、セブと様々なエリアにいくつもある。今回ノブリンが行ったのは、クラーク。マニラから車で2時間ぐらい。マルコス政権の頃、アメリカ空軍基地に支配されていたところ。1991年にフィリピンに返還されている。今でもクラークはアメリカ人が多い。
まずTOEIC?というようなテストとオリエンテーション。クラス分けというかレベルを判断される。生活規則がとても厳しい。異性間の寮、部屋に行ってはいけない。淫乱不正行為(規定にそう書かれている)はもちろん禁止。お酒もだめ。母校語禁止。4回注意、警告でそれ以上になると退学。韓国の親御さんからお預かりしているのだからそういうのはとてもしっかりしている。
次の日から授業。Class Timetableを渡される。ノブリンはなぜか8時間になっていた。他の人たちに笑われるくらいの授業量だったらしい。同じ日に入学した人は9名と多かったようだ。ほとんど1ヶ月~6ヶ月。20代~40代。ノブリンより年上の67歳(やはり会社経営者)がいらしたようだ。
まず、ここは英会話の学校ではない、英語の学校だと言われる。ノブリンの時間割も、Grammar,Writing,Reading,Vocabulary,Essential ldoms Speaking。とここまで6時間1on1。SLE(discuss?)が2時間。これがGroupで8時間。授業が終わるのが5時50分?
授業は、もちろん英語。英語で進められていく。「Bverb is no actions verb!」えっ?Bveb? あ、b動詞か。そうか、一般動詞はそれ自身がactionを起こす。S+V とか5文型とかで覚えていたけど、そうか、Sは主語で、Subject 動詞がVerb OがObject。やっていることは中学英語?だけど全部英語で進められていく。もちろんわからなかったら聞く。
授業が終わってカフェテリアで夕食。セルフサービスで食べ放題でキムチとご飯は必ずある。ノブリンはひとり部屋。ほとんどが日本人と韓国人で組ませされてふたり部屋。部屋にはシャワーとトイレがある。トイレットペーパーは自分で買う(ノブリンは持っていった)洗濯はしてくれるけど、ノブリンは自分でしていたようだ。
自習室はあるけど、ノブリンはひとり部屋なのでお部屋で宿題しているうちに眠くなって9時頃には寝てしまったようだ。
朝は少しだけ走っていたという。
韓国の18歳だか、20歳だかの女の子とノブリンの卒業記念写真。韓国人は儒教だからか年上に対してとても丁寧で困ったという。「We are same student!」と何度も言ったようだけど。
とりあえず1週間で、どういうものか、英語の勉強のしかたが少しわかった程度。また2月、3月に2週間づつ行くのでそれで、進歩できたらと言っている。
「KANAちゃん、留学っておもしろい

」とてもいい経験になったようだ。何より仕事のことを考えなくっていいことがよかったらしい。