
ここのところ毎年行っているノブリンの従兄弟会の旅行。1年に1回の旅行も今回で4回目だという。今までは私は、不参加だったけど今回はノブリンからきてくれと頼まれたので参加
ノブリンは、毎年この旅行の途中まで電車で行って走っている。今回は北茨木~福島。ノブリンは日立で電車を降りて、約30kmの磯原まで走ったようだ
私は、EKトライアスロン大会のお手伝いをしてから、そのまま一人で電車で磯原まで向かった。磯原温泉、野口雨情の里だ。「雨情の里トライアスロン」ってあったような気がする。温泉旅館で待ち合わせで、夕食の時間には間に合った
翌日の朝、5時30分頃から国道6号をいわき方面に走った。暗いのに交通量が多く怖かった。トイレが困る。コンビニがない。やっと見つけてほっとした。磯原は東京から166kmだ。国道に表示してあったので、171km地点まで走って、道を少しそれてから折り返し
皆さんが乗ってきたバスで移動。もちろんバスの中は飲み放題。いわき市の国宝 願成寺 白水阿弥陀堂に行く。私は初めてだったけど、ノブリンは二十歳ぐらいのときにきたみたいでしきりに懐かしがっていた。850年前、平治の乱の頃の建物である。壁面の一部が残っていて感動的だ。住職さんのお話が面白かった。あの京都の修学旅行の名物住職さんのようだった
そこから福島県田村市のあぶくま洞に行った。ここも初めて行った。とても長い鍾乳洞で、70年~100年かけて1cm成長するという歴史の重さに感動
ノブリンの従兄弟とそのお嫁さん、その子どもも含めて17名。お嫁さんの中では一番若く、ペーペーだった

でも兄弟、従兄弟たちが仲が良いのは良い。羨ましい
実は旅行に行く前はノブリンとなんとなく気まづくなっていた。おうちに帰るのが嫌で、ご飯が作れなくなっていた。スーパーに行っても何を買ったらいいのか、何を作ったらいいのかわからなくなってぼーっとしていた。スーパーで泣きそうになっていた。普通に会話はできるようになっていたけど、ノブリンに触れられなかった。好き好きできなかった。キスができなかった
でもノブリンの従兄弟たちの中にいると、味方はノブリンだけだ(あ、もちろん比喩。気の合う好きな人たちももちろんいる)守ってくれるのはノブリンだけだ。EKトライアスロン大会が終わって、ひとりで電車を乗り継いで、タクシーを待って、やっと宿に着いてノブリンに会ったら、ほっとして涙が出た。なんとなく心細かったから。従兄弟会、行って良かったのかな