日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

10年で、やはり「チャングム」が1位

2011-06-20 01:37:19 | 韓国・見聞

韓国で公表されたテレビ視聴率調査(視聴率調査機関「TNmS」)
2001年から2011年5月まで、地上派テレビ局で放送された時代劇54作品のランキング(記事は朝鮮日報2011/06/18 )

2003年9月-2004年3月に放送された「大長今」テジャングム(MBC=文化放送。日本では「宮廷女官チャングムの誓い」)が平均視聴率41.6%で1位

2位はMBCの『朱蒙』チュモン(2006年5月~2007年3月)で平均視聴率は41.0%。
3位は平均視聴率37.3%を記録したKBS第1テレビの『太祖王建』(2000年4月~2002年2月)だった。

MBCの『善徳女王』(2009年5月~2009年12月・35.4%)、
SBSの『女人天下』(2001年2月~2002年7月・32.7%)が後に続いた。

ドラマ好き・韓国といわれるが、大河ドラマもやや視聴率は下がってきているようだ。それにしても「大長今・テジャングム」は前後と比べても「頂点」だったようだ。
日本で放映された他の「太王四神記」「ファン・ジニ」「チェオクの剣」(茶母)「イルジメ」など、そして今放映中の「イ・サン」「トンイ」は顔を出していない。

日本では2004年「冬のソナタ」ペヨンジュンから、次いで「チャングム」イヨンエ・李英愛とつながったNHKの韓国ドラマ放映、その人気沸騰。これは、あらためて「02サッカーワールドカップ」が開いた日韓・相手に目をきちんと向ける一連の現象だろう。ぼんやりした印象、思い込みを、メディアをつうじて、また往き来し見聞体験することによって大きく変えてきた。
「最近は、日本人のほうが何代王様だとか、詳しくなっていますね」
韓国人は驚いている。

たぶんSMAPなどのJポップタレントについて、アニメ、まんがについてよほどくわしい韓国人も韓国で増えているのだ。体感的な、具体的な日韓像が多くの人びとに生まれていっている。
「嫌韓」のもつ政治的・民族的な? 意図を超える現象と実態を韓流はもたらしていることは確かだ。(嫌韓流といって目を向けざるを得ない勢力になっている)


=「王と私」。オウドンも出てくるし、日々陰謀と策略、拷問、涙。王室、朝廷は血族、姻族ばかりかという様相がすごい(だからドラマ、シナリオ)。「王と妃」になるとやたら反省、後悔する王。南無観世音菩薩なる台詞にもおどろく。

その他日本では今ケーブル、BSデジタルなどで韓国時代ドラマ、現代物が目白押し。見過ぎると、出演者がかぶったりして混乱してくる。
時代ドラマでは、マーマ(ニム)、チョーナ、ナウリ?、テガム(大監)といった王宮、朝廷ことばもかじることになる。宮廷の役職名も毎度毎度でなじんで、「トンイ」では「ぬひ・」、「チャングム」でおぼえたのは「さんぐん(尚宮)」、「タモ」(茶母)「チュンイン」(中人)も知った。



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