本日、福岡中部法人会主催の「医療健康セミナー」に参加してきました。
「あなたの健康は会社の健康」がテーマで、
講師は福岡市医師会成人病センター副院長 三村 和郎 先生が
お話して下さいました
驚いたことに、三村先生はまずご自分が
“現在 悪性リンパ腫を患い治療後3年と2ヶ月経過”していることを告げられたのです。
自分が病気になる前となった後での心境の変化や、
患者さんの気持ちを思いやることの大切さなどを話され、
ユーモアなども挟んで「生活習慣病・糖尿病」に関して分かり易く
興味深いお話を聞かせて頂けました
生活習慣病といわれるメタボリックシンドローム(高血圧・肥満・高脂血症)は
現在、薬で全て対応ができるとの事ですが、
糖尿病はそうはいかない!と言われました
肥満は、おおまかに自分の身長―100=○○kgが上限だそうですが、
糖尿病の数値をはかるHbAIc(ヘモグロビンAIc)の正常は4.6%~5.6%
(熱で例えると平熱6.5度ぐらいで合併症を起こさない健康体)
これが8.0%以上だと、熱が40度として点滴の1本でも打ってもらわないといけない状態
らしくまた合併症を引き起こし大変なことになるようです
血糖値が高いと、脳梗塞・心筋梗塞・糖尿病から糖尿性網膜症で最悪は失明
また腎臓を痛めて透析と・・・なる経過を承認を頂いた患者さんのケースで説明頂き、
まさに生活習慣の不節制・食事を日頃から気を付けることが肝要のようです
最後に先生は、自分が悪性腫瘍と分かった時に残り5年間の時間と考え
(※完治と看做される期間が5年らしいです。)
やりたかったベストファイブを考えたそうです。
それが、入院前に企画していた本を書き上げる(慢性の糖尿病患者の心理・心の変化を書く)
仕事は続けよう。
家内を大事にしよう。(入院中の苦労に答えよう:月一回のデート!)
この経験を皆に伝えよう。
オープンカーに乗りたい!
で、すべて叶えているようなので聞いていて心が暖かくなりました
先生は、病気発生後1年間は、不安でおどおどしていたが、
時間軸がすぎて行きやっと自分の体験を皆に話せるようになったとも言われていましたが、
これからも多くの方へお話をして頂き、「健康な長寿国日本」を導いて頂けたらと思います
今日は良いお話を聞けて随分とためになりました。
皆様も健康には留意されて大切なお仕事に励まれて下さいませ