「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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サイコパス・パラダイス その3 ~サイコパスの見当違いの真剣さ~

2010年10月03日 13時24分10秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~
こんにちは。

サイコパスの中に、不倫する人達ってのが入らないかと考えると、入るのかもしれませんね。自分に都合の良い体裁しのぎとして、妻や子を持ち、取りつくろう為に、よき父を演じ、よき隣人を演じ、その癖、退屈しのぎに他の女性に触手を伸ばす男に、香りだつサイコパス。女ならいいが、博打に手を出したり、借金癖があったり、それだけならいいが、モラルハラスメントとして、パワーハラスメント、ドメスティックバイオレンス、様々な人間が、人格障害としてあげられていきます。

まぁ、最も、人格が「障害」と言うより、未熟である発想が多いです。幼稚で、いつまで経っても、「思い通りに行かないと、真っ赤になって地団太を踏む子供」と変わりがありません。けれど、このサイコパス、使い方を仕損じると、連続殺人鬼に変化したり、独裁者になったりします。

中小企業や零細企業のオーナーにも割と多いです。我が家の家人も、今でこそ、大きな病をし、死を乗り越えて来て、大分穏やかにはなりましたが、大きな病の寸前の時は、凄かったです。何でもかんでも、勝手にやっておきながら、尻拭いは、「長男である主人が音頭を取って、全て丸く「俺の思う通りに」収めてくれ」と言う人ではありました。姑もそう言う所があり、私は長男教と呼んではおりますが、長男とか次男とか三男とか関係ないといつも言う癖に、最後の最後には、「やはり長男たるもの、親の尻拭いをして当然。」と考える癖が、未だに多少あります。

時々、三男のお嫁さんが、「朋さんばかり褒められる」と直に申しますが、正直、「その褒められる代償として、長男教はあまりに荷が重い」と感じる事はあります。ですから、褒められているとは、私は、全く感じた事もないです。けれど、家人は、エピファニーイベントが起き、人生観をドラスティックに変えねばならない事を乗り越える事となり、乗り越えた後は、普通のどこにでもいるお父さんとなって、以前のような凄まじい要求事はあまり申さなくなりました。それ以上に、自制心を養い、あっぱれなまでの「孫に慕われるお祖父ちゃん」として成長しつつあります。

ちなみに、私の父は、エピファニーイベントとして、どんどん癌の手術にて超えた人ですが、最後まで、長男教であり、最後までその怒りが収まる事はありませんでした。最後まで、「俺は怒っている」と言う人でした。

この、エピファニーイベントというのは、多かれ少なかれ、「臨死体験」と呼ばれるモノです。自分が健康であって、我儘を言い通して、それが通って当たり前だと思いこんできた人が、完全な挫折感を感じるイベントが、エピファニーイベントと呼ばれるモノです。完全な挫折感の元に、足掻こうとしても足掻けず、思い通りにならない事を身を持って知る訳です。

世の中、霊能者で臨死体験を誇る人が多いですが、んなの、大した事でもないです。病院に行けば、エピファニーに出あって、混乱し、死に物狂いな人は多いです。実際、病院に心不全で担ぎ込まれ、命を取り留めたものの、昏睡状態が長く、実際に、治っても、未だ混乱し、点滴を自分で引きちぎり、尿のバルーンカテーテルを自分でひきぬく人もいます。そうなると、今度は、凄まじいモノです。怒りで我を忘れ、一日中、ベッドの中で硬直して怒っている人等結構いるもんです。ただ、その代わりとして、少々ボケが進んで精神病院に送られる人も多いです。

さて、そのような現実の中、悩みを相談に来るサイコパスの悩みなど、実際に自害他害を我関せずとして行う人より、まだ、相対的にましだと思います。けれど、実際、ストーカーなどの行為をする人もいます。現実より、妄想を優先させる癖が多いサイコパスは、自分に同情してもらいたがります。その同情してくれる人の、情けさえ「自分の利己主義にどう使えるか。」計算しているのがサイコパスです。

さて、サイコパスが他人にとってやりきれないのは、絶対に人の意見を受け入れない所にあります。どんなにいさめても、彼らが人の意見を受け入れる時と言うのは、自分がターゲットにしている相手をどううまく陥れられるかという、自分が固執していたアイディアよりも、更に上手に嵌められるアイディアを貰った時です。超自己主義ですから、脳内に、「自分は皆に快適にしてもらって当然」という考えがあります。ですから、自分がどうしようもない場面に陥っても、自分がそれを努力して払しょくするのではなく、人がやってくれて当然だと考えています。

離婚体質が、ではサイコパスかと言うと、私は違うと思います。けれど、ドメスティックバイオレンスで一旦別れた人程、慎重になるのですが、どういう訳か、2回目の結婚においてドメスティックバイオレンスの人を選ぶ傾向があります。共依存体質と言うのですが、どうしても自分の中の世話焼き体質が、その選択をしてしまう事となります。DVを振るう人は、ハネムーン期以外は、既に周りに傷ついて、不満を溜め始めています。

そんなに傷つきやすいのかと聞かれたら、このサイコパスの人達は、自分の思うようにいかない事を我慢する事がとても難しい人達です。それも、今思った事が、即ご提供されないと、どんどん不満を溜めていきます。不満が食事に走る時、生活習慣病となる三大疾病を抱え込む人も多いです。

実際、私も子供を持つまでは、全く周りの迷惑など顧みない自己主義であったと思います。現在もそうだと思います。けれど、私が霊能者として、人に子供を持つ事を勧めるのは、あなたが毒親からされた事を、あなた自身が毒親になって継承して行くのはたやすい事です。けれど、毒親にされた事を、自分なりに回避して、自分の願う理想の親像に、どう近づくのか、その為に、思うようにいかない時もあります。体を壊す事もあります。その、ジレンマ、理不尽に立ち向かい、自分の中の、インナーペアレンツとインナーチルドレンを癒すのに、実はもってこいだからです。

子育て程理不尽なモノはなく、また、鬱になった事のない女性は、子育てを通して鬱になりやすいです。それ程、子育てと言うモノは、自分の魂を磨き、自分が成長していくのにかけがえのないモノなのです。子育てが出来ない女性も男性も悪いとは申しません。そういう方には、それ相当ふさわしい、それなりの修業の場は必ず現れてきます。けれど、どんな動物も、悩んで子育てをしています。

さて、毒親になってしまった自分の親や、自分の周り、そして、自分の亭主や女房をどうしていったらいいのか。あと一回、サイコパスが周りに巻き散らかす弊害を述べて、そして、その後、対策を考えていきたいと思います。



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2 Comments

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ナチスのヒトラー (うき)
2010-12-19 02:40:58
歴史上の人物でサイコパスは、ナチスのヒトラーがありますよね…彼は人を操る名手で女性にものすごく人気があったとのこと。たくさん愛人がいて、なぜかみんな自殺を自らして死んだ人が多いそうです。彼が徹底して人を操るから、苦しくなって死ぬことで自由になりたかったのかもしれません。(欧州ではキリスト教が主な宗教なので自殺は宗教上タブーなのです。宗教上のタブーを冒してまで、自殺するということはよっぽど苦しかったのでしょう…)サイコパスの周辺は自殺者がなぜか多発しますよね。不倫相手もものすごく不幸だ
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コメントありがとう ()
2010-12-19 15:43:15
うきさま

ヒトラーは典型的な例ですね。サイコパスの周辺は、「サイコパスには、倫理観や、情けなどが微塵に感じられない」為に、悲観して逆にご自分の具合が悪くなる方も、自殺される方も多いです。

まぁ、サイコパス。一杯いますよ。自分がサイコパスじゃないって言う人も、かなりなサイコパスっぷりで、世の中、分からないですね。

ありがとう
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