たばこ1箱1000円

自民党の中川氏らの呼びかけで，民主党を含めた超党派の国会議員が，たばこ税の引き上げを目指した議員連盟を発足させました．

たばこの大幅値上げについては，いろいろ意見があり，反対意見としては，「喫煙者への差別だ」というのもあります．

たばこ産業の意見としては，もちろん断固反対で，「合法的な嗜好品であり，愛好者が多くいる中で，軽々しく値上げだとか増税だとか言うべきではない」と．禁煙派にも，反対意見はあります．

いろいろ意見はありますが，私は大いに賛成．その理由は
1．愛煙家（＝　ニコチン依存患者）の一部は，たばこの値段が上がろうが，依存が強ければ買ってしまう可能性が高いのですが，大部分は購入を控えると思われます．ある製薬会社の喫煙者へのアンケートでは，たばこ1箱1000円では8割の人が「禁煙する」と答えたという．喫煙者が減るということは，受動喫煙も減ることになります．
2．たばこが買いにくくなり，若い人の喫煙が減る．
3．税収増しになるかも知れない．（税収に関してはどちらでもよい．あくまで受動喫煙を含めた健康被害のことが重要ですので）


以上，理由を書きましたが，そもそも，自分も他人も不健康にし，依存性も強いものが堂々と売られていること自体不思議．

秘密のケンミンSHOW - - 誤解を与える番組

この大阪読売テレビ制作の全国ネット「秘密のケンミンSHOW」は時々見ますが，率直な感想として，「よく平気でこのような番組を放送できるな」と思っています．

県内の一部のことを，県全体のように放送し，誇張が大きすぎる．

以前，滋賀県についての放送があり，サラダパン（たくわんをマヨネーズであえたものをパンにはさんだもの），魚肉ソーセージのサンドウィッチなど紹介され，滋賀県の人は皆知っているような内容でしたが，滋賀県に30年以上住んでいる私は見たことも聞いたこともありません．

それから，「大阪の人は，モーツァルトの曲と言えば　カニ道楽」という放送もありましたが，他の都道府県の人で，まともに受け取る人がいるとなると問題です．

「大阪のおばちゃん」も視聴率を意識してか，意図的にことさら誇張して取り上げられています．大阪のおばちゃんは，あのような人ばかりと思われては，これも大問題です．

そこで，実際番組で取り上げられた県の住民の意見をネットで調べますと，やはり困惑，激怒している人が多いようです．

「秘密のケンミンSHOW　　やらせ」で検索すると，たくさん出てきます．

バラエティ番組とはいうものの，真剣に見ている人も多いかと思います．
誤った認識を与えるこのような番組．何とかならないかな．

ガソリン税暫定税率復活

（4月30日夜11時過ぎの賑わうガソリンスタンド
ーーーこの後，1時間以内に閉店となりました）

ガソリン税暫定税率復活となりました．また元に戻った分けですが，私はこれで良かったと思っています．

私の場合，自動車での通勤途中にいくつかトンネルがありますが，時々トンネルの入り口部から渋滞します．渋滞緩和の目的と思いますが，平行して2つのトンネルが建設中だったのですが，このところ工事はストップしています．おそらく，財源の目処が立たず，そうなっているのでしょう．必要なところにはお金を使っていただきたい．

一般的にはあまり知られていないかも知れませんが，先進国の中では日本のガソリン価格は安い．以前，先進国のガソリン価格が紹介されているのをテレビで見たことがありますが，アメリカ以外では，もっとも安かった（各国で物価水準が違うので単純には比較出来ませんが）．

ガソリン税暫定税率復活の税の増収分については，一般財源化して，道路事業を含め，本当に必要なところに使えばいい．

民主党などは，一般国民受けも狙ってか，「道路特定財源の暫定税率廃止」を叫んでいますが，どうも反対反対ばかりで，廃止した場合の不足した税収について，具体的な財源の確保の方法が分かりにくい．

神奈川県の公共的施設たばこ禁止条例ーー全国初の画期的条例となるか

神奈川県は今月15日，「公共的施設禁煙条例」案を明らかにしました．

松沢神奈川県知事は，「タバコ対策はがんの予防に欠かせない．他人のタバコの煙を吸わないよう，非喫煙者を守ることが必要であり，神奈川県が国をリードして，先進的な禁煙条例をつくりたい」と．

この条例は居酒屋，パチンコ店，ホテル，喫茶店などを含む不特定多数が利用する県内の全ての施設を禁煙にするというもので，成立すれば，全国初の画期的な条例となります．

私はこの条例に大賛成．公共の場でたばこを吸うということは，同じ場所にいる人に健康被害を与えるという「加害行為」．マナーに訴えるどころの話しではありません．

是非，たばこ業界などの反対を押し切ってこのすばらしい条例が施行され，ニコチン中毒患者，受動喫煙被害が減ることを期待します．

薬害肝炎ーー原告，マスコミに違和感（PART 2)

薬害肝炎救済法が成立しました．これで最低でも1200万円支払われる「一律救済」ということになりますが，いち納税者としては残念でなりません．

血液製剤は命を助けるために，必要があって使用されています．30年，40年以上も前は，Ｃ型肝炎ウイルスの存在は全く分かっていませんでした．

その当時血液製剤を投与され，その後肝炎を発症しても，それはお気の毒ではありますが「不可抗力」．誰にも責任はありません．

原告団はその「不可抗力」の部分も税金を使って救済せよと言っていますが，これが認められました．今後，大変なことになる可能性があります．

現在未知のウイルス感染症で，将来，医学が進歩してそのウイルスが確認された場合，「全員過去にさかのぼって救済せよ」ということになり，その救済に莫大な費用を要するかも知れません．ウイルス感染だけではなく，薬の副作用についても同様の問題が発生する可能性があります．新薬の承認が難しくなり，今後新しい薬を作れなくなります．

原告団がお金を得るため必死なのは理解出来ますが，マスコミ，コメンテーターなどは，どこまで深く考えて「一律救済」と言っているのか分かりません．軽々しく「一律救済」を言うべきではないと思います．

薬害肝炎ーー原告，マスコミに違和感

薬害肝炎問題で，福田首相は期間を限定した救済案を提示し，私からみれば，その案が一番妥当なところかなと思っていました．

税金の大盤振る舞いによる全員一律救済ではなく，国の罪を認め，病気になった人への配慮もして，精一杯の救済案と思います．

しかし，原告はそれに納得せず，マスコミも原告を後押し，ついに福田首相は全員一律救済を表明しました．

われわれの貴重な税金を使って，Ｃ型肝炎の存在も分かっていなかった大昔の事案も含めて，全員一律救済を要求する原告．

マスコミはそのような原告を批判することは一切なく，政府の批判ばかり．登場するコメンテーター，司会者も政府，福田首相への批判のくり返し．違った意見を言うと，その後が怖いのでしょうか．余りにも原告側に偏った報道ばかり．

今回の首相の表明で，全員一律救済になりそうです．原告，マスコミによる攻勢，それに踊らされた世論により，首相も一律救済の指示を出さざるを得なくなったと考えられます．全員一律救済となると，40年以上も前のものも対象になります．

C型肝炎の存在が分かっていなかった当時，血液製剤が投与され，C型肝炎ウイルスの感染が起こったのは「不可抗力」です．

命を助けるために血液製剤が投与されました．マスコミは，フィブリノーゲンを投与されて命が助かった人のことにはほとんど触れません．泣きながら会見を行なっている原告団の様子を繰り返し放送しています．何か事があると，一方的な報道になってしまう．

私と同意見の人も多数いますが，マスコミの表に出ません（出られません）．

国民はよほど慎重に考えないと，マスコミによりとんでもない方向に向かってしまうかも知れません．今や第一権力者となったマスコミには感情的にならず，理性を持っていただきたい．

大食いギャルーーあやしい

最近では大食いを扱った番組が時々見られます．たいせつな食物を粗末にするという点で，このような番組は好ましくない．

テレビにたびたび出演しているある若いギャルは信じられない位の量を一度に食べていますが，ほんとうに我々が言う「食事」をしているのでしょうか．

以前，大食い大会で，参加者に造影剤も一緒に飲んでもらって調べた人がいますが，確かに，食べた直後は皆，胃の中に造影剤が写っていましたが，少し時間をあけて再び検査をしたら，ほとんどの人から造影剤が消えていたという．

大食い大会の直後，トイレに行く人が多いというが，おそらく食べたものを吐いているものと思われます．

テレビにたびたび出ている大食いギャルも，大食い大会の後，よくトイレに行くという．きちんと調べてほしいですね（造影剤も混ぜて食べてもらい，その造影剤の動きを調べるとはっきり分かります）．

「疑わしきは罰せず」

女性暴行で逮捕された男性は，実は誤認逮捕，服役後に無実と判明．
実にやるせないニュースです．

冤罪はあってはならないこと．今回，冤罪で刑務所に入った柳原さんならびにその家族は非常に大きな苦痛を強いられました．
しかし，取り返しのつかないその苦痛を与えた，警察，検察，裁判所側が「業務上過失」として犯罪者扱いされないというのは不思議です．「裁量権」の範囲内ということなのでしょうか．
明らかにミスを犯して，人を傷つけているのですがーー．　

冤罪が明らかになった場合，警察，検察，裁判所側の猛省だけではすまされません．関係者に対するきびしい処分が必要ではないでしょうか．無実の人を強制的に刑務所に送った罪は大きい．

「疑わしきは罰せず」を徹底していれば，こういうことは起こらなかったと思います．



（10月10日15時31分配信の時事通信より）
女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され，実刑判決を受け服役後に無実と判明した柳原浩さん（40）の再審判決公判が10日，富山地裁高岡支部で開かれ，藤田敏裁判長は「被告人が犯人でないことは明らか」と述べ無罪を言い渡した．
検察側は控訴しないことを決め，逮捕から5年半かかって柳原さんの無罪が確定した．
藤田裁判長は，再審公判に提出された大津英一被告（52）＝公判中＝の調書や，事件現場に残された足跡に関する資料などの証拠から，柳原さんが起訴された2事件について「各犯行の真犯人は大津被告と認められる」と認定した．
さらに，犯行時刻に柳原さんが自宅で電話をかけていたことを示す通信記録などから，アリバイが成立するとして，犯行を自白した柳原さんの供述調書は「信用性がないことは明らか」とした．

がん5年生存率公表ーー全く無意味

全国がんセンター協議会は今月4日，加盟施設の胃がん，肺がん，大腸がん，乳がんの5年生存率を公表しました．このうち同意が得られた15施設については，施設名を公表．
患者の要望が強いことや，全国の実態把握が目的という．

発表の内容を見ますと，各施設間でがんの進行度にかなりのばらつきがあります．これでは，ランク付けしても無意味．

例えば，早期の胃がんなどは，どこで手術しても，5年以上生存します．最低限，がんの進行度をそろえて分析すべきと思います．（これでも不十分ですが）

がん5年生存率のランクを付けて，施設名を公表しますと，一般の人はランクの上位の病院が「優れた病院」と勘違いしてしまいます．

がん患者はそれぞれ，がんの進行度以外にも，年齢，合併症（糖尿病，肝硬変，肺炎，心臓病ーー）など，いろいろのファクターがあります．

今回はがん5年生存率の公表ですが，5年以内にがんではなくて，肺炎や心臓病，脳血管障害などで死亡した人はどのように扱っているのでしょうか．高齢者では，がんではなくて他病死する人も多いと思いますが．

このような発表が続き，一般の人が重視するようになると，各病院は「進んだがんの人は受け付けない，早期のがんでも合併症のある人はお断り，高齢者もダメ」というふうになっていくと思われます．
マスコミもこのような，全く無意味なあるいは悪影響のある発表は慎重に取り扱って欲しい．

中国でもタバコ広告が全面禁止

中国タバコ規制協会の許桂華（シュー・グイホア）会長は，中国国内におけるタバコ広告・販売促進活動を2011年7月1日より全面的に禁止することを明らかにしました．

喫煙大国といわれる中国でも禁煙活動が本格化することになります．

各国のタバコ規制状況(表)

一方，日本に目を向けますと，政府の認識不足，国民の意識の低さ，JTの圧力等があるのか，なかなか禁煙活動が進みません．

タレントのさんまは，番組収録中，ゲストの前で，平気で喫煙しています．テレビ局から注意はあるのでしょうか．テレビを見ている若い人への影響，間接喫煙被害の問題もありますので，すぐに番組中の喫煙をやめさせるべきと思います．

中部学院大学と同短期大学部は全国的にみても禁煙を徹底している大学で，これらの学校では，入学者全員に構内や周辺での「禁煙誓約書」を提出させ，教職員も全員禁煙としています．

禁煙は学校の敷地内だけでなく，周辺100メートルの範囲としています

男女共学でこれほど禁煙を徹底しているのはめずらしいそうだ．拍手を送りたい．他の学校も是非見習って欲しい．

10か月では格好が悪いーー参院選

参院選が終わりました．多くの人と同じように私も自民党の敗北を予想していましたが，ここまでの惨敗にはびっくり．

今回の選挙で民主党が大躍進しましたが，国民は民主党に進んで投票したというよりも，自民党があまりにひどいので，「今回は民主党」ということになったと思います．

つまり，国民は今の政権に「No!」を突きつけたわけですが，安倍総理は辞任しないという．

今回，自民党の大物議員で落選となった人も少なからずいます．安倍総理にとって，そういった人のことを考えるとつらいでしょうが，一方総理大臣になって1年ももたずに退陣となれば，「非常に格好が悪い」．ーーあと2ヶ月足らずで1年になります．

本来ならば当然即刻退陣すべきでありますが，よく考えて見ますと，もし私が総理の立場であれば，わが身がかわいいので，辞めないかも知れません．

自民党のことよりも，やはり自分自身が大切．「10か月では格好が悪い．なんとしても1年以上は持ち堪えたい」と思うのも自然か．

ディズニー映画「たばこ追放」

昨日朝(7月27日)，みのもんたの番組の中，ニュースのコーナーで知ったのですが，ウォルトディズニーは今後製作するディズニー映画に喫煙シーンを登場させないと．

喫煙の害は明白であるので，ディズニーに拍手を送りたい．

ただ，このみのもんたの番組はJTもスポンサーになっているので，このニュースに関しては，みのもんたからのコメントは，なし．首をかしげるだけでした．ーーーJTに配慮してか．

たばこの害については，今さら言うまでもありませんが，特に問題なのは，たばこの「依存性」と「他の人の健康も害する」という点．喫煙を始めると止められない．

JTは言う，「たばこは合法な嗜好品であり、喫煙するかしないかは、適切なリスク情報を承知した成人個々人が、自らの健康に与える影響を勘案しつつ、自らの嗜好・健康観等に基づいてそれぞれが判断すべきものである」と．

しかし，明らかにたばこは嗜好品というより，麻薬のようなものであります．何故たばこが合法的に売られているのか，いつも不思議に思っています．

喫煙者を減らすには，「映画の中でのタバコを吸うシーンをなくす」のも良いことではありますが，最も有効な方法は，たばこの価格を上げることではないでしょうか．

依存に陥っている人にたばこの害について言っても無駄．直接的に本人に影響のある価格を上げるのが一番．

ある調査によると，1箱700円以上にしたら，多くの人が喫煙を止めるという．（すでに高度のたばこ依存になっている人はそれでも買うでしょうが）

松岡農水相自殺ーー日本のマスコミについて

本日午後2時過ぎ，自殺を図った松岡農水相の死亡が確認されました．ーー松岡農水相をめぐるこれまでの報道の在り方にも問題があったのでは．　

日本のマスコミについて考えてみますと
大衆受けを狙ってのことでしょうけれども，東国原知事関連の報道はすごかった．今でもしつこく東国原知事の報道がされています．その他にも視聴率稼ぎ，大衆受け狙いの執拗な報道は度々あります．そこまでしないとマスコミ関係者の生活に支障が生じるのかな．東京偏重の報道も相変わらず．其れはそれとして，マスコミの問題点について少し列挙してみますと，　

１．まだ有罪が確定していなくて，容疑者の段階で，顔写真，実名を報道してしまう．マスコミ関係者は報道される側の気持ちを少しでも考えているのかな．実名を報道された容疑者の無罪が確定しても，マスコミは損害賠償はしないし，全く謝罪もしない．

２．患者と病院との間にトラブルがあり，患者側がその病院を訴えたときに，判決が下されていない段階でその病院名を報道してしまう．病院名を出されてしまうと，結果的に病院側の無罪となっても，訴えられた病院にとっては少なからずダメージを受けます．　

３．正義の味方よろしく，容疑者，犯罪者を徹底的に追い込む．少しでも悪いことをすれば，「極悪人」扱い傾向であります．テレビ等見ていて「この人，こんなにマスコミに追及されて，自殺しないかな」と思うことが時々あります．実際，行き過ぎた報道，追及で自殺した人は多々あります．　松岡農水相もマスコミの攻撃に耐え切れなかったか．

このようにマスコミの問題点については，いろいろ考えられるのですが，一番の問題点は，マスコミが第一権力者になってしまっていて，このマスコミによって国民が踊らされるということ．

マスコミが暴走すれば，国も暴走してしまうという心配が常にあります．現状ではマスコミのしたい放題（例えば子供の自殺報道など）．偏った報道も多い．

前の投稿でも書きましたが，何らかの形でマスコミへの規制介入が必要ではないでしょうか（マスコミを監視する公正な機関を設けて）．

マスコミについては，もちろん「あっぱれ」をあげたいこともあります．一例としては，阪神大震災の時の見事な報道規制．この時の報道規制により，さらなる大混乱は防げたと思います．

麻酔医も書類送検

まず,問題となった外科手術事故．
国立がんセンター中央病院で2002年8月，子宮がん治療のため子宮の摘出手術を受けた主婦（当時４７歳）が大量出血により翌日死亡した外科手術事故．

麻酔医も，出血を知りながら手術をやめさせるなどの措置をしなかった疑いがあるということで，書類送検されました．

まだ，書類送検の段階なので，この先どうなるか分かりませんが，もし，検察から麻酔医も起訴されるとなると，これは一大事．（執刀医が起訴されても一大事ですが）

警察，検察などは実際の手術現場をよく知っているのでしょうか．術中，出血が持続すれば，もちろん執刀医，助手は止血処置を全力で行います．一般的に開腹手術の場合，全身麻酔を行っている麻酔医のところから術野は見えにくい．

手術の内容，手技的なことについては，麻酔医は素人．麻酔医の出る幕はありません．血圧の変動等については伝えることはできますが，「手術をやめさせる措置をする」というのは到底無理．

これで麻酔医まで起訴されたら大変．（執刀医も麻酔医も起訴されないとは思いますが）
この事案も今後，福島県立大野病院(大熊町)で起きた医療事故裁判同様，注目されます．

2008年サミット

来年のサミット会場が決まりました．

私は大阪あるいは京都，ひょっとして横浜もあり得るかなと考えていましたので，びっくりしました．関西はサミットの誘致に向け2年前より準備をしてきました．

北海道が名乗りを上げたのは，ごく最近（先月）．目の前の餌をハイエナに突然横取りされたような感覚であります．どうして？と思ってしまいますが，結局，テロを恐れて警備を最優先したのでしょうか．

大阪の大田知事の会見放送を見ましたが，大田知事も納得がいかない模様．私も大阪城あるは京都迎賓館でのサミットを期待していました．まさか北海道とは．

なぜ交通の便が非常に悪い北海道洞爺湖町が選ばれたのか，疑問が残ります．（関係者の内，多くの人が宿泊するのは洞爺湖町から2時間の札幌市内という）