3月の行った「ブルトレ大幅削減」も記憶に新しいところに、
今度もまた悲しいリリースが…
「道内夜行特急運転終了のお知らせ」
愛してやまなく、且つ北海道への旅では「宿代わり」に活用していた、
道内3大夜行「まりも」「利尻」「オホーツク9,10号」がついに完全廃止に…
利尻、オホーツクが一昨年季節列車化され、去年はまりもまでもが季節化…
思い立ったらすぐ乗れなくなり寂しいなぁ…と思っていたところにこのリリース…
しかし「利用者の減少のため」とあるようにワタクシめが乗ったときもいつもガラガラ、、、だいだい「座席」を利用していたのですが最近は自分の齢も考え「寝台」利用していました。
寝台券も車内でいつも買っていたほどガラガラ…
もちろんいつも下段で下車時に使われてない浴衣、リネン類が沢山寝台に残っているのも目につきました。
そして使用されている14系寝台車の老朽化も…
閑散期の稚内に到着。
下車してすぐなのにもうお客さんが総て降りてしまって無人のホーム。
宗谷本線最北端、抜海~南稚内間で見られた「朝日を浴びた赤く染まる利尻富士」、
浴衣姿で寝ぼけ眼なワタクシをぱっちり眼を覚まさせるような光景はもう記憶でしか振り返ることしか出来ないのですね…
ワタクシにとって初渡道以来20年以上愛用していた列車が全滅してしまうのは3月の改正以上に「寂しい」…
利尻や礼文島へ行ったり知床を周遊するのに、非常に便利な列車でしたが、ここ数年は夏のピーク時でも間違いなく指定席が取れていましたから、危ないなとは思っていましたがいざなくなるとなると、やっぱり困りますねぇ・・・
ちなみに7月に礼文島に行こうかと思っていますが、夜行バスに乗るか、昼行で移動して稚内で余分に一泊するか迷うところです。(飛行機は帰りのお楽しみにとってあるので、行きの選択肢には入れていません)
という「分野」が相次ぐ廃線によって「三大夜行」がなくなってしまったのが実際のところ?
一般の観光客、すなわち「観光」はバスやレンタカーで行くのが今の北海道の現状なのは明白…
特に「(はなたび)利尻」なんて利尻、礼文島観光へ行くのに最適なのに実際使われない…
バスなら2人で済むけど鉄道だと多分その20倍くらいの「人件費」が嵩んでしまうとなると、
廃止も止むを得ないかなぁ…とも思う乗車率なのが「現実」なので…
でも「愛して止まない」三大夜行、
消え去るのは本当にワタクシにとって痛恨な出来事です…