列車乗車記シリーズもお久しぶりです。
(写真の編集が大変、、、)
さて本題ですが宗谷本線の「日本最北端、稚内」までを往く各駅停車…
皆さんどんな感じだと思いますか?
ワタクシ自身、「稚内」という土地に幼少時から憧れ、
今から22年前の夏、15歳での初渡道でも今はなき急行「天北」に乗り、
「稚内」を目指しました。
それから鉄道以外でも「ボビンBX号」で稚内に訪れ、
なんだかんだで10回位は訪れてる…
ちょっと他の道内の地方都市と比較しても異常なくらい行っている稚内の地。
「最北端」という言葉に惹かれているのです。
でも行くのは便利な札幌からの直通急行やその後格上げした特急である、
「スーパー宗谷」「サロベツ」前述した「天北」そして先頃季節化されてしまった夜行の「利尻」ばかり…
今回は「偶然」でもあるのですが、各駅停車で行ける。
…というのは羽田から朝イチに乗っても札幌8:30発「スーパー宗谷1号」には間に合わない。
かといって昼の12:37発「サロベツ」を待ってもいいのですが、
それよりも「スーパーカムイ」、旭川で「快速なよろ」と乗り継いで,
この本題である4329Dに乗れば1時間以上も稚内にたどり着ける。
最果ての各駅停車に4時間近く揺られるのも良いなぁとも思い決行するに至りました。(前置きが長い、、、)
さて名寄12:47発、
お供の車両は不肖ワタクシの中で10指に入る大好きなキハ54-500です。
道北と道東でしか見られないクルマ、いつも凛々しいお姿です。
乗車率は…15人くらい、、、
これが過疎というか沿線人口がほぼ無地帯の上、この日は土曜日「上客である」学生も皆無です。
そして沿線各市町の広報なんかも車内で配布しています。
この後「とんでもない」現実も、、、
「各駅停車」なので総ての駅に止まりますが駅の間隔が長いので10分に1度くらい、
それよりもだんだん吹雪いてきて…
着雪は空気抵抗上後ろに溜まり交換したキハ54の後部も凄い形相に!!!
そしてだんだん乗客も減っていきます。
かつての車掌車ヨ5000などを改装した駅舎が多い。
仮乗降場(死語)だったと思われる駅はホームは1両の半分しかない…
かつて天北線とのジャンクションだった音威子府。
駅そばが有名なんだけれど、停車時間の都合上食べられず、、、(涙、他駅の停車時間短くしろよ)。
それでもこの雪の中買ってきた人もいるようでした。
その音威子府から3駅めの天塩中川で、、、
乗客が私たち以外ついにゼロに!!!
500PSを誇るDMF13HS×2も運転士込み3人だけのために(涙)。
でも正直「来て良かった、乗って良かった!!!」。
これぞ「最北端への醍醐味」です。(JR北海道には26000ccツインターボを2人だけに使うのは申し訳ないけど)。
そして外はさらに猛吹雪、、、(うまく撮れません、御免なさい)
雄信内(おのっぷない)で雪煙を立て疾走するキハ183特急「サロベツ」と交換。
物凄く男前!格好良くて鳥肌(単に寒いだけ?)立ったけど写真はイマイチ、、、(泣)
幌延に到着、ここから4333Dと名を変えます。
交換するキハ54も凄い形相!
そして待望の乗客も!
幌延もかつての羽幌線との接続駅、
北海道、初めて来たときよりも路線の減少が激しく少し感傷的に…
雪も少し小降りになり稚内到着!!
記念写真おばww
キハ54ー508最後までありがとう!!
「最北端」稚内駅です。
宗谷本線自体、天塩川に沿って走る雄大な景色が大好きです!!!
護岸工事とは無縁の天塩川、三日月湖も多く見られます。
おカネも時間もそこそこ掛かるし、特に冬は「時間を余裕」を持っていかないと運休とかにもなるし…
現にこの日は私らが乗った飛行機が千歳についた後、重大インシデンドが、、、
(千歳で日航502便が着陸機がいる状態で滑走路に進入、離陸を開始し、管制塔の指示で停止した日。。。だから飛行機怖い)
誰にでも、とは言えないのですが、このブログ読んで共感できた数少ない方は行ってみては?
ちなみにJR北海道さん、東京在住の夫婦にはバカ安バーゲンフリー切符があるのです!!
行きのフライトさえ安くあげちゃえば本当に安い!!!
ちなみにねこさわ家はエアドゥで一人1マソ位です。(スカイマークの737NGが苦手なので、、、)
このフリー切符で今回の北海道行も倍くらいモトをとっています!!(北斗星のデュエットも乗れちゃいます。)
とくさん、如何ですか???
皆さんも長乗りし一杯やるなら、、、ってそんな人は「奇特」ですね。。。