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猫なで声

2004-10-04 | ねこのきもち
ねこの声はよく女の人に置き換えられる。

高音でなんとなく優しいげ、そして可愛い声だから・・・と思いたい(笑)

が、実際は甘えとか媚を強調する時にしか使われない(* v v)

でも実物のねこの声は甘える時だけじゃなく、

人間の赤ちゃんと同じで、色んな感情をちゃーんと表してくれる。

それどころかしゃべってる(*^▽^*)







一番分かり易いのがやっぱりご飯時。

うちでは朝晩の二回あげてるのだけど、判で押したように決まった時間に鳴きだす。

朝なんてそれこそ目覚まし時計より正確。

寝室のドアの前で催促のシュプレヒコール。

それでも起きて行かないと、ドアを掻きまくる (ノックのつもりんだろうな(笑)







それからご飯を出すまで二匹で大合唱♪

それがまた可愛くて、キャットフードの入ったお皿をなかなか置かないでいると、

「みゃっ、みゃっ、」と短めの可愛い声だったのが、「うぅぅ~(ここかなりためる)

にゃぁぁぁぁぁ!(ここ口裂けるくらい三角)」と抗議の声に変わる。

あぁごめんね、だって可愛いんだもん(にへらにへら)







寝ているとこを起こした時も可愛い(ひどいな私)

名前呼んで頬擦りすると、かすれた小さな声で「に・・ゃ・・」

声にならない時も口だけは「にゃ」の形。

眠い筈のに一生懸命返事をしてくれる。

あぁなんていじらしい!(いいのネコバカと言われても)







お気に入りの場所を確保したい時もよく鳴く。

それはもう声というより、話してるに近い。

カウチに私がいると、他にどんなにスペースが

空いていようとも、必ず決まったとこに行来たがる。

最初は甘えたように「にゃにゃ」と鳴いて擦り寄ってくるけど、それでもどかないと頭突き攻撃。

それからかなり強気で鳴いて(言って)くる。

「うぅぅ(うつむき加減で)、うにゃっにゃっにゃっ(早口)」 訳:「はよ、どかんかい!」

ハーイ譲ります、ごめんなさい(^^;o)







ベッドで寝るのも大好きだけど、あまり寝室には入れないようにしている。

だってねこってゲロ多いんだもん(笑)

一緒に居れる時以外は入れたくないが、それでも諦めてくれない時、

あまりにも必死で鳴くしやってることに集中できなくなるので、仕方なく寝室を開ける。

しばらくは大人しくなる・・・が、また足元に戻ってくる。

「なに? どうしたの、開けてあげたでしょ」

「うにゃっ、うにゃっ、うみゃみゃーん」

何かを懸命に訴える。

そして寝室のドアの方向に少し進んでは振り返る、で、また訴える。







(・。・)・・(-_☆)・・*゜□゜)・・・

一緒に寝て欲しいんだ!!!

もう私、完全にノックアウト。

この可愛いさに誰が抗うことができようか。

添寝のお陰で、また夜遅くにやり残したことをする私。

可愛いすぎるって罪だわ・・・。







ところで「猫なで声」って、考えたらどういう意味か分からない。

色々調べてみたら説が二つに分かれる。

“猫が撫でられた時の甘えた声”

“猫を撫でる時の人の甘い声”

「なで」は「撫でる」だったのか!?(゜~゜)

由来は知らずとも、これまでねこの声のことと疑わなかったが、今は後者が正しい気がする。

だってねこって撫でられてもあま~い声なんて出さない。

ゴロゴロは言うけど、あれってどちらかというと可愛いくない(笑)

それに前者だとしたら“猫なでられ声”じゃないだろうか?

大したことじゃないけど気になってきたなぁ(-o-)



天敵現る

2004-10-04 | アメリカどんなんこんなん
一目惚れというのが存在するなら、

一目で嫌いになる瞬間もあるのだろう。

嫌いというのはまだ対等かもしれない。

その時のそれは、私は、そうまるで蛇に睨まれたカエ…小鳥だった(可愛いすぎ?(笑)







アメリカ人はデカい。

分かりきったことだが、実際にそれに取り囲まれるとかなりの迫力だ。

そして身体もさながら、声も身振りもついでに態度もデカい。

小心者の私は、最初かなり怖かった。

別に何かされるわけではない(笑)

存在感に圧倒されるのだ。

だからここでは謙遜なんて美徳でもなんでもない。

そんなことしてたら、置いていかれる(笑)







こういう国なので、初めて仕事に行く日はそりゃぁ緊張した。

渡米三ヶ月のへなへな英語。

その間交流したのはほぼ身内のみ。

前の日から胃はキリキリ、殆ど眠れないまま出勤した。

心臓バクバクのくせに、意地だけ変に強い私は、

『ふん、外人がなんぼのもんじゃい!』と意気込んでった(笑)







だけど・・・みんな優しかった(>_<、)

気を使ってくれて、言葉が通じない時は身振り手振りで一生懸命に教えてくれる。

失敗しても笑い飛ばして、冗談言って解してくれる。

帰りにはハグをして、褒めて励まし元気にしてくれる。

どこの学校に行ってもそうだった。

(校内のカフェテリアでのアルバイト。ヘルプなので毎日違う学校に呼ばれる。全部で7校)

一週間もすると、私の心配は杞憂に終わった。







一ヶ月くらいしたある日、新しい学校を指定された。

すっかり緊張も解けてたきてた私は、最初は声も裏返ってた

『ハーイ、グッドモーニング』の挨拶も爽やかにそこへ入って行った。

しかし・・・あまり反応がない、なんだか暗い。

マネージャーだけが笑って、仕事の手順を話し始めた。

今までの学校だとみんなとても歓迎してくれたから、実は期待をしてたのかもしれない。

これまでとはちょっと違う空気に緊張を感じてた時、ソイツは現れた・・・。







170cmはある身長、長い手足、デカイ声、そして何より大きなブルーの目。

入ってくるなり、部外者とばかりに私を凝視した。

一瞬ビビった。

まだ言葉も交わしてないのに、一気にお互いへ何かが伝わったような感じがした。

マネージャーから今日は私につくように言われた彼女は開口一番、『はぁ?! 私が?!』と不機嫌に言い返した。

案の定仕事中も機嫌が悪く、私とは一切口も聞かず、何も教えてもくれない。

しかしそんな態度を取られたら、私も黙っていられない。

自分なりに仕事しようとする。

だけどそれも横から奪われる。

悔しいのが言葉で言われるならまだしも、目で負けてしまうのだ(┰_┰)

普段ならこんな時こそ意地が出る私なはずのに、

彼女の目に睨まれると固まって、怖くて何も言えなくなってしまう。

情けなさで泣きそうだった。







『なによメリッサなんて!何で睨むのよ!怖いじゃない! 

あんたなんてメリッサじゃなくてメデューサだメデューサ!! 

もうぉ、私が何したっていうのよぉぉぉ!』

帰りしなの車の中で一気に喚き散らした。

でもいいさ、私には他の学校があるもん。

別に毎日会うわけじゃないし。

この時は思いもしなかった。

天敵への道は始まっていたのだった (;・_・)