
2011年7月28日(木)~8月27日(土)までの1ケ月間、「動物取扱業の適正化」について、
環境省がパブリックコメント(国民の意見)を募集しています。
動物愛護法法案改正の賛否に、直接投票出来るのは、5年に一度だけだそうです。
ジュルのしっぽさん と あずきさん のところで、初めてこういうものの存在を知りました。
こんな風に直接、自分の一票が反映されるものがあるなんて驚きました。
そして貴重な、本当に稀な機会だと思ったので、掲載します。
投票するかは各々の考えと意志で。まずは知ること。
パブリックコメントについて、とても解りやすい概要がこちらに載っています。
One Action for Animals
文章より更に解りやすいマンガ版(素晴らしく解りやすい)
パブコメについて
投票される方はここで簡単作成
「野蛮な日本が欧米に追いつくのは無理」
あずきさんのところで見たこの言葉、とてもショックでした。
でも未だ相変わらず、ペットショップで動物を販売しているのは、
先進国の中では日本ぐらい(一部の生き物を除いて)
そして年間30万頭近くも殺処分している国。
ヨーロッパ人にこう言われてもやむを得ないと。
アメリカも欧州に比べたら、思ったより意識は高くない人(所)も多いのですが、
それでも、ペットショップで犬や猫は売っていません。
(店舗独自の、またはシェルター等が主催して、飼い主を求める為に一時的な展示はアリ。売買ではない)
動物を飼いたい。
そう思ったら、アメリカ人の多くは基本的に、保健所やシェルターで探すのが一般的。
そして自分の欲求ではなく、ただ救いたい一心で引き取る人も多い。
その為か、日本人ほど成長具合にこだわりません。
寧ろ殆どは成犬(成猫)です。
カリフォルニアの一部では、犬を繋いで飼うことは禁止。
幾つかの州では、一人で飼える犬の頭数は決まっている(ブリーダであっても)
動物虐待への処罰も、州ごと、郡ごとにあります。
流行りものが大好きな日本人。
子犬(子猫)ばかり好む日本人。
自分(癒し)の為に動物を飼おうとする日本人。
自分の外見だけじゃなく、ペット(命)までブランドにこだわる日本人。
ぺット売買の取扱いは、言うまでもなく早急に改善されるべきです。
けれど同時に、飼う側の意識が変わらなければ、モラルが向上しなければ、現状を変えるのはきっと難しい。
【野蛮人の札】を付けられた意味を、本気で考えないなら、日本は名ばかりの先進国、となると思います。
【国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。 マハトマ・ガンジー】