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不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

空冷VWや趣味、日常の事をただ書き殴るだけ、の無責任日記です。

直ってきました、PENTAX67用レンズが。

2018-03-18 16:34:00 | 写真・カメラ
 nekoです、こんにちは。

 3月も後半ですね…。









 止めよう…。










 まぁそんなわけで、先日お気に入りのsmc PENTAX M Star 67 300mm F4.0 ED。PENTAX67、いわゆるバケペン用のレンズですね。何気なくレンズ内を覗いていたら妙な曇りが。





ガーン。




 全く気がつかなかったです。何年使ってるんだろう?いつからだろう…。自問自答する事小一時間(嘘)

 まずどこが曇っているのか確認。前群でも後群でも無い。インナーフォーカスで、ピントリングを動かすと前後に動くので中玉のどこか、という事のようです。

 前群外せれば、自分でチャレンジ、も考えましたが、82mm径のレンズ外す工具なんて持ってないよ…。

 そもそもこのレンズまだ修理してくれるのか?という事でメーカーに問い合わせる。






 見事に断られる。(笑)






 まぁね、今時のレンズ(これは前世紀のレンズだけど)は、一度外すと交換必要な部品があったり、外しちゃ行けない部分が有ったり、という事もあるのでね…。

 そこで、面倒見てくれそうな会社を紹介されたので、そこに問い合わせ。とりあえず観てくれるということで送ってみました。






 結果、直るとのこと。(パチパチ)






 あー良かった。

 そして、無事戻ってきました。



 まぁ、写真だけ見ても解らないですが、以前懸念していた、偏光フィルター窓が真下から微妙にズレてフードが取り付けられるという問題点も解消です。

 恐らく、前のユーザーさんか、販売店で修理に出したときの問題かな、とは思いますが…。

 このレンズはデジタルでも使ってるのでね、アリガタヤアリガタヤ。今の時期に出費はキツかったですけどね、直るうちに処理しないと、手遅れになりますからね…。

 早く写真撮りに行ける身分になりたいですなぁ…。



PENTAX 67用リバースアダプターを使う

2018-02-11 12:16:00 | 写真・カメラ
 こんにちは、どうも履歴書の書き損じが多くて悩んでいるnekoです。

 休みだからといって遊んではいられません。でも今は気分転換。

 外に出ていないわけではないですが日常ネタが無いので、カメラ機材の話でも。

 機動力が売りのフィールドカメラである、PENTAX67シリーズ。接写用品も充実しておりました。

 通常マクロ撮影というとマクロレンズが花形だとは思います。67用でも2本のマクロレンズが発売しておりました。

 古くからあったのが135mm F4.0マクロ。最大撮影倍率は約1/3です。次に比較的新しく出たのが100mm f4.0マクロ。レンズ単体で最大撮影倍率は約1/2で、さらに付属のライフサイズコンバータを付けると等倍まで撮影出来ちゃう優れものです。

 私は2本とも持ってまして、特に100mmマクロはすばらしいです。マウントアダプタを利用してデジタルで撮影したりもします。

 さてさて、以前も話をしましたが、倍率だけで話をするとそこそこ大きく写せそうじゃない?という気分になりますが、実際にファインダーを覗いてみると何か物足りない。

 何故かというと、撮影倍率は被写体の大きさに対しての倍率です。35mm版と6x7版ではフィルムサイズに4倍以上の面積差があります。

 ちょっと言い方を変えると、35mm版よりも6x7版は同じ焦点距離のレンズを使うと4倍広く写っちゃう、という事になります。

 という事は35mm版でマクロ撮影をしている感覚で6x7版を使うと、本当は被写体の大きさはフィルム上では同じなのに広く写っちゃうせいで、

何かちっちゃい…。

 と感じてしまいます。同じ印画紙サイズでプリントすれば当然35mm版で撮影した方がもの凄く大きく写っている事になります。

 何か前置きが長くなりましたが、要は6x7でマクロ撮影すると

物足りないんじゃいっ。

となってしまいます。

 そこで、接写リングやベローズを使えばさらに大きく撮影することも出来ますが、この製品が威力を発揮します。



 リバースアダプターの登場です。

 さらに使い勝手を良くするためにヘリコイド接写リングを組み合わせます。これでピントの微調整が出来ます。

 しかもリバースアダプターを使うと、67用レンズではなく、35mm版のレンズもフィルター径と手動で絞りが動かせるものであればメーカーを選ばず使えます。

 私の持っているリバースアダプターは67mm径のものですから、これにステッピングリングを組み合わせれば色々なサイズのレンズが使えます。

 広角レンズを使った方が倍率が上がるので、6x7版では標準レンズが90mmもしくは105mmくらいですから、写真のように35mm版のsmc PENTAX A 50mm F2.8マクロでも明るさもあって扱いやすいですね。

 さらに倍率を上げたければ24mmとか使うと、という事になりますが、そばにあったsmcタクマー 24mm F3.5を付けてみたらさらに大きくなるものの、被写体が暗くなりすぎて大変です。

 ライティングが重要になりますねぇ。とはいってもレンズ逆付けしているのでリングフラッシュはポン付け出来ませんしね。

 そんなわけで、今日はバケペンとリバースアダプターのお話でした~。

ワインダーLXは良いものです。

2018-01-28 14:47:00 | 写真・カメラ
 こんにちは、nekoです。

 色々あってから約1ヶ月をすぎ、未だ良い話もなく。キツいですね、本当。

 ここに書くネタも正直無い。という状態なのですが、何らかの発信をした方が気を紛らわすことも出来るでしょうか。

 そんなわけで、久々に先日PENTAX LXをぶら下げて歩いてみました。



 何度か話に出ている我がLX。ちょっと外観いじっていたりしますが気にしないでください。

 今回のお話はワインダーLXですよ。

 実はLXを購入した20数年前、一緒に買ったのはワインダーではなくモータードライブでしたので、このワインダーは数年前に中古で購入した物です。

 「手巻きのカメラにワインダーなんて」と思う方も居ると思いますが、それは近年のフィルムカメラブームで手に入れた方、かもしれません。

 私がLXを購入したときは20世紀。メインカメラで使う時、自動巻上装置の選択は、撮影状況によっては必要性のあるものでした。

 「別に連写しないし」という方もいるかもしれませんが、シングルレリーズでも撮影には有効です。

 手で巻き上げる事を否定することはありません。私も好きですからね。

 撮影状況に応じてレンズを含めて色々な装置を組み合わせる、それがシステムカメラ、PENTAX LXに求められたプロ機としての性能です。

 まぁ、私はプロカメラマンでも、写真家でもありませんが…。

 モータードライブLXは最大秒5コマの連続撮影や、自動巻き取り機能をもち、とても高性能でした。

 しかしながら、流石に強力なモータードライブは本体への負担も高い。でも自動巻き上げも使いたいときもある。そんな想いがあって手に入れたのがワインダーLXです。

 単3電池4本で最大秒2コマの連続撮影と、贅沢にも自動巻取り機能も搭載しております。

 実際に使ってみても、元々本体の作動音が静かなLXにピッタリの控えめな巻き上げ音。巻き上げる必要が無いデジタルカメラに比べれば当然うるさいでしょうが、所有するワインダーMXが可哀想になるいくらい静かです。

 最大の欠点は、自動巻き戻し機能の影響でパトローネ室底部に連結軸用の蓋を外した状態で取り付けるため、フィルムが入った状態で取り外すには感光する恐れがあること、ですね。

 その辺りは1984年発売のオリンパスOM4+モータードライブ2は優秀です。お話しする機会があればそのときにでも。

 流石にモータードライブLXは常に付けっぱなしだと辛いときもありますが、このワインダーは重量増は仕方が無いとしても、コンパクトなので持ち運びにはさほど邪魔になりません。

 その辺りは一般的なグリップトリガー型ワインダーより優れていますね。ただ、本体にオプショングリップか、私のような自作グリップを付けていないと握りづらい欠点でもありますけどね。



バケペンのスクリーン清掃。

2017-09-02 21:24:00 | 写真・カメラ
 nekoです、こんばんは。

 9月になりましたねぇ。だいぶ日中も涼しくなりまして、毎日の自転車通勤も長袖に切り替えました。朝は良いのですが、帰りは半袖だとちょっとだけ寒いですからね。

 今日は久々にPENTAX 67を触っていたのですが、(撮影をしていたわけではないのが悲しいところだけど…)どうもファインダー内のゴミが気になります。




 67IIのフォーカシングスクリーンはユーザー交換できる仕様なのですが、旧67はサービスステーションでの交換対応でした。

 私自身、67は現役時代裏蓋のモルト交換くらいしかしたことがなかったので、(調整工具がなかったのでチャレンジしなかった、というのが正しいかな。)スクリーンの取り外しをするのは実は初めてです。




よって、まねをして作業をした場合の不具合などは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。




 ファインダーユニットを外し、マウント側のねじ切ったピン2本と裏蓋側のビス2本外すと、PENTAX(もしくはASAHI PENTAX)と書かれた枠が外れるのですが、その下にヮシャーが入っているためなくさないようにする必要があります。

 次にスクリーン自体を固定している枠を外すわけですが、ここでちょっとやってしまいました。

 それは、ビスに緩み防止でゴム系の接着剤が塗られていたのですが、奥まで締め込まれていなかったのです。

 メーカーの仕様が解らないのでなんともいえないですが、ビスの締め込み具合によってスクリーンの高さを調整している可能性が捨てきれません。その確認をせずにビスを緩めてしまったのです。

 ファインダーピント調整用のマスターレンズは当然持っていませんし、無限合致用のコリメーターも持ってませんから、ピント精度の調整が出来ないのですよ。

 しかも、スクリーン固定しているビスが上2本、下1本で止めてる辺り、なんとなくいやな予感。35mm判のSシリーズも、ミラー側ではありますが、高さ調整(というよりも傾き調整用)のビス3本が同じようにあるんですよね…。

 先に何も考えずに、右上のビスを緩めてしまって気がついたので、今度は左上のビスを確認。

 私の個体の場合は1回転+3/4回転くらい緩んでいたので、勝手に右上側も同じくらいの締め付け具合として扱うことにしました。

 ちなみに下のビスは2回転+1/4回転でした。うーむ。右側の締め具合が合っている自信がない…。

 3本のビスを外すとスクリーン固定している枠が外れて、ようやくスクリーン本体を外すことが出来ました。

 そして案の定スクリーンの側面に粘着テープが巻かれていました。あーこれいやなんだよねぇ~。ただでさえファインダー清掃大嫌いだったのに。この方式はニコンF4でいやと言うほど清掃してたからなぁ…。

 しかもF4の場合はフレネルレンズとコンデンサーレンズの組み合わせでしたが、この67ではさらに保護用のガラスが1枚加わって3層構造…。






勘弁してください…。






 まぁ、お客に納品するわけでもないので、目立つゴミ取れれば良いかぁ、という事でほどほどにして終了。

 3層構造のスクリーンを固定しているテープは剥がすときにちぎれてしまったけれど、そのまま流用。本当は新しくしたいんだけどね。セロテープじゃ強度が弱い割には粘着力強いからなぁ。

 67のファインダーピントは結局どこで調整してるんだろう。スクリーンの下に板バネが入っているのまでは見たけれど、その下に板ワッシャーが入っていたらそれの厚さで調整するんだろうけど、そこまで確認しなかったです。

 あと考えられるのは、最初に外したPENTAXの刻印がある枠の下に挟んであったワッシャーで調整している可能性もありそうですね。

 まぁ、ピント調整というのは、スクリーンの高さだけで決まるわけではなくて、ボディのバック寸法だったり、ボディマウントの高さだったりすべて関わってくるので、きちんと直すには大変なんです。ビスの締め方、部品の取り付け方で変わりますしね。

 正確なピント確認は難しいですが、一応レンズをつけてピント確認。確認するには標準レンズが普通ですが、すぐそばに165mmがあったのでそれを使用しました。

 片ボケも目視で確認しましたが、良く解らなかったのでとりあえずOKとしました。

 でも、スクリーン清掃とかは比較的頻度が高い作業だと思うので、そう考えるとスクリーン外すたびに外す必要があるビスでピント調整するという設計は、普通考えにくいのですけどね~。(逆にスクリーン外すんだから、ピント調整必要でしょ、という考えもあるけれど。)

 しかしまぁ、現役で使っている機械を分解するのは精神衛生上良くないですね。基本どうなってもいい機材なんて1つもないので、気楽に分解は出来ない性格なんですよ。

 ちょっと寿命が縮んだかも。(汗)



いただきました~。

2017-07-29 17:34:00 | 写真・カメラ
 nekoです、今晩は。

 昨日は色々あってクタクタです。正直解決していないのですが、どうしたら良いものか…。ちょっと体調不良で今日は家でゆっくりしております。

 さてさて、今日姉が家に来ましてこのようなものを持ってきました。




 ASAHI PENTAX ESIIですよ。

 姉の会社の人からいただきました。ありがとうございます。電池を入れての動作確認はしておりませんが、シャッターは切れますね。カバー開けたりしていないので状況は詳しくは解らないけれど、分解清掃すればどうにかなるかも。

 まぁ。シャッター試験機などの測定器が手元にないからね…。

 ESII、昔ほしかったんですよねぇ。スクリューマウント大好きでしたから。絞り優先AE搭載の電子シャッター&高速メカニカルシャッター搭載で、日中であれば電池無くても使えますね。その場合露出計使えませんが…。

 今回、純正ではありませんがいっしょに望遠レンズもいただきました。そちらはまた機会があればご紹介しましょう~。

 明日は仕事です。時間内に仕上がれば良いのですがねぇ~。(汗)