日々のあぶく。~息子と猫と時々 あたし~

2児と3匹の母ちゃんデス(*´∀`)♪ 切り絵や多肉植物とか… 気になる事が多すぎて困ってます(/ω\*)

9月30日◆亡くなった日のこと (1)

2014-10-07 14:12:39 | 我が家のニャンズ【クルと レンと きなこ】


そうですね…


確かに亡くなる当日は
朝から明らかに辛そうな
弱り切った状態でした。




朝方5時過ぎ。

あまりにも辛そうだったので
夜通し横になっていた地下の寝室から
抱きかかえて1階のリビングの酸素室へ
移動させました。


酸素室に移動しても
本当に身体が辛そうでした。





でも、
チューブで充分に酸素が吸えているかどうか?
定かではない地下室での時間よりも
酸素室に入ってくれたことで
必然的に酸素濃度が確保されている訳ですから。


私は不覚にも安心してしまって
『ちょっとだけ眠らせてね』と
酸素室の前で横になったんです。



そうしたら
セットしていた目覚ましも
きっと無意識に消していたんでしょうね。



6時半に起きて
子供たちを起こして
長男坊のお弁当を作って…と思っていたのに、
目を覚ましてみたら7時45分でした。


酸素室の前で2時間も眠ってしまっていました。





もう慌てて子供たちを起こし…


長男坊は何とか急げば学校には間に合います。
でも、困ったことに
問題は次男坊。



地域の普通学校に通う長男坊とは違って
スクールバスで支援学校に通う次男坊は
バスに間に合わなければ
学校まで直接送っていくか
もしくは休ませるしかないんです。



で、
7時45分という時間は
どんなに頑張っても
家から車で5分ちょっとのバス停には
絶対に間に合わない時間だったのです。


とりあえず
長男坊のお弁当を詰め、
次男坊の学校にはバスに間に合わない事を連絡し…




それから
心底 迷いました。



この状態のレンを家に置いて
往復 最短でも40分はかかるであろう
次男坊の学校への送迎をするか?

この状態のレンが家に居るのに
騒がしい次男坊を休ませて家にいさせるのか?




私が眠りこけてしまったが故に
とんでもない選択をする羽目になったんです。





そうやって慌ててバタバタしていて
ふとレンに目をやると
敷き詰めたトイレシートの上に
オシッコが出ていました。



いつオシッコをしたのか?




私に
『酸素ハウスから出して、トイレに行きたいから!』と
もしかして訴えていたのを
私が慌てていたので見落としてしまったのか?


それとも、
もうレン自身がトイレへ行きたい…という
そんな元気すら無かったのか?



今となってはもう
それがどっちだったかは分かりませんが、
その時は
『気付いてやれなくてごめんね、レン!』と
声を掛けながらオシッコで汚れたシートを
取り替えてやろうとしたのですが。




もう力なく頭を持ち上げられなくなっていたレンは
オシッコで汚れたシートから移動することもせず、
ただただそこに横たわったままでした。


なので
何とか汚れたシートを引っ張て取って、
新しいシートを押し込むように
形だけは敷きなおしました。


時間は8時半ぐらいの事だったかな…




それぐらいから
レンは頭を何かを台にして
体勢を作っていました。

どんな体制をとっても
レンは辛いようで、
ちょっとでも楽な姿勢を探すかのように
あっちを向いたり、
こっちを向いたり…と
しきりに方向転換をしていました。



そのうち
酸素ハウスの中に設置した飲み水の器に
アゴを載っけて休むようになりました。

しかも
その飲み水の器は
ちょうどフィットするようで…



お水はちょっとでも
『飲みたい!』と思った時にすぐに飲めるようにと
酸素ハウスが来てすぐに設置しましたが、
今のレンの状態ならば
自分の意に反して
鼻先が水に浸かって…


もしかしたら溺れてしまうかもしれない!


…そんな不安が頭をよぎりました。




なので、
迷いはしましたが
やはり危険と思われたので
すぐにお水をハウスから出しました。


ハウスの中には
ハウス内の温度を下げるために
凍らしたペットボトルを幾つか置いていたので
直接 身体に触れないように
丸めたタオルやらを既に置いてありました。


そのタオルにアゴを載せたらいいのに…と
私は思いましたが
どうやら、そのタオルの柔らかさは
アゴを載せるとレンの思うベストポジションより
少し沈んでしまうんでしょうね。
だから固いお水の器に頭をもたげたんでしょう。



見ていてそう思った私は
さっき撤去したお水の器と同じ高さの
柔らかすぎないものを探しました。



そして、
箱ティッシュのカバーで
周りの辺に太いワイヤーが入っていて
しっかりしているけれど
面は布(?)張りのものを発見。
高さはピッタリ、器の高さでした。

しかも
長男坊が以前に踏んづけてしまって
一辺がほんの少しだけ凹んでるんです。

それがアゴを載せるには
きっとちょうど良いハズ!



そう思った私が
さっそくハウスの中に入れてやると
長い時間、
アゴを載っけたり
抱き枕のように腕をかけてみたり
あんばい良く使ってくれていました。





気温が上がってくるので
ちょうどティッシュカバーでしたから
ティッシュを入れる部分に
保冷剤を入れてやったのも
もしかしたら気持ちよかったのかもしれません。




終始 身体、呼吸は辛そうでしたが
ほんの少しだけは
体勢が確保できているようで
『ちょうど良いのがあって良かったね』と
声をかけました。






そんなことをしながら
遅刻ギリギリで長男坊を家から追い出し、
さぁ…
次男坊はどうしようか?と
究極の選択。




でも
最短40分。

そこを何とかクリアすれば
午後までは静かに過ごさせてやれる。


学校までの往路、
ずっと不安でいっぱいでしたが、
後から考えれば
そうすことによって万が一の時
一体何の役に立ったんだろう?…と思ったけれど。

クルが動かさないように
スマホをテープで固定して
酸素ハウスの中 全体を動画に撮れるように設置して
それでクルに『レンのこと頼んだよ!』と声を掛け、
私が居なくなった!と
ちょっとでも感じなくて済むように
不用心だけど、
マンションの玄関のドアをいつもしているように
網戸に切り替えて全開にしたままで
テレビも小さな音でつけっぱなしにして、
動画のスタートボタンを押し、
次男坊の手を引き
慌てて学校まで行きました。





急いで学校から帰ってくると
いつもは必ず玄関ギリギリに座って待っているクルが居ない。

一気に不安になって
玄関から『クルー!』と呼びながら靴を脱ぐけど
それでもクルは玄関に出てこない。


心配に駆られながら
レンの待っているリビングに入ると、
クルが酸素ハウスの上に陣取って
まるでレンの守り神のように座ってました。






後から撮れていた動画をチェックすると
撮られていた動画は33分間で
画面には酸素ハウスの中しか映していないから
本当の事は見ていませんが
かなり早い段階でクルの鈴の音が入っていました。

きっと私が出て行ってすぐから
酸素ハウスの上に飛び乗って
レンを見守っていたんだろう…と推測できました。




一方、当のレンは、
私が家を空ける前までと変わらず、
やはり呼吸が前日までとは打って変わって
かなり辛そうで…







時々
『あれ?ちゃんと息してる?』と
私の心臓が止まりそうになるぐらい驚いて
目を凝らしてよーく見ると
やっと判るぐらいにお腹が動いていて、
そうかと思えば
もうこれ以上ないぐらいに深呼吸のような息をしたり。



結局
亡くなるその時まで
こんな感じの呼吸でした。






















クルはレンが本当に心配な様子で
こうやってクリアケース越しにレンの様子を伺ったり、
クリアケース越しに同じポーズで休む姿が見られました。









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気持ちの波

2014-10-06 15:58:56 | 我が家のニャンズ【クルと レンと きなこ】


愛猫レンが
亡くなった当日のことから順に
整理して書こうと思います。

レンの最期の頑張り
残されたクルの寂しさ
それから、私の気持ちの移り変わりを。





亡くなったのはまだたったの6日前、
9月30日(火)の21:34でした。


その夜は寝付けなくて
冷たくなったレンを側に置き

何か義務感のようなものに駆られて?
そうしなくては
自分が自分で居られなかったから?
記憶の薄れないうちに?


とにかく
『レン、頑張りました!』 という記事を
衝動的に更新しました。





その後、
昨日のブログを更新するまで。



自分の記事を見返すことも
スマホに収めたレンの写真を見返すことも…

胸が張り裂けそうになり
出来ませんでした。




とにかく泣いて過ごしました。

自分の身体の一部がもげたような、
自分の内臓のどれかが体内で蒸発して
無くなってしなったような、
内側から焼け焦げるような苦しみを感じていました。



家のどこを見てもそこにレンが見えて。
残されたクルがすっかり元気を失くし。






あの
“9月30日の21:34”という一瞬の時を境に
あちら側とこちら側で
一体何が変わってしまって
“今”こんな事になっているのか?


レンが“今”ここに居る為には
一体何の条件が欠けていたのか?

その欠けた条件を補う為には
一体いつまでさかのぼれば
“無かった事”にできたのか?

どの岐路で
私は選択を間違ってしまったのか?




頭の中は
哀しさと 悔しさ、
寂しさと 無力感、
なぜ?どうして?…の疑問符ばかり。




でも確かにレンが戦った時間を
やはり記憶にきちんとあるうちに
その疑問符とは別に
ちゃんと文字にしておきたくて。





私がここまで気持ちを落ち着けられたのは
実はある人の支えがあったからです。




それは、
私の同級生のBちゃん。



彼女とは
もうどれ位振りだろう…?

20代の頃に私とAちゃんとが幹事をして
同窓会を開いたのだけれど、
実際に顔を合わせたのはそれが最後だった?


以前の記事『再会』にも書きましたが、
私はずいぶんと長い間
同級生に限らず、
人との接触を断っていた期間がありました。


そんな間にも
この3人組とも仲良しだったBちゃんは
連絡のやり取りが続いていたようです。


で、
先日 私がまたみんなと再会したことで
今回Bちゃんとも連絡を取ることが出来たんです。






Bちゃんは動物看護師をしています。



実は今回レンがお世話になった動物病院の先生と
動物看護師のBちゃんが、
以前 同じ動物病院で勤務されていたと
話の中で分かったので
“世間は狭いなぁ…”と思い、
私の方から、間に同級生のHちゃんに入ってもらい
Bちゃんにコンタクトを取ってみたんです。


もちろん、
レンがこんな事になるなんて
その時は思ってもみなかったので
今後の事とかを相談できればいいなぁ…なんて
どちらかと言えば
テンションは高めでのコンタクトでした。




でも、
レンが思ってもいない速さで
最期の数日を駆け抜けてしまったので。





Bちゃんと連絡が取れたのは
レンが逝ってしまってから2日後の事でした。


Bちゃんも
まさかレンがもう逝ってしまった後だとは知らず
本当に久し振りの連絡をくれました。


私の家の事情、
次男坊が居るとなかなかゆっくり電話をしていられないので
Bちゃんとは主にlineでやり取りしましたが
私は久しぶりにも関わらず
とにかく起こった事、
浮き沈みの赴くままの自分の気持ち、
そして他にやれることは無かったのか?という疑問も…

本当に頭をよぎる事を
よぎるままにBちゃんに話しました。


lineの文章を打ちながら号泣してましたし、
Bちゃんから返って来た返事を読んで
声を出して泣きました。



Bちゃんは
私の支離滅裂な話を
まるで自分のことのようにとらえてくれて、
動物看護師として沢山の子を看てきた経験と
そして自分自身が亡くしたパートナーの事を、
丁寧に私に寄り添うように話してくれました。






もちろん、
レンが逝ってしまって
今日でたったの6日間です。


寂しいです。
不意に、その陰から出てきて欲しいと
今も本気で願ってしまってる自分が居ます。
ちょっとした事で涙も出てきます。
溜息ばかりの毎日です。


けど、
もしかしたら哀し過ぎて、
今は無意識に防衛本能が働いているのでは?
…と思えるほど
頭の中が、あのワンワン泣き叫んでた数日間とは違い
ぼわーーーん…とくすんでいるような…


夜になると
電池が切れたように強烈に眠くなって
アレコレと泣きながら想いを巡らす
そんな気力が1秒分さえも残っていなくて
スイッチを切るように瞬時で眠りに落ちてしまいます。


こんなに哀しいのに…



それに、
レンが逝ってから3日目からは
お腹がグウグウと鳴り、
食欲も以前と同じ様に戻りました。


なんて薄情な私…とも思いますが、
もしかしたら
レンがそうさせてくれているのかな?
…とも思えます。








やはり書き始めると
何から書いていいのか?
どれを書くべきか?
時間の軸があちこち行ったり来たりで…


それでも
ゆっくりでも書きます。


レンとの事、
とても短かったけど
とても大切な時間だったので。






今も
この瞬間も
レンに逢いたいです。





※ 写真はまだ元気な頃のレンです








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9月29日のこと

2014-10-06 00:19:43 | 我が家のニャンズ【クルと レンと きなこ】


この記事は9月30日に逝ってしまった
愛猫 レンの 亡くなる前日の様子を
『下書き保存』したままでしたので
私の個人的な記録とはなりますが
『下書き』→『記事』にさせて下さい。


これを書いている時は
正直レンを失うとは思っていませんでした。

“レンは回復するものだ!”と
ずっと信じていましたから…。






◆◆◆ 9月29日(月)の内容です ◆◆◆



朝方に地下の寝室から
酸素圧縮機とレンを居間に移動させました。


移動の為に抱き上げると
弱弱しく、一瞬だけ前足を突っ張り
レンなりに抵抗をしました。


それでも、
酸素ハウスの中で
朝の2時間程ですが静かに横たわっていました。



↑ クルが心配そうに
ずっとのぞき込んでいました




2時間程ハウスでゆっくりして
少し具合が良くなったのか
“出たい”と私に訴えてきたので
扉を開けてやると…

ハウスの中に設置してやる予定だった
レンとクルがまだ子猫だった頃に使っていた
小さなトイレ。
設置せずにハウスの隣に置いていたのですが
そこでオシッコをしました。


その後、
ハウスには戻らず、
居間の机の下でじっとして。



↑ 毛並みがもうケバケバでした




↑ ソファーの下にも逃げ込んだり・・・



私の視線すらうっとおしい様子で、
居間を出て玄関の方へ。


それからまた、
私のチューブを持っての追跡から逃げるように
階段の3段目へ。









ここは元気な時から
レンにとっての“避難場所”でした。
いつも掃除機の恐怖から逃れる時は
決まってこの階段の3段目に身を潜めて
私が『掃除機もう終わったよ、大丈夫よ』
と声を掛けるまで、
そこから動かなかったものでした。




その“避難場所”でお昼過ぎまで
顔の向きを変えたり
身体の向きを変えたりして
チューブを避けるようにしながら過ごしました。



お昼を過ぎて
午前中の診察を終えた先生が
看護師さんと一緒に往診に来てくださいました。

たった片道5分の道中が
レンにはとんでもなく大きな負担になるので。


(土)までは自力で飲めていたお水も
(日)からは鼻先に水滴を付けても舐めなくなり、
点滴で水分と栄養を補充するのが必要不可欠の状態になりました。


先生がいらっしゃる前に
今度は“いつものトイレ”でオシッコをして
そのまま隣の洗面所で倒れこむように横たわりました。
呼吸はやはり辛そうなので
チューブの追跡、
いくら嫌がられてもやめる訳にはいきませんでした。










先生が到着された時も
まだ洗面所で横たわっていたレンでしたので
そのままレンを動かさずに
洗面所で点滴を受けました。


クルが心配そうにのぞき込んでいましたが
点滴が終わると先生にも看護師さんにもジャレに行き
少しの時間、相手をしてもらって嬉しそうにしてました。


レンは力なく横たわったままでした。



先生が帰られてしばらくすると、
今度は階段の3段目で止まらずに
地下の寝室まで降りて行きました。








また圧縮機を地下に運ぶのは大変だったので
呼吸が安定してるのを確認しつつ
しばらくだけ、その場に居させてやりたくて
そっと見守りました。

さすがに息が乱れてきてからは心配になり
ほんの少しの抵抗は感じましたが
レンを抱っこして酸素ハウスに連れ戻しました。



しばらくするとまた扉の前まで来て座り
私の顔をじーっと見るので
『出して』と言ってるのが分かりました。

ハウスの扉を開けてやると
横の小さな方のトイレでオシッコを上手にしました。

点滴をした分
トイレには行きたくなるようです。




↑ トイレをした後に
大好きだった爪とぎサークルの中へ・・・




それから居間で少し横たわっていましたが、
私が何も言わないのに
初めて自分から酸素ハウスに入れてくれ…と
ハウスに自ら入っていきました。





身体、しんどかったのね…




夜、
レンとクルの実家ともいえる
元親のОさんからお電話をいただきました。

※ レンとクルは生後5か月の時に
猫ちゃんの“里親サイト”と通じて
Оさんから大事に譲り受けた兄弟猫なんです。※



さすが、
今までたくさんの猫と暮らしてきたОさん。
レンの自力で飲み食いできない現状、
それがどれほど重症かを察してくださってました。

そして、とても現実的な話、
他の先立った猫ちゃんたちのお話も聞きました。

願いだけでは何ともならない現実を、
分かってはいたけれど
やはりそうなんだ…と飲み込まざるを得ませんでした。


レンとクルには4兄弟だったので
他に2匹、兄弟猫がいます。
うちのクルも含めて、
他の兄弟は元気に暮らしているそうです。





夜になって。










長男坊と次男坊が寝室に行ってから、
しばらくするとレンはまたハウスを出たがりました。
殆ど夜中です。


夜中、
日付が変わった辺りから
また子供たちが寝ている寝室へ降りて行きました。


昨夜より全体的に呼吸が苦しそうで、
地下に降りたことで
完全に息が上がっている状態でした。


でも。

病院ではなく 自分の家だからこそ、
出来る限り レンが元気な時に陣取ってた場所に
レンの意思で行きたいと言うならば叶えてやりたい。


また圧縮機を地下に運び、
朝になるまで45分おきにアラームをセットして
レンの状態とチューブの位置を確認し
チューブで酸素を送り続けました。




◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆






以上が、
下書きのまま保存していた記事です。


そしてレンが
最後に地下の子供たちの寝室で
私も含めた『家族全員で』眠った夜となりました。

まさか この翌日に
レンとのお別れが来るなんて
本当に思いもしていませんでした。



upした画像ですが、
辛そうなレンの刺激にならないように
自然光でそのまま撮っているのが殆どです。
なので全体的に暗めですが
ご理解下さい。







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レン、頑張りました!

2014-10-01 01:31:49 | 我が家のニャンズ【クルと レンと きなこ】

レン、

2011年 7月15日生まれの男の子

長男坊が初めて見た時
『わぁ!お母さん!
オレンジ色の猫や!』と目を輝かせ、
一度は連れて帰るのを諦めさせたけれど、
長男坊のたっての切望で、

2011年 12月24日に我が家の息子になりました。

長男坊の言う『オレンジ色の猫』の
『オレンジ』から
中の2文字を取って『レン』と名付けました。






そして、
2014年 9月30日 21:34
懇願する私の言いつけを聞かず、
永眠致しました。

3歳と2ヶ月の短すぎる時間でした。




また、
落ち着いたら
もしくは、
落ち着く為に

前回のブログの続きも下書きのままですから、
レンの最後の2日間のことも含めて
書きたいと思います。



でも、
しばらくは 悲しまさせてもらいます。





励まし、心配し、
レンの回復を祈ってくださって
本当ありがとうございました!


レン、
苦しい中
本当によく頑張りましたよ!

27日(土) から食べられなくなり
28日(日) の午後からは お水も受け付けませんでしたが

亡くなる少し前、
酸素ハウスから出して欲しい!と
強い意思を持った目で私に訴え、

そして、
途中 休みながら水飲み場まで
自分の足で歩いて行き
そして、
自分から水を飲みました!

私が
『食べられなくても、
せめてお水でも良いから
自分の口でのんでくれたら、
そこからまた少しずつ
必ず元気になるから!』と
言い聞かせ続けたからでしょうか。


レン、
最後に 自分でお水、
ちゃんと飲みましたよ!



苦しかったろうに、
よく頑張りました!



家に来てくれて、
私の息子になってくれて
本当に ありがとう!

いつまでも大好きな私の息子です。




写真は長男坊が撮影。

息も絶え絶えなのに
しゃんと座り、
この酸素ハウスから出して!と、
訴えているところです。

しんどすぎて
この数日間は 目の瞳孔が開きっぱなしでした。

今日にいたっては
もうしんどすぎて
レンは一睡もしておりませんでした。


それでも、そんな状態の中でも
しっかりと座って見せて
出して欲しいと訴えてました。


この写真は
夕方の16時前後のものですが。



いったん願い通り出してやり、
しばらくしてまた呼吸が途切れそうになり、
酸素ハウスへ。


時間を確認していませんでしたが、
多分21時前ぐらいに
またこの写真と同じ目で懇願し、
そして再び
レンの思い通りに扉を開けてやると
途中2回立ち止まり、
しばらくその場に留まりましたが
いつもの水飲み場まで行き
水面になかなか届かない舌を
一生懸命 ペロペロと動かし
満足な量は飲めなかったかもしれないけれど
ちゃんとお水を飲みました!


そして、
大体の感覚ですが、
その20分ほど後に。



最期は
残念ながら苦しかったと思いますが
一度 大きく苦しそうな引きつった息をし、
私が名前を呼びながら体をさすると
また同じような 苦しい息をして…


それが最期でした。


泣き叫んで名前を呼びましたが
もう息をしてくれませんでした。










今、私の膝の横で
普通に眠ってる 穏やかな顔で
すやすやと永い眠りについています。


もう
苦しまなくて良いから
これでよかったのかもしれません。



世界一 甘えん坊の
世界一 不器用な男の子でした。


まだまだ
ずーっと一緒にいたかった…



言葉が尽きません。



レン、
しんどかったでしょう?
お腹、空いてたでしょう?
眠かったでしょう?


もっと早く気付いてやれれば・・・







レンが亡くなった後に
レンが居なくなった酸素ハウスに
しばらく クルが入って
扉は開け放っているのに
出てきませんでした。

レンのニオイが残っているからでしょうか?







正直、
後悔はしています。



でも、
レンは今
苦しさからは解放されたのだから。



レン、
ゆっくり おやすみなさい・・・











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