日々のあぶく。~息子と猫と時々 あたし~

2児と3匹の母ちゃんデス(*´∀`)♪ 切り絵や多肉植物とか… 気になる事が多すぎて困ってます(/ω\*)

動き出した気持ち

2015-02-26 12:15:14 | 我が家のニャンズ【クルと レンと きなこ】



2014年9月30日

あの日レンが逝ってしまってから
頭の中を色んな想いがただただ空回りする毎日。





11月末

レンのお墓参りの帰りに舞い込んだ
レンと同じ柄の子猫のお話。





12月に入って直ぐ

母猫とはぐれてしまったであろう
野良の黒猫クマゴロウが現れて。










そして、
その度に胸をざわつかせては
心が酸欠状態になる私。


きっと同級生で動物看護師のBちゃんが
私の気持ちにあんな丁寧に寄り添って支えてくれていなければ
どうにかなってしまっていただろう…と今でも思う。





“新しい子を迎えないか?”

そんな話が2つ 立て続けに舞い込んできて、
本当に悩み続け、
遺影の中のレンに想いを巡らせ
元気を失くしたクルに話しかけ
まだ触れてもいない“新しい子”を想像して…





でもふと気づくと
“新しい子を迎える”という前提で悩みまくっている自分がそこには居て、
吐きそうな程の罪悪感を覚えました。







だから、
一切をいったん保留にして
目の前にいるクルの事をしっかりと考えてやろう!と
気持ちを切り替えました。



とは言っても
私も毎日 何事においても“やる気”が出ず、
何とか息子たちを朝起こして朝ごはんを食べさせ
長男坊にはお弁当を作って持たせてやり
次男坊は学校まで送っていったり…

でも息子たちを送り出してからは
本当に何もする気が起きず…

じーーーっとソファーに座り込んでいると
そこにクルがやって来て私の膝に乗り…



朝ごはんの洗い物も
溜まった洗濯物も
息子たちのぐちゃぐちゃのお布団さえ
全てがそのままの状態で、
気が付くともう次男坊を迎えに行く時間になってて…



そんな“ダメ人間”を絵に描いたような毎日を送っていました。





でも、
ぴぴぽぽさんからいただいた温かい気持ちに触れ、
また、
ずっと急かすことなく私の気持ちに寄り添ってくれていた
Bちゃんの支えもあって。



とにかく
“このままではいけない!何か行動に起こそう!”と
自分を奮い立たせました。






それで、
まずやったことが…


たしか、
クルを動物保険に加入させようと
片っ端からネットで調べたり資料を集めたりしました。



“目的をもって何かをしている”という
当たり前の事をしているだけなのにで、
あの時の私にはまるで
“大仕事をこなしている”ぐらいの労力が必要でしたし、
でも“大仕事をこなしている”のだから それなりに物事に集中でき、
“余計な事を思いつくスキ”が少しばかり埋められたような感じでした。






そんな感じでしたから、
細々と“当たり前の事”をするのに
いちいち“よし!やるぞ!”とまず気合いを入れたりしながら
毎日をこなしていました。




そして、
レンがいよいよ具合が悪くなって
酸素ハウスをレンタルした時、
その酸素ハウスを設置するのに
リビングに置いていた3段ケージを地下に下ろしたのですが。


レンが亡くなって酸素ハウスを撤収してもらっても、
いつもそのケージの中のハンモックにクルとレンが仲良く眠っていたり、
ケージの一番上で寝そべって部屋全体を見回していたレンが
残像として見えてしまうので…


※この頃は まだクルの巻きシッポが ケージの柵に巻き付いてしまって危険だったので、
柵全体をダンボールで覆っていた時です


※3段ケージの一番上
いつもここでクルとレンはくつろいでました





ずっとケージを地下に放置したままにしていました。
ずっとケージを見て見ぬふりをしていました。




クルも、
あれ程乗っていたハンモックに近寄らなくなって、
その地下に追いやられたケージは
“ただデカイだけの邪魔な檻”になっていました。





見るのも辛いこのケージを
子猫の保護活動もしているBちゃんに
もらってもらおう!

…レンが亡くなって直ぐにはそう思っていました。








でもね、
毎日少しづつ“大仕事”をこなすうちに
少しづつだけど気持ちが落ち着いてきた私。


“そのケージにはついこの間まで確かにレンがくつろいでいた!”



気が付いたら
それを思い出す辛さよりも
その思い出を手放したくない想いの方が勝っていて…




一度『このケージ引き取ってくれない?』と
自分からスゴイ勢いでBちゃんに声を掛けたくせに
『やっぱりごめん…』と真逆のことを言い出した私に
Bちゃんは嫌な顔一つせず了承してくれました。


今から振り返ってみれば きっと、
Bちゃんはこうなる事を初めから分かっていたんじゃないかな?…と思います。





それで…





思い立った私は
元々が3段だったケージの1段を取っ払って2段の高さに組み換え、
2段に作り替えたケージだけどその中は3段の仕切りにし…



…と、
真夜中にガッシャン!ガッシャン!言わせながら…












レンの思い出がいっぱい詰まったケージをニューバージョンに作り替え、
元々あった1階のリビングに また設置し直しました。

















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by ねっこ