NHK題詠5首
電線に結ばれた手紙のあまた雨で溶け出すまでを見ている (結)
舌二枚取り分けて給仕とならん 秋赤き円卓に向かえば (舌)
生と死と、再生紙の裏側に書き最寄のフェリー乗り場へ張りに (紙)
水ばかり飲む朝にあなたはやがて木になるものと思っていたが (飲む)
水銀を交互に振って明け方はあなたのほうが熱い銀色 (銀)
上二首がぷちぷち短歌、下三首が短歌日和で作った歌です。
比較的正常なテンションの歌たちを、参考として。
電線に結ばれた手紙のあまた雨で溶け出すまでを見ている (結)
舌二枚取り分けて給仕とならん 秋赤き円卓に向かえば (舌)
生と死と、再生紙の裏側に書き最寄のフェリー乗り場へ張りに (紙)
水ばかり飲む朝にあなたはやがて木になるものと思っていたが (飲む)
水銀を交互に振って明け方はあなたのほうが熱い銀色 (銀)
上二首がぷちぷち短歌、下三首が短歌日和で作った歌です。
比較的正常なテンションの歌たちを、参考として。