[東京 2日 ロイター] – 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発して始まり、1万9200円台を回復した。前日に下げた主力株を中心に買い戻しの動きが広がっている。ファナック(6954.T: 株価, ニュース, レポート)やKDDI(9433.T: 株価, ニュース, レポート)の上げが指数上昇を下支えしているほか、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)など自動車関連がしっかり。半面、鉄鋼株はやや軟調に推移している。
前日の米国株式市場では予想を下回る経済指標を嫌気し、主要株価3指数が下落した。外部環境に買い手掛かり材料が乏しいなか、日本株に対しては日銀のETF(上場投資信託)買いなどを背景とした需給面での安心感が根強く、市場では底堅い展開を見込む声も出ている。
寄り付き前営業日比
日経平均.N225 19141.93+107.09
日経平均先物中心限月2JNIc119140 +20
(長田善行)
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