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東山焼と巨匠作品共演 姫路の美術館

2015-03-30 07:50:36 | 地域

 東山焼と巨匠作品共演 姫路の美術館


 姫路市本町の三木美術館で、姫路生まれの焼き物「東山焼(とうざんやき)」と、関西ゆかりの作家の作品を集めた企画展「姫路藩窯東山焼と関西作家の共演」が開かれている。5月24日まで。


  東山焼は「呉須(ごす)」と呼ばれる藍色の顔料を使った染付や青磁で、文政5年(1822年)に同市東山の興禅寺山で始まったと伝わる。天保年間(1830~1844年)に姫路藩お抱えの窯として最盛期を迎えるが、明治期に民営となった後に廃窯となった。


  企画展では、染付の大とっくりや茶道で使う水指、青磁の花入など15点をそろえ、白地に深みのある青で描かれた花や山水が印象的だ。ともに京都市出身の人間国宝で、鉄釉(てつゆう)陶器の清水卯一、染付の近藤悠三らの関西出身の巨匠たちの作品17点も鑑賞できる。


  同館の伊賀仁美学芸員は「平成の大修理を終えた姫路城が再注目される中、姫路には東山焼という陶芸もあることを知ってほしい」と話す。午前10時~午後6時。一般600円、高校・大学生400円、小・中学生100円。火曜休館。問い合わせは同館(079・284・8413)へ。



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