質問者:ハイル禅師 僕の宗教の教会長は
「人の不幸は因縁でも無ければ原罪でもなく
本当の事を言ったら神愛なのです」と説いていますが
正しい解釈なのでしょうか?
私:宗教の宗派によっては独自の解釈や教会長の考え
などもある程度含まれますが真理の面から考察すると
この世は全て「因縁によって支配されている」のであります
浅い解釈をされる宗教では何でも強引に愛に帰結させよう
としますが皆さんも御存知のように現実界はそんなに甘くない
「人の不幸は神愛なのです」と言う解説は神仏が間違った
行為や考えの人に間接的に学習させる為に教唆する意味が
ありますが真実を言うと人の幸福こそが神愛なのであります
正確に言うならば「人の不幸は悪因縁に因るのであり
過去世に原罪(劫)が存在する為 それらを清算させて
幸福に導くのが神愛なのです」となります
つまり過去世の罪障や罪穢によって人は不幸になり
これらの罪業を抹消させる意味で不運になる訳であり
罪穢の清算が終わると人は誰しも幸福になります
人が真の幸福を得るには真理を知り徳を積み続けて
現世や過去世の罪障を地道に清算する事にあります