質問者:ハイル禅師 悪想念を抱くだけでカルマになって
相応の重い罪になるそうですが本当でしょうか?
私:人間は多少の悪感情や悪想念は持つものであり
潔癖症の宗教家が指摘するような重罪ではありません
例えば人妻を姦通する悪想念や憎い相手を殺害する
悪想念を持っただけでキリスト教ではそうさせる目や手が
あれば切り落としなさいとある
だがこの解釈はあまりに清廉的な潔癖思想に基づいた
考えで極端すぎるのであります
ただし自分が出した悪想念は霊界を曇らせている為
反作用が起こるのも事実であり悪想念が罪にならない
のではなく徐々に蓄積していきます
だからこそ知って犯せる罪・知らずに犯せる罪・悪想念に
よる罪を神道では禊祓う儀式が一年に一度以上あるのです
つまり清廉な師匠であっても弟子につらく当たり過ぎた
・教育を間違えた・怒鳴りつけ過ぎたと言ったクモリが
生じる訳で名の知れた僧侶であっても一旦は地獄に
落とされる人もいた
実際清廉に生きた師匠が若い女人の体はいいのう!と
弟子達に伝えたが自分は悟っているから良いとしても
若い弟子はそうではなく不謹慎な思いに駆られるからです
最後に悪想念のカルマはそれに対応した種々の病気の形で
具現化する為 善行を行い相殺していく必要があります