武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

昨年の稽古納めの様子を写真で紹介(土曜一般部)

2024年03月16日 | 一般部 稽古日誌
集合写真は、土曜Jrクラスと同じく、1月6日(土)の稽古始めの時に撮影した写真です。


本来は、いつも毎年、稽古納めの日に集合写真を撮影しているのですが、私がうっかりと忘れてしまうのです・・・


稽古指導に集中して、皆さんと色々な話をしているうちに、ついうっかりと忘れてしまうのは、歳のせいか、それとも元々の忘れっぽい私の性格のなせる業なのか?


とうことで、とても忘れっぽい私なので、

「注文した品物を持ってきてくれない」、

「前に質問した内容の回答をまだ聞いていない」、

「同じことをまるで初めてのように話している・・・」

などなど、

みなさんいろいろと言いたい事もあると思いますが、ご容赦ください。



さて、土曜日の一般部クラスの紹介です。

写真は、昨年の10月から12月にかけて撮影した写真です。


この写真は、回し受けの稽古を行っているところです。


すぐに試合などにつながる稽古ではありませんが、一般部でもこうした基礎練習はしっかりと行っています。

こうした稽古を行っている大道塾の道場は、今ではほとんど無いかもしれませんが、横須賀湘南支部では、伝統的な稽古もその価値を大切にしています。

そうした基礎的な部分の大切さを体で感じることは、武道を学ぶ上で、また武道文化を継承する意味でもとても大切なことだと考えています。



言い換えれば、準備体操で行っている一つ一つの動作や、その中に含まれている回し受けなどの動作を適当に行うことは、物事の基礎というものを蔑ろにしていることの表れであり、その考え方や精神状態が、技能レベルの向上や精神の涵養、伝統の継承などを妨げ、長く稽古を続けていく価値を感じる、心の感性を汚すことに繋がっているような気がします。



さて、土曜日の稽古ですが、

日にもよりますが、土曜日は比較的稽古生が多く参加しています。

集合写真を撮影した日も、参加人数が比較的多かったため、今の施設は正直言ってとても手狭です。

時には公共の、体育施設などの大きな場所で稽古をしたいものですが、辻堂近辺はとても公共施設の予約が取りづらく、合同稽古の時や出稽古をされた場合などに、広い場所での稽古を体感してください。





狭い場所では、稽古で実施できる内容に大きく制限が出てきます。

そもそも移動稽古自体が行いづらく、移動ミットや移動打ち込み、ミット稽古や組手の最中に、広い空間を利用した戦い方が出来ず、フットワークに制限が出てきます。しかし、狭い空間が必ずしも良くない環境とは言えず、利用できる空間の中で出来ることをすること、ある道具で出来る稽古に取り組むこと、怪我をしていても、使える部位で使える技と使える動きを駆使してうまく戦うことなど、学びの材料はどのようにしても、それなりに整うものです。



そういう意味では、ここで稽古をしている方々は、この広いとは言えない空間を上手く活用して、無理なく稽古をしてゆく感覚が無意識のうちに芽生えているもので、逆に普段から広い空間でばかり稽古をしている人にとっては、少々息苦しく感じるかもしれません。





最初からマットが敷いてあったり、サンドバッグやシャワールーム、前後の時間に自由にこの稽古場所が利用できることなど、広さ以外のメリットも多くあります。


皆さん今年も、怪我に気を付けて、頑張って行きましょう。


ところで写真の中では、皆さんのびのびとして、いきいきと組手やミットを行っているシーンが多くありますが、これは、基礎練習や技術練習が終わってから、私が写真撮影をすることが多いためです。

普段の稽古では、写真にあるシーンの稽古に入る前に、多くの技術的な説明などの話を聞いて、手順通りに体を動かさなければならない多くの地道な基礎練習が入りますので、、、

悪しからず・・・





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