武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

平成28年5月、6月 最近の各道場・教室の様子(追浜幼年部)

2016年06月30日 | 幼少年部 稽古日誌


さて、支部内で一番人数の多い追浜のクラスです。


最初は幼年部。


車からミットなどの荷物一式を下して、エレベーターで4回の小体育室まで運びます。


幼年部は稽古開始の30分前からぼちぼち子供たちが集まってきますが、時々早く来ている子供達が荷物運びを手伝ってくれます。


私が道着に着替えている間に、子供たちはせっせとミットを並べて、ミット袋をきれいに折りたたんで、保護者の見学用のいすを並べ終わったら、体育館を走り出します。


1週!、2週!、と大きな声で数えながら10周を走り終わり、あとは、稽古が始まるまでは思い思いに過ごせる自由な時間です。

ゴムボールを3つ用意しているのですが、このボールを使いたいときは、「先生!ボール使っていいですか?」と聞いてからボール遊びをするのがこの教室のルールです。

先に走り終わって、ボールを使っている子を見ていて、ついうっかり勝手にもう一つのボールに手が伸びると、


「コラ!、何か忘れてないかい?」


「あ!、、先生、ボール使っていいですか?」

なんて、照れ笑いを浮かべながら、ボールの使用を求めてきます。。。








こちらは、「いいよ!」というだけですが、こうした細かいルールを設けることと、こうしたルールをある程度は守らせることが、子供達に節度を持たせることに
繋がり、また一方でこうしたルールにもほんの少しのゆるみを持たせることで、子供達の心にギスギスした気持ちではない、わずかな温かみともいえる余裕を持たせることができ、心地よい安心感と共に、安定感のあるルールがこの教室の中に形作られてきます。


そろそろ一番上の子には上のクラスに上がってもらうことになりますが、まだまだもう少し、このクラスで楽しみながらも、行動の節度や協調性、自主性や忍耐力、その他いろいろと、個々人の特性に合わせた学びが必要な気がします。


また新しい子供たちが数名入会し、一から覚えていくことになりますが、比較的思いやりのある優しい子供たちが多いこともあり、心地良い仲間の輪が出来上がればいいなと思います。



比較的長く稽古している子も、入って数か月の子も、新しく入荷してきた子も、皆それぞれに課題があり、学ばせるべきポイントがあります。


現在の登録が9名。来月には、さらに二人の子が入会予定です。


さあ、これからも一人ひとりの課題に向き合って、頑張っていかねば!!



一人ひとりの成長を願って、子供達、そして保護者の方々の努力に期待しています。






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