この記事を見て、私自身が「さもありなん」と感じ、とても大きく共感する部分がありましたのでご紹介します。
親野智可等さんが執筆された新しい記事です。
■ 「圧倒的権力者」 親たちが犯すとんでもない失敗
(しつけモラハラを繰り返した60代男性の末路)
上記のリンク先からホームページへ移動できない場合は、■に続く記事の題名で検索してみてください。
この方は、公立小学校の教員を23年間勤められた方で、教員を退職後、現在は教育評論家として、執筆や講演活動に取り組まれておられる方です。
どうやら「親野智可等」さんという名前は、本名ではなく、教育者としてのペンネームのようなものを用いておられるようです。
この記事は、親である立場の人たち、また少年たちの指導者的立場の人たちには手厳しい内容になるかと思いますが、子供たちに接する方々には、ある程度の認識が必要かと思われます。
親というものは、または子供達に接する指導的立場の大人の方々のその多くは、子供たちにとっては 「圧倒的権力者である」 という認識です。
ずいぶん昔の話になりますが、私自身がある時に、一人の人間として、「人との対応にはあまり差をつけてはいけない」、と強く感じたことがあります。
それは、ある人の前ではとても言えないような言葉を、ある特定の人には平気で、そして無意識に言ってしまっているという事を認識した時です。
この感覚を自分で強く認識できた時は、自分自身でとてもショックを受けたものでした。
自分の言動を自分で認識できていなかったという事実が分かったという事、いや、自分で全く自分の事や自分の言動を認識できておらず、分かっていなかったんだ、という事に気づいた事です。
人は自分よりも下の立場と考える人や、本来は目上の立場である人でも、甘えが許されると感じる人の前であれば、ついつい、手厳しい言葉を投げかけてしまうものです。
兄弟間であったり、親子の間であったり、先輩後輩の間柄であったり、先生と生徒の間であったり、上司と部下の間であったりと、世の中には上下関係は沢山存在します。
その上下関係をどのようにとらえるかで、相手に投げかける言葉は大きく変わってくるものです。
「自分の言葉が手厳しいかな?」 と感じた時、自分の発言を見直してみて「ちょっと言い過ぎたかな?」 と感じた時、相手とのコミュニケーションがうまくいかず、「自分の発言や態度に何か問題があったのかな?」 と反省してみるとき等、自分自身を見直すいいチャンスかもしれません。
改めて、自分自身を知る努力が必要と感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます