『 自然は全機する 〜玉の海草〜 』

 「一億総白痴化」 〜 マッカーサーの愚民化シナリオ通りでよいのか

__BTSの国連演説は、各国の失笑をかって終わったよーだが……

あの冷たい顔をしたBTSリーダーはじめ、あれだけ極め付きの反日なのに……

日本の十代は夢中になって追いかけていると云ふ

彼らの印象としては「花郎(ファラン)」の文字が浮かぶ

この言葉は、当初の意味から離れて、軍事的意味合いが強いとゆーが……

あの媚態をふりまく陰間もどきの華やかさは、なんとなく「花郎」の文字が似合う

日本でも花柳界には存在するであろーが、まっとうな日本人にはBTSみたいな風情はないとは言いたいが……

昨今のメイク男子をみていると、現代日本はそーではないのかも知れない(そもそもが白塗りの「化粧」とは、差別された河原者=芸者と一般生活民とを一目で分かつ為に強制された「しるし」であった)

韓流にうつつを抜かしているジェネレーションからは、最早日本人の面影は辿れないよーな……

学校の授業に「ダンス」が必修になった経緯とも繋がっていよー(昭和の「ディスコ世代」から「パフォーマンス」が「芸」として日本で重視されるよーに成った)

端的にいって、大勢の人々から見られたい欲望をおおっぴらに表すよーになった若者たちの姿は、ほぼマッカーサーの愚民化計画の結実の証しとは言えまいか

【画像=ダグラス・マッカーサー元帥、ウエストポイントの陸軍士官学校で歴代一位の成績を誇る超エリート軍人であり、日本でいえば比叡山に学んだ学僧の中で歴代一位と称される秀才・法然上人みたいなものである、その法然の智慧を信じ切ったのが親鸞上人である】

 

ー日本を植民地にしなかったのには、相応の理由があったわけであるが、

日本を占領下においた初期には、「日本の公用語を英語にする計画」や「通貨をドルにする計画」などは実際に画策されていたものだと聞く

GHQが進めた「日本の民主化」とは、独裁的リーダーの出現を未然に防ぎ、軍事力を弱体化させることを主目的としたものである

【3R5D3S政策】として、よく知られている

一般庶民に直接かかわり合う処では、最後の「3S」(スポーツ/セックス/スクリーン)が特に重要で…… 

スポーツ競技と性産業と映画、もひとつ「スピード」 (自動車) も加えて、民衆の欲望を3Sに誘導させて、社会生活の不安や政治への関心から国民の目を逸らせよーとした

現在の日本国民の選挙投票率をみれば、その目論見が完全に成功したことが分かる

[※  総務省のHPより引用> 国政選挙の投票率は、平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙では、53.68%、令和元年7月に行われた第25回参議院議員通常選挙では 48.80% となっています。]

(wikiより)>日本を全く骨抜きにするこの3R5D3S政策を、日本人はむしろ喜んで、これに応じ、これに迎合した、あるいは、これに乗じて野心家が輩出してきた。

日教組というものがその代表的なものであります。そのほか悪質な労働組合、それから言論機関の頽廃、こういったものは皆、この政策から生まれたわけであります。

[※ 安岡正篤『運命を創る―人間学講話』より、

この御方は、歴代天皇を裏から支える秘密結社「八咫烏(ヤタガラス)」の一員と噂されている、南朝の楠木正成公の側近・堀田弥五郎のご子孫である、歴代自民党総理の指南役と言われた陽明学者で易学の大家、元号「平成」の考案者である

正確には、物故者が政府に提出した元号は縁起が悪いので採用されない慣わしだが、山本達郎東大名誉教授によって何故か「平成」が再提出されて採用された経緯がある]

 

何故か、現在の日本男児の姿が、K国男児に迫力負けしているのは、端的に「軍役」のあるなしが要因であろー

軍隊とゆーものは、つよく「生死」を意識させる

2年とゆー短い兵役であっても、すべての男子が経験していることは、国防において強みである

K国人は、戦後すぐの闇市においても、その「恨」による破壊的な自滅思想によって、その893な勢力範囲を拡げて、今に至っている

芸能界はもはや、在日(K国人)を使わなければ、映画もドラマも作られないほどに、侵蝕されている

わたしは何も「在日」がキライなわけではない(橋下徹さんとか好き ♪)、ではあるがしかし、日本の国土にお世話になっておきながらの「反日」は腹に据えかねる

[※  橋本徹も最近偏向した発言が多くて、好き発言は撤回しなければいけない、やっぱり知事時代の訪中でC国から接待漬けされたよーだ、巧妙に外国人参政権へ向かって働いている…… 2021.11.21記す]

 

世界でも類稀な日本の伝統、唯一無二といってもよい永い伝統を誇っているが…… 

伝統が瓦解するのは、一瞬である

皇室にしても、大相撲にしても、国民が抱くイメージが崩れて来ているのを感じる

端的に「尊敬」「崇拝」の念が薄れるから、それは見ていて判る、国民の行動にあらわれる

わたし自身、敬神崇祖の念が篤い家柄で育ったが、ここ二十年あまり頻発する皇室のゴタゴタには正味ウンザリしている

神事である相撲にあっても、たんなる野蛮な「荒ら事」であり、力人(ちからびと)の荘厳さは微塵も感じられないテイタラクである

こんな日本になってしまって、どーする?

ここはひとつ、ニッチに隙き間に生き伸びるしか手はないのじゃあるまいか

 

老人の生に、日本の伝統を託す

アニメが全世界で流行っている中で不思議がられることがあると云ふ

日本アニメでは、何故に老人キャラが最強なのか?

江戸期の武術書『猫の妙術』にも明らかなよーに、年老いたネコは血気盛んな若いネコを戦わずして威圧する存在感を示す

日本に内在する、この達人伝説にその原因が潜んでいよー

中国の少林寺をはじめとする中国拳法でも、生涯のうちで最も強くなる時期は、「功夫(クンフー)」を積みあげた50代の拳士であるそーだ

【画像=映画『酔拳』より、蘇化子役のユエン・シャオティエン(袁小田)

 

ジャッキー・チェンの『酔拳』の師匠・蘇化子は「シーボー」(師父・師傳)と呼ばれているが…… 通常は、敬意を込めて「老師(ラオシ)」と呼ばれる、たとえ年下の師であっても「老師」である

中国にあっては「老」は敬語なのである

[※  日本でも、五百年にひとりと云われる白隠を打ち出した禅の師匠は「正受老人」と敬称されている、この御方は真田幸村の実兄・正之(徳川家に仕えて生き延びた)の妾腹の子である]

古代中国には、「仙人」の伝説もあり、年を取ることは「弱体化」と必ずしも一致しない

東洋では、鍛え上げられた老人は若者以上の強さを発揮するとゆー伝統がある

幕末〜明治の日本でも、60歳代の中村一心斎(山岡鉄舟が日本一の剣豪と称えた)が20歳の海保汎平(千葉周作門下の麒麟児)を寄せ付けないとゆー試合運びが出来た

年老いても、若さ漲る最盛期の力技を凌駕する達人の境地とゆーものは、実際に現在に顕現させた御方がいる

東京小平市に道場をかまえる、大東流合気柔術(合気道の源流)の佐川幸義 宗範は、90歳代で初めて受けた病院の診察で、心臓に負荷をかけるために軽く運動してくださいと医師に言われて、腕立て伏せ100回休まずに行なう体力があったし……

95歳(平成10年)でお亡くなりになるまで、日本中から集まった腕自慢の格闘家・武道家の猛者たちを、「合気」でもって投げつづけて、まったく寄せ付けない別格の強さをみせた

まー、武術家のロマンではあるが、出来ない業ではないとゆー認識はいまだ遺っている

ご老体は油断ならない、ご隠居や老師匠は抜群の腕をもつことがよくある

 

人生の経験値はゆたかだし、愚民化する3Sの欲望からも離れて久しい

まさにうってつけの正統伝承者となるだろー

ただ心配なのは、「活力・気迫がなければ、善も悪も是も非もない」(安岡正篤)とゆー摂理で、まったく悟りすまして安逸をむさぼる老人ではいけないとゆーことだ

 

でも、そろそろ老人力を発揮してもよい時節ではないか

赤瀬川原平『老人力』より引用 ♪

力を抜くには 抜く力がいるもので、老人になれば自然に老人力がついて力が抜ける。でも若い間は自然には力が抜けない。

力を抜くというのは、力をつけるよりも難しい のだ。

眠ることも忘れることも、努力をもってしては到達できない。

本当に大事なのはオマケでいいんだ。[私注:俳句をとるかお店をとるかと言われて、即座にお店(生活)をえらんだ俳人・鈴木真砂女さんのことに関して]

人間の人生というのは、そもそもが寄り道なのかもしれない。ぼくならぼくというものが、ふとこの世に寄り道している。

何ごとも百パーセントはよくない。人間には百パーセント依存症というのがあって、……

世の中いろいろと面白いことがある。[私注:赤瀬川原平による「あとがき」の結びの言葉]

もちろん、歳をとってなお元気百倍、筋肉リュウリュウ、欲望ギラギラというのは結構なことである。いやホント。でもちょっと引いて考えてみて、そういう第一次産業的な力はいずれ衰えてくるもので、そこで、

「いいや衰えない!」

といって抵抗するかわりに、

「これは衰えじゃなくて、力の変化なんだ」

と考えるのが老人力で、それは第二次産業的な力というか、いや第三次か四次かわからないけど、そんなようなニュアンスのことなのである。

 

‥‥「まだまだ若いものには負けませんよ「徹夜もまだまだ平気ですよ」とか、単に物理的に青年壮年並みに頑張れることをアピールするのと「老人力」はまったく次元が異なるってことである

要は、「テキトー」に出来ることが、「老人力」がついている証しである

老人ならではの達観や生き方もあってしかるべきで、ちょうど中国歴代官僚を支えた孔子の儒家よりも、一般庶民は老荘の道家にむしろ馴染んだよーに、社会の主流にはならなくとも下支えする地下底流となってもよい

         _________玉の海草

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