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エイビアリー視察 2012 bericht 2

2012-02-15 07:10:05 | 今日の仕事
おはよりい!埼玉県寄居町の有限会社丸一養鶏場、"放し飼い卵 ecocco(エコッコ)"の一柳憲隆です。

2009年のドイツに視察した際は、EUより前倒しでの一般ケージ禁止を控え、急ピッチで建設していた農場施設や、当農場で採用している立体型平飼い飼育システム(ナチュラシステム)の発展型を初めて見せてもらったりと、ドイツの採卵業界が慌ただしい雰囲気の中での視察だったのを記憶しています。
2012年1月からEU全域にて一般ケージ飼育禁止となった今回の視察で感じたことは、ドイツでは既に準備・試験期間を終えて、平飼い・放し飼い飼育の成熟期を迎えつつあるように強く感じました。

1996年のスイス視察で、当農場が採用したNatura-Novaタイプの初期型ともいえる独Big Dutchman社のナチュラシステムを初めてみた衝撃と感動から、何度も渡欧して、いくつもの農場を視察させてもらい、相当の決意をもって当農場で採用したナチュラシステムで飼育し始めてから、それなりの経験と時間が経過しているので、今回の視察ではそう新しい発見はないかなと思っていましたが、まさか新たな衝撃と感動を今回の視察でまた体験できるとは私自身思ってもみませんでした。

それほど、EUでも、そして米国でも一般ケージ飼育に代わる次世代の畜産システムがとても速く流れているのです。

2012年1月30日の午前中に日本を飛び立ち、ドイツには日本と同日の夕方に到着して、翌朝からの農場視察となりました。
視察最初の農場は育雛・育成農場です。当農場が導入する以前にもナチュラ専用育雛・育成農場も何度も視察しましたが、そのときとはまったく比較にならない規模、とてつもなく大きな鶏舎で10万羽/1ロットで平飼いをしています。
EUにおけるエイビアリー飼育管理では、どのケージメーカーでも育雛・育成期間の重要性を強く説いています。育成期間で飛び跳ねる、止まり木で休む、砂浴びをする行動をシステムに合わせて『教育』することで、成鶏期の巣外卵対策に直結します。また寄せ集まることの圧死予防にも結び付きます。


▲通訳を兼ねて同行してくださった東西産業貿易株式会社の酒井さんによる制御システムの説明

当農場でも、まず先に2002年にナチュラシステム育成舎を建設して、だれも日本で経験したことのない育成システムを自ら飼育技術をマスターしてきたので、ビジョンを描いて実行に移してから既に10年経つことになるんですね。

続く...

*具体的な数値等は、聞き間違い等の可能性もありますのでご承知置きください。


-アニマルウェルフェアの考えに基づき、にわとりの健康を通じて、人の健康へ貢献します。-

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