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冷房嫌いのための平屋づくり④「なぜ二階が暑くなる-Ⅲ/断熱材と輻射熱」

2023-07-26 08:03:55 | イベントニュース
熱対策(寒さ暑さ対策)において、輻射熱への対応が重要であり、必要不可欠であることはご理解頂けたことと思います。
ところで、これまでにほとんどの建物に熱対策として使用されてきた断熱材は、どのような熱移動に効果的なのでしょうか。
空気の熱伝導の低さを利用しているのが断熱材です。
断熱材は中に空気を閉じ込め(さらに熱伝導の低いガスを閉じ込めているものもあります)、それによって壁や天井などに空気の層を設けることで、対流や伝導による熱の移動を遅らせます。
熱の移動を防ぐのではなく、あくまでも遅らせるという効果です。つまり、断熱材はそう呼ばれてはいますが、熱伝播遅効型熱吸収材料なのです。
ですので、断熱性能の違いは対流と伝導による熱移動に要する時間の違いであり、高性能なほど熱の移動に時間がかかるということです。
断熱材と呼ばれている通称から勘違いされ易いですが、決して熱を断つことが出来る材料ではありません。
あくまでも、熱を吸収することで熱の伝わる時間を稼ぐ、遅らせるという材料なのです。
そして、下方向への熱移動において93%を占める輻射熱(放射熱)のなんと90%を吸収し、やがてその熱を放射します。



資料のご請求、お問合せは
株式会社相互企画 山崎まで
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
yamazaki@sougokikaku.co.jp

冷房嫌いのための平屋づくり③「なぜ二階が暑くなる-Ⅱ/上からくる熱の種類」

2023-07-25 07:38:19 | イベントニュース
上から下へ熱が移動する場合において輻射熱(放射熱)が占める割合は、なんと93%にも及びます。



つまり、上から押し寄せてくる熱のほとんどが、輻射熱(放射熱)によって起きているということです。
そして、このことは特に暑さ対策をとるうえで、極めて重要なこととなります。
また、温められた空気は膨張して比重が軽くなります(ボイル・シャルルの法則)ので、対流熱はゼロ、つまり対流熱は下にはこないという具合です。
ですので、エアコンによる暖房(対流熱による暖房)だと、上部から温まる、あるいは足元が温まらないという現象が生じるのです。

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冷房嫌いのための平屋づくり②「なぜ二階が暑くなる-Ⅰ/直達日射量」

2023-07-24 07:36:28 | イベントニュース


グラフは、東京における夏至の直達日射量を表したものです。
グラフから読み取れるように、夏は圧倒的に水平面が受ける日射量が多くなります。
これは、夏の南中高度が高くなることによる影響です。
東京(北緯35度を仮定)を例に挙げると、夏至の日における太陽の南中高度は78°、冬至の日における太陽の南中高度は32°、その差は実に46°にも及ぶのです。
このことにより、夏は屋根が大量の日射を受け、それによって大量の輻射熱(放射熱)を発生させることとなるのです。
このことをしっかりと認識することが、冷房嫌いのための平屋づくりを実現するための第一歩です。

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冷房嫌いのための平屋づくり①「2階が暑いという経験」

2023-07-23 07:43:26 | イベントニュース
2階建ての場合、1階に比べて2階のほうがかなり暑いということは、ほとんどの方はご存じでしょう。真夏、仕事が終わり、閉め切りの我が家に帰って階段を昇っていくと、異様と思えるぐらい暑くなっているという経験をお持ちの方も多いことと思います。
天井(あるいは屋根)の断熱は、壁の断熱よりもかなり強化されているはずなのにです。



そして、冷房を好まない、冷房をあまり使いたくないという方にとりましては、このことを解決せずして平屋の住まいを建ててしまうと、どうなってしまうのでしょうか。
後悔先に立たず、このシリーズで学んでいただき、きちんとした暑さ対策を施した平屋の家づくりを実現して下さい。

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暑さ対策の勘違い-ⅩⅣ 冷房頼みにしない暑さ対策なんて無理②

2023-07-22 07:50:02 | イベントニュース
具体的には、屋根裏に高性能遮熱シートを施工します。
これによって上からくる輻射熱のほとんどを撥ね返すことが可能です。



そうすれば、屋内の温度上昇を大きく抑制することが出来、冷房が不要とはいかないまでも、冷房頼みにしない暑さ対策が実現するのです。
また、冬は暖房によって生じる熱が上昇して逃げていくのを防ぐとともに、冬の夜に屋根の上から降りてくる冷たい熱(コールドドラフト)も撥ね返します。

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