当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

天橋立観光2

2011年08月20日 | 日記
笠松公園まできたら、その上も目指さねば

てなわけで、成相寺へ。

ここは入山料が必要になります。
笠松公園のケーブル乗るところで、往復ケーブル+往復登山バス+入山料のセット券買っていたので、登山バスに乗っていざ成相寺へ

バスはなぜか山門をこえたところで停車
山門も気になったけど、とりあえず後回しにして本堂へ。


この階段の手前で下されます。
階段のところには『撞かずの鐘』が。

この名前の由来は、悲劇の伝説になっていまして…
梵鐘を新しくするのに寄付金を数度求めたところ、裕福な家っぽい奥さんが「子供はたくさんいるけど、寄付するお金はない」と拒否をした。その後、梵鐘が鐘鋳造の日、その奥さんも赤子を抱えて見物に来ていたところ、鋳造の銅湯のルツボに誤ってその赤子を落としてしまう。そんな悲劇の中で出来た鐘はとても澄んだ音色の鐘になったんだけど、耳をすますと、母親を求めて泣く赤子の声が聞こえ、その赤子の成仏を願って鐘を撞かないことにしたんだとか…
とっても悲しい話だし、欲張りを戒めていると言うのもわかるんだけど…これって、寄付しないと罰あてるってこと?
この伝説は、微妙に俗っぽさを感じて個人的には疑問を抱いてしまいました
だって観方によってはお布施の脅しにも思えて…どうなのかなぁ

階段をあがると本堂があります。

ここの観音さまは、美人観音といわれる観音さま
知恩寺の文殊さんになられた右大臣高藤の子と夫婦だった、梵天国の王の娘さんです。
名前の通り、美人になれる観音さま
もちろん祈っときましたよ

本堂の中には左甚五郎作の『真向いの龍』もあります。

変わった龍をってことで作られたそうですが、確かに正面って初めて見た
ちょっとドラゴンボールの龍っぽくもありますが(笑)
正面だと、イメージだいぶ違いますよね

御参りを終えて外へ。

これは鉄湯船。もちろん霊元水


一願一言のお地蔵さん。
唯一願を一言で願えば必ず叶えてくれるというお地蔵様です

そして天山展望台をめざして

この五重塔は近年、昔の技術を用いて再建された五重塔です。
他が古めかしいので、ちょっと浮いてしまっていた気もしましたが、本当に立派な五重塔でした
そこから裏山?を登ると、5分くらいで展望台につけます。

確かに絶景笠松公園より、山の上になるので、天橋立と山のコラボの色がより楽しめます

バス待ちの間に山門をちょい観光。
バス停より、3分くらい?くだったとこにあります。

仁王様もちゃんといらっしゃる立派な山門。
観光客にあまり見ていただけないのがなんだかもったいない…


成相寺の後は、どうせなら三社参りを思い、笠松公園の下、天橋立の松並木の手前にある、元伊勢龍神社へ。

ここの狛犬が素晴らしい
勇ましいってより、がっしりなんですよ。
伝承では、龍神社参りの人に悪さをしていた狛犬たちで、岩見重太郎によって成敗され、悪さをやめた狛犬たちなんだとか…

2枚目の狛犬の右足…わかるかなぁ?そこに刀で切られた傷跡が残っています。


そして本殿。
やはり作りが立派だわ

一連のお参りを済ませて、満足でまた徒歩で天橋立駅へ
良く歩きましたが、帰りは行きより気分的にやっぱり早い(笑)
いい散歩しちゃいました

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