当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

内子の町

2010年09月12日 | 日記
内子に行ってきました。

ここで一番有名なのはなんと言っても内子座

大正天皇の即位のお祝いで建てられた木造の芝居小屋です
戦後、映画館化した時期もありがましたが、昭和60年に元の姿に戻され、現在の状態に。
今でももちろん舞台に使用されていますが、舞台中でなければ見学可能です。
入口の雰囲気とか、もう“時代”が出ていてトキメキます
ノボリが歌舞伎座みたいなんだもん

中は隅々まで見学可能

2階席から眺める感じもまた味がありますね
席は現在のように椅子があるわけじゃなく、桝席の名前の通り、桝に区切られているだけ。
2階も木の長椅子だし。

舞台ももちろんあがれます
回転舞台の確認もできるし、裏もまわれるんですよ

そして

奈落にだって入れます

奈落は、舞台の回転を人力でしていた地下の場所になりますが、では暗くてちゃんと撮れなかったので入口だけ
奥の方にちょっと柱が見えますが、あれは装置のひとつになります。
他のところでも見たことはありますが、もう利用されているところではなかったので、なんだかここには生々しさがありました

入口にはあの方のサイン色紙が

井上ひさしさんですよ
他にも何人もの著名人のサインありましたが、やっぱり今年は…ね、井上さんが気になっちゃう

ここはなかなか興味深い感じで私は楽しかったです
舞台好きな人は楽しめるはず。


ちなみに入場券を3館セット券で買ったので、他のを見るために内子の町をブラリ見学。

まずは『商いと暮らしの博物館』。

明治からある薬商「佐野薬局」の建物です。
裕福な内子の家でございます。(ちなみに内子自体が、昔、裕福だった町なの)
いきなり入口から、薬売りしているお店の状態を人形を置いて再現しています。
なんか、人形が(しかもしゃべる)あったからか、社会科見学気分満載でちょっぴり笑えてしまいました

これは家族の食事の風景。
白米食ってるよ金持ち~
しかしおかずは現代から考えたら質素ですよ。漬物がメインにあるくらいだからね
そして写っていませんが、実はこの奥に台所があって、女中が愚痴言ってます。
館内こんなのばっか(笑)

その後は町をぶらりしながら次に移動。

本当は重要文化財の建物がいくつかあるんですけどね…
なぜか工事中…
本芳我家の倉庫しか見れなかったよ…
これも彫刻すごいんですけどね、すごいからこそ他も見たかったわ

んで上芳我家の木蝋資料館へ。
…ここだって本当は重文の家が見れたはずだったのに

とりあえず資料館へ。
内子は木蝋で有名になった町。しかも世界規模。だからこそ裕福だったんです
ここは木蝋の生産の流れを模型を使いながら説明する形になっていて、これまた社会科見学っぽい(笑)
でも、なんとなく、内子って町を理解するのにはイイ勉強になりましたね。
お時間あれば寄ってみてもよいかと。

最後に高橋家へ。
…はじめて知りました。アサヒの創業者が内子の方だったなんて
どうりで、どこもかしこも看板がスーパードライなわけだよ

そんなわけで、待つ間、御飯しながらスーパードライしときましたよ(笑)
ビバ高橋様。美味しいをありがとうかんぱ~い

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