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インプレッサ WRX STI Ver.Ⅳ(GC8)--その1

2007-09-10 | 自動車・飛行機・船
 今回は、車の話題です。
国産メーカー「富士重工株式会社」(スバル)から発売された「インプレッサ WRX STI Ver.Ⅳ」を取り上げてみます。
1966年にスバル1000」が発売されました。世界では採用例が少なかったFF方式を採用し、エンジンは水平対向型 4気筒 977cc 55psを搭載していました。
その後「レオーネ」で4WDを採用し実績を積み重ねてきました。

そして1992年10月22日:インプレッサ・シリーズ(セダン、スポーツワゴン、セダンWRX)を発表、11月2日から発売されました。

1993年9月:一部改良でBタイプとなる。要望の多かったワゴンWRXを追加。同時にMTのみであったセダンWRXにもATを追加。翌1994年1月、STI製コンプリートカー「WRX STI」発売。1993年10月:WRCデビュー。

1994年10月:一部改良でCタイプとなる。セダンWRX系が260馬力に出力アップ。WRX RA STI」の追加、翌95年10月に正式カタログモデルとして「STIバージョンⅡ」の登場。

1996年9月:後期型へのマイナーチェンジでDタイプとなる。セダンWRX系のエンジンは高回転高出力化の図られたEJ20Kに変更され280馬力に到達、住友製フロント対向キャリパーを採用したSTIバージョンⅢの登場。

1997年9月:一部改良でEタイプとなる。前面衝突安全性への対応のため、運転席エアバックの標準装備化、助手席エアバックのオプション設定化のための内装の大幅な変更(フォレスターと共用化)。そしてSTIバージョンⅣの登場。

最近はあまり見かけなくなりました、外国に出て行ってしまったという噂も聞かれますが、ほんとかどうかは良くわかりません。
280馬力の高出力4WDにもかかわらず新車でも350万円くらいで購入できる車は世界中探しても日本だけのようです。そのため中古になっても完成度の高い「インプレッサ WRX STI」を外国人バイヤーが買いあさって、100万円をプラスしてもすぐに売れるので、国内には程度の良い車はなくなっているそうです。

「FUJITUBO」製の117Φ車検対応スポーツマフラー(レガリス スーパーR)に替えていますので砲弾型独特の排気音です。タイヤは215/45 17インチ、ホイールは社外品です。



ボンネットの中は通常の車とだいぶ様子が違っています。写真中央にエンジンがありますが、赤ちぢみ塗装がされているのがインテイクマニホールドです。その上の四角い部品がインタークーラーです。4気筒16バルブ(EJ20型)エンジンにターボチャージャーユニットを装備し、最高出力は280馬力に達します。ボンネット中央に横長の大きな穴が開いていますが、高温になった空気を冷却するためのインタークーラーに風を導入するためのバルジです。
左右に橋渡ししているのがカーボン素材のストラットタワーバー(STI純正、黒色の棒状部品)で、車体を補強しています。水平対向エンジンですので点火プラグが左右側面になるため取替や点検には一苦労です。ラジエターキャップも、冷却水の沸点を上げ外気温との温度差を広げてオーバーヒートを抑制する目的で、開弁圧1.3kg/cm2に変更しています。



サスペンションは「CUSCO」製の車高調整タイプ「COMP ZERO-L」に取り替えています。街乗りが主体ですが車高はあまり下げていません。



リヤトランクスペース内もストラットタワーバーで補強されています。(横長の棒状の部品)



次回に続く。

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