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今回は「CONTAX S2」を取り上げました。
1992年9月に発売されたカメラです。チタンボディーでメカニカルシャッターを搭載し、当時定価¥150000でした。「ニコンFM2チタン」(1993年12月¥92000で発売)などと比較しても性能はほとんど変わりませんが数万円も高いので驚きます。
発売当初のボディーでは正面向かって左に「60周年記念」のロゴが入っています。S2についてはほとんどこの記念ボディーを良く見かけますが、ロゴなしのほうが数は少ないと思われます。このボディも背面に購入者の名前が刻印されています。
露出計はLED表示によるスポット測光のため、最初は戸惑う方も多く、不評だったようで、後に(1993年10月)「S2b」を発売し、測光も「中央部重点測光」になりました。シャッター音も大きく、ミラーショックもかなりありますので、この時代のカメラとしては、評価があまりよくないようですが、最近「京セラ」がカメラから撤退してから、中古価格が上がり、見直されているようです。ツアイスレンズを普通に使うのには、ファインダーも明るく、ピント合わせもしやすいので気軽に持ち出せます。写真の記念ロゴなしボディーも1993年になって発売されたようです。
このブログに掲載しているカメラの写真には、ストラップが写っていて、邪魔なようですが、本当に写真を写すことが目的なので、あえて使っていることを強調するために、そのまま撮影していますのでご了承いただきたいと思います。ただのコレクションで集めるだけの趣味では、そのカメラの本来の性能が分からず、メーカーとしての設計ポリシーも汲み取れないと思います。
CONTAX S2 性能諸元
型式 35mmフォーカルプレーン式一眼レフカメラ
レンズ 標準レンズ:カール・ツァイス プラナーT*50mmF1.4
マウント 内3爪バヨネット式コンタックス/ヤシカMMマウント
内径:48mm、フランジバック:45.5mm
ピント方式 マニュアルフォーカス
露出制御 露出制御:TTL露出計運動のマニュアル方式
測光報式:SPD素子使用のTTLスポット測光(φ5mm)
測光連動範囲:EV4~20(ISO 100、F1.4)
フィルム感度:マニュアル設定式、ISO12~6400
多重露出:多重露出レバーにより可能
ファインダー ペンタプリズム使用のアイレベル型(ロングアイポイント式)
視野率:95% 倍率:0.82倍(50mm標準レンズ無限遠)
フォーカシングスクリーン:水平スプリット/マイクロプリズム式を標準装備、スクリーン交換可能(167MTと共通4種類)
ファインダー内表示:シャッタースピード(設定値、測光値)、露出警告(オーバー、アンダーの連動範囲外表示)ストロボ充電完了表示(当社連動接点付ストロボ使用時)
シャッター 形式:機械制御式縦走行メタルフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:B,1秒~1/4000秒
シンクロ接点:X接点(1/250以下で同調)、ダイレクトX接点、及びシンクロターミナル付
セルフタイマー:機械式(作動時間10秒)
シャッターレリーズ:機械式(ケーブルレリーズソケット、レリーズロック付)
ストロボ 内蔵ストロボなし
フィルム送り フィルム巻上げ:レバー式、巻上げ角135° 予備角30°
フィルム巻戻し:巻戻しボタン、および巻戻しクランク式
フィルム装填:裏蓋、巻戻しノブ引き上げによる開放式・フィルム確認窓付・着脱可能
フィルムカウンター:自動復元順算式
電源・電池 電源(露出計用):1.5Vアルカリ電池(LR44)、または1.55V酸化銀電池(SR44)2個使用
バッテリーチェック:自動チェック式、電圧低下時ファインダー内表示が点滅
大きさ・重量 134.5(幅)×89(高さ)×51(奥行)mm 565g(電池別)
その他 画面サイズ24×36mm
モータードライブ装着不可
定価 ¥150000
発売年月 1992年09月
写真のレンズ「TESSAR T* 45mmF2.8」は大変コンパクトで、パンケーキレンズとして有名です。性能もさすがツアイスレンズです。発色も大変良く気軽に写すには重宝します。絞り値の変更によっての焦点移動が多少あるようですが、このレンズの特性だと思い、マニュアルでピンと合わせを的確に行うことで苦になりません。
1992年9月に発売されたカメラです。チタンボディーでメカニカルシャッターを搭載し、当時定価¥150000でした。「ニコンFM2チタン」(1993年12月¥92000で発売)などと比較しても性能はほとんど変わりませんが数万円も高いので驚きます。
発売当初のボディーでは正面向かって左に「60周年記念」のロゴが入っています。S2についてはほとんどこの記念ボディーを良く見かけますが、ロゴなしのほうが数は少ないと思われます。このボディも背面に購入者の名前が刻印されています。
露出計はLED表示によるスポット測光のため、最初は戸惑う方も多く、不評だったようで、後に(1993年10月)「S2b」を発売し、測光も「中央部重点測光」になりました。シャッター音も大きく、ミラーショックもかなりありますので、この時代のカメラとしては、評価があまりよくないようですが、最近「京セラ」がカメラから撤退してから、中古価格が上がり、見直されているようです。ツアイスレンズを普通に使うのには、ファインダーも明るく、ピント合わせもしやすいので気軽に持ち出せます。写真の記念ロゴなしボディーも1993年になって発売されたようです。
このブログに掲載しているカメラの写真には、ストラップが写っていて、邪魔なようですが、本当に写真を写すことが目的なので、あえて使っていることを強調するために、そのまま撮影していますのでご了承いただきたいと思います。ただのコレクションで集めるだけの趣味では、そのカメラの本来の性能が分からず、メーカーとしての設計ポリシーも汲み取れないと思います。
CONTAX S2 性能諸元
型式 35mmフォーカルプレーン式一眼レフカメラ
レンズ 標準レンズ:カール・ツァイス プラナーT*50mmF1.4
マウント 内3爪バヨネット式コンタックス/ヤシカMMマウント
内径:48mm、フランジバック:45.5mm
ピント方式 マニュアルフォーカス
露出制御 露出制御:TTL露出計運動のマニュアル方式
測光報式:SPD素子使用のTTLスポット測光(φ5mm)
測光連動範囲:EV4~20(ISO 100、F1.4)
フィルム感度:マニュアル設定式、ISO12~6400
多重露出:多重露出レバーにより可能
ファインダー ペンタプリズム使用のアイレベル型(ロングアイポイント式)
視野率:95% 倍率:0.82倍(50mm標準レンズ無限遠)
フォーカシングスクリーン:水平スプリット/マイクロプリズム式を標準装備、スクリーン交換可能(167MTと共通4種類)
ファインダー内表示:シャッタースピード(設定値、測光値)、露出警告(オーバー、アンダーの連動範囲外表示)ストロボ充電完了表示(当社連動接点付ストロボ使用時)
シャッター 形式:機械制御式縦走行メタルフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:B,1秒~1/4000秒
シンクロ接点:X接点(1/250以下で同調)、ダイレクトX接点、及びシンクロターミナル付
セルフタイマー:機械式(作動時間10秒)
シャッターレリーズ:機械式(ケーブルレリーズソケット、レリーズロック付)
ストロボ 内蔵ストロボなし
フィルム送り フィルム巻上げ:レバー式、巻上げ角135° 予備角30°
フィルム巻戻し:巻戻しボタン、および巻戻しクランク式
フィルム装填:裏蓋、巻戻しノブ引き上げによる開放式・フィルム確認窓付・着脱可能
フィルムカウンター:自動復元順算式
電源・電池 電源(露出計用):1.5Vアルカリ電池(LR44)、または1.55V酸化銀電池(SR44)2個使用
バッテリーチェック:自動チェック式、電圧低下時ファインダー内表示が点滅
大きさ・重量 134.5(幅)×89(高さ)×51(奥行)mm 565g(電池別)
その他 画面サイズ24×36mm
モータードライブ装着不可
定価 ¥150000
発売年月 1992年09月
写真のレンズ「TESSAR T* 45mmF2.8」は大変コンパクトで、パンケーキレンズとして有名です。性能もさすがツアイスレンズです。発色も大変良く気軽に写すには重宝します。絞り値の変更によっての焦点移動が多少あるようですが、このレンズの特性だと思い、マニュアルでピンと合わせを的確に行うことで苦になりません。