花田凌鑑

火気利用生産公社新館

冬の井村感謝祭2

2008-12-20 12:24:18 | その他

すでに一部書店の店頭にて並んでいます。
12月27日発売危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著

1ー好奇心と出会い

ガンダム1st世代である。ニュータイプ思想に深く共鳴し、ニュータイプ戦士のイメージを頭の片隅に抱きながら、ゲーセンでシューティングゲームをしていた。

その一方で、ケンシロウのような強い男を目指し、憧れ、体を鍛えた。
部屋にはいつしか、鉄アレイ、パンチングボール、鉛リストバンド・・・ボクシングから武道へと興味が移り、自分にはどの武道が合うのかと、思いを巡らせた。
人とは違うことをしたい性質があるので、柔道・剣道・空手ではない少しマイナーな合気道に強く魅かれた。
相手の力を利用するという理論に、いままでしてきたことを全否定された気がしたが、新鮮な考え方だった。
合気道教室に通うことを親に強く希望したが、受験を理由に反対された。

仕方なく、近くの図書館で合気道関連の本を読み進めていくなかで、(気)というものに興味が湧いてきた。
テレビのニュースなどでたまに特集される気功の映像を食い入るように見ていた。
気を鍛錬し、気の力でレンガを砕き、槍を喉に突き刺して曲げる。
気の力で、病気を治す。気功師たちが、超能力を自在に操る人に見えた。
それから気功に関する本を読んでは見るが、動作の写真と呼吸ばかりで、好奇心が満たされることはなかった。

近所の図書館では物足りなくなり、県立の図書館に向かった。

15歳の冬のことである。

県立図書館というだけあって、本がたくさんあったのだが、どれもつまらないものばかりだった。
閉館を知らせるアナウンスがあり、帰ろうとしたとき、ある本のタイトルが目に入った。

サイ・テクノロジー 気の科学 気の技術



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