花田凌鑑

火気利用生産公社新館

念のための要注意期間と2011年もおわり・・・

2011-12-31 22:24:32 | 寄生に寄生される
おかげさまで、2011年もなんとか生きながらえることができました。

予感は相変わらずありませんが、1月要注意とおっしゃっている方が多いので参考にしておきたいと思います。

誰もがいろいろあったと思いますが、

2011年を締めくくるにふさわしい本を読みました。


中田安彦著 日本再占領


外交文書などから、震災と原発事故により、米国では、日本は軽度の破綻国家である、という認識をしているようです。

経産系の方が書かれた政府官邸がが機能不全していたというようなベストセラー本もありますね。

日本の置かれている状況はこんなところでしょうか

・日本は、内戦などで混乱しているアフリカ諸国と同じような軽度の破綻国家である。
・政府(政治)がまともに機能していない。
・まともに機能していないので、福島第一原発の80km圏内は1年以上の定住はこのましくないのに、それを許す状況が続いている。
・まともに機能していないので、汚染された水や空気を垂れ流し、作物や海産物、がれきを分散させている。
・まともに機能していないので、外国からの政治的圧力に弱い。
・まともに機能していないので、共通の利益(権益)享受者であるものにはとても協力的な、霞ヶ関を押さえる事は出来ない。
最後の項目は、まともに機能していても難しいと思いますが。

内外の政治家をはじめ、ほかにも財界さんやマスコミさん、どれもこれも、それぞれの立場で善良な?一般市民から搾取するためにみなさん一生懸命です。

人間は所詮、森の生態学的には寄生する生き物でしかない・・・寄生虫のような存在なのですが、豊かな「森」はありません。
あるのは儲けという欲で生態系を破壊し、儲からないニセモノの「森」があるだけです。

「森」が無ければ何が起こるか?寄生虫の共食いが起こります。

人間の中で優秀な人=寄生能力に長けている人ということなのでしょう。
しかし、生き残ったとしても「森」がなければ、やがて死に絶えることでしょう。


被災地の方がいなくなってしまえば、その自治体の議員さんや公務員さん達が失業してしまいますから、除染したから安全だ~、暫定基準値内だから安全だ~と、安全な地域から通勤して、嫁子供は西日本や海外に疎開させています。

未だに半減期8日の放射性元素が検出され、首都圏でもストロンチウムが検出されています。
80km圏内は1年以上の定住はこのましくありませんが、首都圏の方は果たして何年以上の定住はこのましくないのか?考える必要があると思います。

2011年は終わりの始まりなのか?気づきの始まりなのか?

2・3年は復興特需や症状が現れにくいので、明るいきざしのように感じられるかもしれませんが、
東日本の食物、太平洋側の海産物の汚染の拡大、特に根菜類の汚染が出てくるので、安全な食材確保に手間がかかると思います。

規模の大きな余震が原発を再び直撃する可能性もあります。

西に行けば行ったで、各地地震や火山活動が活発化してますし、大陸からの大気汚染も注意しなければなりません。

放射能汚染の深刻度が海外でも重く受け止められれば、入国拒否、差別のような扱いを受けるかもしれません。

これまでは地震や津波などの災害に対する備えが主でしたが、

これからは、それに加えて、

放射線汚染の対策、軽度の国家破綻状態から、さらに悪化した場合の対策も必要ですし、


海外に移住となると、世界規模の経済のリセッション、紛争、戦争などの備えも考えなければなりません。

日常の中でこれらをひとつひとつやっていくなかで、いましなければならない事が明確になっていくと思います。


そして2012年も、本人次第というこで、スタートです。


で、このブログどうしようか悩んでましたが、来年はいろいろと始めるので、そのことに関しては別でやることにしました。

互いに寄生生物同士、一方的に搾取するのではなくて、依存し合いながら生きていきましょう。



寄生に寄生される1

2009-01-15 22:29:11 | 寄生に寄生される
予知、予言の世界の羅針盤
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次
目次
はじめに 未来を知りたい
第1部
 第1章 盲目の予言者ババ・ヴァンガが告げる世界と地球の未来
 第2章 マクモニーグル ─ 過去と未来を透視する男
 第3章 ジュセリーノ ─ 未来を夢で見る予言者
 第4章 タイター─ タイムマシーンに乗ってきた男
 第5章 人は未来予知能力を持っているか
 第6章 『予言書』とは何者か─その「予言」を検証する
 第7章 予言を評価する方法
 第8章 予言に隠された意味を探る─ ケイシー予言の再評価
 第9章 「予測」「超予測」、そして「予言」
 第10章 予言が誕生するまで
 第11章 未来情報の入手法と「周期説」
第2部
 第1章 来るべき世界 ─ 日本編
 第2章 来るべき世界 ─ 米国・欧州編
 第3章 近未来のラディカルな予言
 第4章 地球は大変動期を迎えたのか
 第5章 よりよい日本を築くために
 第6章 未来を知る方法
 第7章 自然災害を予知する方法




昨年、一番衝撃をうけた言葉は、植樹の宮脇先生の、


人間は生態学的には森の寄生者


というのがある。

人間は、寄生者という立場をわきまえず、暴走し、森をだめにしているのだ。

かたや人間は人間内部で、寄生者の立場のようなものがその立場をわきまえず、暴走し、人間をだめにしているように思う。

人間の本能のなかのひとつに寄生本能がある、ということなのだろうか・・・

社会のあらゆるところで寄生を垣間見ることができる。

森から離れ、自然を征服しているように見えても、所詮、寄生者は寄生することしかできないというところに、あやゆる問題が見え隠れしているようにも思う。

この寄生についてはいいたいこともたくさんでてきそうだし、このエントリでもぜんぜん表現できていない。

今後もこのテーマを取り上げることがあるかもしれない。