花田凌鑑

火気利用生産公社新館

福井旅4

2009-03-28 16:58:12 | 
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著


いよいよ最終日、あとは帰るだけ。では終わらない。
敦賀でレンタカーを返し、電車で小松へと向かう。

電車の時刻まで時間があるので敦賀市内の散策。

老舗のとんかつ屋さんがあるというのでいってみた。
店の周囲から肉とソースのなんともいえない香りが・・・

2階にあがり、いよいよ、肉食!


うまかったっすよ!臭みも感じられず、ヲエっともこなかった。
前日の気比神宮のおかげだ。

食後はコーヒーということで、行きたかった場所最後は、
古民家カフェマニアが号泣する?という・・

奈良の古民家は長屋だけど、こちらは田舎の古民家という風情

好みの器を選んで飲むこともできる


2階がギャラリーになっていたり、コーヒー豆や茶葉なども売っていた。


まだ、電車の時間までは少しあるということで、メインストリートに置かれている松本零士作品を。


帰りの飛行機は強風で出発時間が遅れ、おおいに揺れたが無事到着。

今回の旅にお誘いくださった相方にはいつも感謝しきれないぐらいで申し訳ないかんじで、運転もありがとうございました。

日々の仕事では結構筋肉を使っているのですが、プロテインでも投入して、美しいマッチョを目指しつつ、再び大酒につきあえる体質を取り戻す所存であります。
今回のふがいなさを大いに反省する意味を込めまして、わたくし、表参道の美容室で、髪を赤くいたしました。

今後ともなにとぞ宜しくお願いいたしまするルルルル・・・純!ホァタァゥルゥ・・・




福井旅3

2009-03-28 15:56:23 | 
どうせやるなら杉の人工林に
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著


別部屋で寝ていた相方が、早朝にローカルニュースをみたらしく、蟹祭りが今日からやるらしいから行くしかない!ということで、急遽越前町へ。

10時すぎに会場に到着。


あたりはすでにかにの焼ける匂いが・・・

ヌオーカニーww地元特産せいこガニのみそ汁とカニみその豪華コラボ

丼!まるごと入って、トッピングカニみそってなんじゃこりゃ~

カニマニア歓喜の瞬間。

指が十分かに臭くなったところで、今日の宿を目指さなければならない。

おばかものマニアとしてはどうしてもあの街へ行くしかないのだ。。。

その前に、気比の松原へ立ち寄り、もうひとつ行きたい場所があった。
北陸の総鎮守気比神宮

神様は食の神様だという。
食と言えば、昨秋からいろいろ苦労した。
この旅で食べたものや、食に関する事へのもろもろのおもいを胸に抱きつつ、参拝させていただいた。




途中片側規制の渋滞などがあったが、宿に到着

入口でいきなりかまされたw


ほんのすこし前にはこちらで盛り上がっていましたが・・・節操無いといいましょうか・・・

やっぱりいやがったwニュースペーパーのひとも・・・


街を散策に、と、出たところ・・・

もういいでしょうw
なんとなく松方さんちっくだ。
おばかものマニア歓喜の瞬間。

夕食は若狭ふぐづくしだったのですが、写メがうまく撮れず。







福井旅2

2009-03-28 14:27:46 | 
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著


チェックアウトし、自分としては今回の旅のメインである、県立図書館へ。
田んぼの真ん中に忽然と顕れるモダンな建造物。

さすが重鎮?の作品だけありますね。建築マニア歓喜の瞬間。

そして、これ



白川静マニア歓喜の瞬間。

先を急ぐ旅ではなかったら、この図書館に2日はいたかった・・・

名残惜しみつつ、永平寺へ向かう途中にお昼の時間が近づき、そば屋へ立ち寄る。

普段、お蕎麦を食すときは薬味は邪道であるが、越前蕎麦はおろしや鰹節が入っているものなのでしょうがない。


一番上の塩が気になるが、ひとつが小さいのでとりあえず全部。

お茶の代わりにそば湯がでてくるところがたまらんです。

そして、


こうしてみると、どれがどれだかわかんないな。
越前そばでも異色の塩だしの味・・・そばマニア歓喜の瞬間。

そして、跡取り息子たちのハッテン場?をおそるおそる見学。

ありがたいメッセージいただきました。


そして、2日目の宿
ここのシェフのマンゴープリンが有名らしいのだが、宿にはなかった。
通販らしい。

そして、本来お誘いいただいた目的であるライブである。

前公演がボーカル風邪で中止となり、これで公演中止になったら、ただの旅行になってしまうと危惧していたのだが、無事開催だ。

会場は、音の広がりがいい感じで、演奏者達からもそんなふうに感じてやってるんだろうなあというのが伝わってきた。
今後も使われるような気がする。

新しいアルバムで好きだったはやらなかった。
相方は悲しくなるから嫌いだという。
悲しい歌マニア歓喜の瞬間は訪れなかった。

福井旅1

2009-03-28 13:00:04 | 
人工衛星にガクブルしないために
危機を乗り切るための予言と超予測 井村宏次・著



小松空港からレンタカーを借り、した道で東尋坊へ。
途中で昼になり、お腹もすいたので、食事処へ。

駐車場があるとの事だったが、周辺は道幅が極端に狭く、不慣れなため、近くの図書館の駐車場に車を止めた。

建物が文化財になっているようなので、むやみやたらに修繕できないのだろう。
畳やふすまなどの損傷が目立つのだが、廊下には置屋だったころの写真などが飾られていて、当時の風情や歴史を十分感じることができた。

料理の味のほうが塩味が多く感じられたが、行く先々の料理も塩分が濃く感じられた。このあたりはきっとそうなのであろう。

東尋坊を目指す前に、近くの雄島へ立ち寄った。
ここは思いのほかGJ!だった。

まず、島へ上陸するには、まっすぐに延びる赤い橋を渡らなければならない。

昔の橋幅が狭かった頃の江の島を思い出した。
左側には火山活動でマグマが冷え固まった岩が。
岩マニアにはたまならい。

島に上陸すると、木々に囲まれて静寂な空間となる。
神社があるのだが、門は閉ざされており、祭事のときのみひらかれるのであろう。
社の横にインパクトのあるご神木であろうか・・・

あたりよくみると、そこは、海岸近くに自生する木、タブの木!タブの木!タブの木!
である。

宮脇式植樹マニア歓喜の瞬間である。

タブの木だらけな空間に身をおける幸せをかみしめながら、島の反対側へ。

岩に落雷があり、方位磁石が機能しないというスポットでもあるからか、徐々に変性意識状態になるような感じがした。

そして、島の反対側へ。

まさに異界の地に足を踏み入れたようだ。

圧倒的な柱状節理に、岩マニア歓喜の瞬間である。


すっかり「お腹いっぱい」状態だったので、東尋坊は何度も来てるし、もういいやと思いつつも、相方は初めてで、2時間ドラママニアには憧れの地で、歓喜の瞬間が訪れたようだ。

写メはしたのだが、へんなものが映っているとあれなんで自重。

海の色がきれいだったなあ。


福井市内の宿へついた頃にはすっかり夜になっていた。
街の中心部を散策し、宿にほど近い居酒屋へ。

厨房を囲むようにカウンター席がある。店員はいやおうなしにきびきびと動かなければならない。必死であり、活気がみなぎり、客気もよくなる。

料理も素材が新鮮で、下ごしらえがしっかりなされているように感じた。

今回の旅で廻った店では一番のお気に入りだ。


ちばらぎそばグルメ探訪

2008-10-28 00:19:58 | 
週末、いってまいりますた。
佐原ははじめてで、なかなかよかったっす。

まずは1軒目

江戸時代からあるそうで。東京でいえば、まつやのような店構え。
海藻を練り込んだおそば。

最後に飲み込むときに独特の苦みが広がりますた。


立派な蔵、古民家が多い。


この馬場酒造の近くにも東薫酒造があり、そこでは利き酒サービスをやっていた。


通称じゃーじゃー橋

1時間ごと?に、橋から水がおしっこを漏らしたように滴り落ちるという。
ちょうど放尿している場面に出くわす。
正式には樋橋という。

伊能家旧家

橋の向かい側に記念館がある。ここは勉強になる。


歴史風情のある街並みを堪能した後、車に乗り、向かった先は肉やさん。久しぶりの肉食だ。

どこかの親子丼の有名店よりうまかったな。

したみちでちんたらふぐすまを目指す。
連れが以前から気になっていたという温泉をひたすら目指す。
車中では、サザンの古い曲や、最近無性に聴きたくなって購入したという、ユニコーンのベストなどを聴いていた。
自分も最近ユニコーンの動画をみていた偶然。最後の曲が流れ、ほんと、うちらも年をとったなぁとしみじみ。

宿にたどり着く前にすっかり日が暮れてお腹もすいたので、海辺のホテルで食事。
真正面には岩のライトアップ

不気味だ。

宿泊したのは素泊まりで、源泉かけながしで、温泉に24時間入れて、ペット風呂もあるよ、というところだった。


2日目

早めに宿をあとにし、そばの里金砂郷へ
昼前に到着。ここ数年の茨城蕎麦ブームで、すっかり観光地化されたらしい。


はじめの何口かは水につけて食べてくださいとの事。
美味いそばを食べるときはいつも、3分の1ぐらいは、なにもつけないで食べている。
しかし、後ろの席のテニス帰りのババアがシップ臭くて味わうどころではなく、台無し。

仕切り直して、月待の滝へ向かう。

このあたりは袋田の滝が有名だが、寺でもないのに入場料をとるというので、行こうとも思わない。

月待の滝の目的は、もみじ苑の蕎麦である。

この日はラッキーなことに、普段メニューに登場することが少ない緑色の蕎麦が食べられるというので、通常の蕎麦とのハーフ&ハーフをオーダーした。

オーダーしてから一から作るというこだわりで、完成までに小一時間かかる。
その間滝のある風景を愛でながらまったりとした時間が流れる。



ようやくそばが完成

じっくり味を堪能した後のエスプレッソも最高だった。


旅の終りに急きょ、連れが電話を入れて連れてってくれた。仕事やプライベートでよく利用するらしい。

急な訪問にも受け入れてくれたオーナーに感謝しつつ、離れのカウンター席へ。
昨日訪れた酒造の大吟醸を飲みながら・・・

最初にでてきたのは、カキですね。


続いて、フォアグラ
2種類のソースで、味に広がりと深みが鼻から抜けまくる。


次にクロソイ、カラスミソース仕立て
外のパリパリ感と、中のジューシー感がソースと絡む絡む。


和牛ロースステーキ
美味いに決まってるでしょうよ。


デザートは地元素材をふんだんに


いやぁ、ほんと申し訳ないね。

こんなことを東京でやったらどんな値段になってしまうのだろう?

すべては連れの日々のリサーチ力と、気に入った店にはとことん通う。
偉い人を連れ込むという努力の賜物ですね。

感謝感激雨霰です。



奈良へ

2008-09-23 00:57:21 | 
目的は、知人が長年講師をしているカルチャースクールに顔を出すのと、
奈良のとある神社でのお祓いと、古御札を納めること。
その他・・・

ビジネスパックのようなもので、温泉付きという理由で某奈良のホテルにした。

京都から、近鉄電車に乗り継いでホテルに着く。
すると、シングルをセミダブルにしてくれたり、最上階の角部屋にしてくれたりしたので、少しいい気分に。

荷物を置いて、カルチャースクールのある大阪へ。
フロントに一時物議を呼んだキャラが・・・

せんとくんwそして、鹿男のポスター・・・
このドラマは、すっかりテレビを観なくなった割にはほとんど欠かさず観ていたドラマだ。

その撮影隊の宿泊場所だったそうで、すばらしい偶然である。
大阪へ向かう車窓からの風景が、最終回で鹿が小川先生を見送る場面に出てきたところだ!と、急いで撮影


カルチャースクールに顔を出すのはちょうど1年ぶりだ。

20数年も続く奇跡的な講座だ。

受講生たちとも顔見知りになり、みんな1年分年をとったなぁという感じだ。

講師さんが、「あれ、はなちゃん来てる!本、昨日自宅に送ったよ・・・」

え〝っ・・・

講師さんは、数10冊の本を世に出しているのだが、今回は限定200冊の自主出版で非売品という貴重なものが、行き違いとなってしまったのだ。

すぐに読みたい気持ちと、進呈してくれた事のうれしさが、同時にこみあげてきた。

講座終了後、受講生たちとお茶などしてから、講師さんたちと朝まで話すというのがパターンなのだが、今回は普段の仕事で精神的にも肉体的にも余裕がなく、朝まで話しこむということが難しいと判断した。
遠くの奈良に宿を決めたのも、それを理由に早く退席できると思ったからである。

そういうふうに決めたときにかぎって、名残惜しい度が高くなる。
ぐっと堪えて大阪を後にした。

2日目、とある古い神社で参拝。神社好きには知名度が高いが、一般にはあまり知られていない分、神域がしっかり保たれている数少ない神社だ。
なので、どこの神社かは内緒。

参拝をし、移動。飛鳥へ向かう。
レンタルサイクルで巡る。
日差しは少し強かったが、

やわらかな気配
のどかな田園風景
棚田の畦道沿いに彼岸花の強烈な赤
まさに大和といった風情



当時はいろいろあったのだろうが、京都のように殺伐とした雰囲気はない。

さらに遡って太古の時代はどんな世界だったのだろう・・・

天気はやや下り坂になったが、なんとか持ちこたえた。

近鉄に乗り込むと途端に激しい雷雨。
最後の行程を諦めるかとも思ったが、逆に人が少ないだろうと思い、再び奈良へ。
お目当ては、古い街並みが残るエリアでカフェ&雑貨探し。

ゲリラ豪雨の中ずぶ濡れになりながら目的地へ。

古民家を再生してできた6つのスペースに、地元の工芸作家の工房や雑貨ショップ、カフェなどがあり、離れにはフランス料理屋まである。

余談だが、奈良にはフランス料理屋がけっこうあるような気がする。

東京にありがちな店にはないような、伝統的な素材をいかしつつ、かわいいものを作るみたいなのがいい。

と、いいつつ、ありがちな、きのこグッズがいろいろあるカフェで、おみやげ用のポストカードを少々。

最終目的地に向かう。


ここは、昔の知り合いで、C●Zだか○zマガジンだかのグルメ企画にほんじゃまかの太ったほうと一緒に出たこともある、元女子大生で関西在住のNさんに教えていただいたカフェで、旅の疲れをゆっくりとる。


旅を終えて、
翌日の朝、講師さんから進呈された本が到着。

ある出版社から出す計画もあるらしいのだが、世に出るとしても、内容を薄めて出すそうだ。

内容は公表厳禁なので言えませんが、巻末に、他のそうそうたる面々に混ざって自分の名前が書いてあり、謝辞が述べられていた。

これからも講師さんとその弟子のみなさんや、サポートする人達と共に、強い絆を保っていきたい。

飛鳥でふと立ち寄った日本酒やさんの酒を飲み、

いにしえの世界に想いを馳せつつ・・・