花田凌鑑

火気利用生産公社新館

昨日の続きみたいな今年はどうなる的なちょっと金融的な話をいろいろ

2011-01-20 00:00:00 | いろいろ
洋服以外には、食料価格も怪しい感じですね。

北半球も南半球も気象変動が激しいので、食料の収穫量が多くはないと容易に想像できますし、それを見込んで、商品市場(コモディティ)に投機的なお金が大量に流入し、価格が上昇することも容易に想像できます。

現に中国の食料品はある都市では、短期間で5倍以上になったという話しや、インドとパキスタンでは、ナンに使う小麦や豆などの高騰に加えて、タマネギ不足により、カレーに影響が出始めているようです。

夏の南半球では洪水で大きな被害が発生しています。

麺類やパンなどに欠かせないものですので、日本にも影響があってもおかしくありませんね。

衣も食も高くなるということは、ぶっちゃけもうデフレでが続かないんじゃないですかねぇ。

デフレ不況デフレ不況と巷ではいってますが、インフレ、もしくは、スタグフになるのは、そう遠くない先のことだと思っています。

なにせアメリカのFRBの政策が、日本のようなデフレの二の舞だけはなんとしてでも阻止したいという強い意志があらわれています。

リーマンショックから短期間で立ち直ってみせる!と豪語したときのことをおぼえているでしょうか?

あっちのほうのひとは、ルールをねじまげてでも無理矢理やり押し通す感じですからね。そうなるとみていますし、実際昨秋の大規模緩和政策で、好調な新興国に、バブルとインフレ懸念が出はじめています。

つづく