こんにゃく歳時記

ありゃ、打ち間違えちゃったわ~・汗)『今昔歳時記』がタイトルです~(^^;)懐かしい風景やHOTな今を書いていきます!

遠い昔話をしたくて今の現地を見に行く←実は“ついでに”

2020年10月22日 03時37分32秒 | 『懐かしい風景』
今は引っ越しをして身近な沿線ではないのですが、
かつての住まいで一度行きたいと思っていたのが
高師浜駅でした。



今回はいつも?訪問して頂いている方の期待話では
無いかもしれませんが、ブログタイトルの「今昔話」
として少しお付き合い下さい。

私が小学校の低学年の夏休みに、祖父は海に連れて
いってくれました。同行したのは母と弟。
住まいのK鉄で大阪方面(多分上本町)へ出て、
どう乗り換えしたのか記憶はありませんが、南海
電車の難波駅から乗った事は駅の屋根の形で覚えて
います。



しかしながら、到着した海は、人の気配もなく、
埋め立て工事の最中で遠くに船。
ただ海岸はあって、浜辺の貝殻や石ころを拾ったものの、
なんか予想していたのとは違う「海」行きでした。

まだ弟は小さかったので、帰りに駅の近くのお店で
かき氷を食べたのですが、なんだか弟が泣き出して
少々祖父と母は手こずっておりました。

大阪の中心地へ戻る途中で、通天閣に上り、
その通天閣が、私の夏休みの工作となりました。
もっとも、手先の器用な祖父が、とうてい私が
作れそうもない大型の通天閣を作ってしまい、
アレコレ級友からいじられた記憶があります。

当時以降も、訪れた高師浜の記憶がその後に
何度となく行くようになった伊勢湾とあまりに
違っていたので印象に残り、もう一度行きたいと
思うようになっていました。

しか~し!!
最近になって工場地帯の夜景が有名になり、
ようやく記憶にある海辺はもう無いのでは
ないかと思っていたのでした。



と、いうことで、
実は“ついでに”足を伸ばした高師浜駅。
ほんと、半世紀あまりが経過してましたが、
駅舎の雰囲気は、まだ当時の印象どおりでした。

そして、駅近くにある案内板を読むと!!
ちょうど訪れていた頃から埋め立てによって
どんどん変わっていった事が分かりました。



ダンナさんが工業地帯の夜景を少しでも
見れたらいいなぁと言っていたので
あたりを少し歩きましたが、ま、
夜には少し早かったですしね。
工業地帯があまりにも大きくなっていて
到底歩いてアチコチ見るには広すぎました。

帰途は、地図で確認していたので、
一駅歩いてみて、高師浜線の探訪を
堪能したのでした♪

案内板によるとかつては白砂青松の景勝地だったとか。
確かに高師浜駅から少し歩くと海辺に出るし、
駅から近いという点では、よかったのかも知れません。

なんかね~祖父が亡くなって今年で20年。
遠い昔を振り返る機会があって、
祖父を思い出して、私達孫を精一杯
可愛がってくれたことに感謝したいと思ったのでした。

今度はダンナさんが見たいと言っていた夜景を
是非見にもう一度行きたいです!!

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