ほどよく“熱い”『劇場版仮面ティーチャー』

ＴＶ放送を何気に見ていた経緯から、
映画館で上映している「仮面ティーチャー」を見てきましたですよ♪



人気のイケメン軍団が出ているからか、
映画館には女性が多かったですね(^^)b

実は、ＴＶ編はそれなりに完結していたし、
ＴＶで放送された、特別編のプレＴＶ版ともいえる、
特別番組もまた、それなりによかっただけに、

最初のＴＶシリーズだった学園を舞台に
また、なんチャラかんチャラと、
過去映像をつなげてやるんかい(←列denの見すぎ！？)
と期待してなかったんですけど、
いい方へ期待を裏切られましたね♪

今回主役の仮面ティーチャーこと、荒木センセが
対峙するのは、なんと、「恩師」
これはね～!!
気持ちの問題として、すでにかなり厳しい状況ですよね。
しかも、
荒木センセが目指すところの「力ではなく、心をぶつける闘い」は、
現実的には確かに理想論のようなところもあるし、、、
力＝暴力による指導を時代遅れだとして、
教職を追われた恩師は、
ついつい昨年の大阪の生徒自殺問題を思い起こさせるし。

それぞれの場面に置かれたアクションシーンを挟んで、
結局恩師の力という名の暴力を抑えた荒木センセの
恩師に対する鋭い??指摘には、個人的には
「あ、やられた～!!」
と、うまい具合に落とされましたねぇ♪
力で抑える指導を目指さない点に、
理想論だとする恩師は、もちろん力による指導を
復活させていたわけだけど、
それによって、本来の生徒との信頼関係を築く作業を
すり替えていた、ということで、、、

そのあたりへの話の構成もよかったと思いましたねぇ。
あとね、
いわゆる暴力を、画面上では、えげつなくならないように
工夫していたというか、、、
それこそ、女性のファンが多いことを考えて、
見せ方に配慮したんだと思いますわ。

う～ん、久々に感想を書いたら支離滅裂ですが、
なかなか見ごたえある作品でよかったです、
しいて言えば、
アクションシーンがねぇ、
もうちょっと欲しかったかなぁ、、、

作品名に毛嫌いせずに、多くの方に見てもらいたいですね♪