独断とHeineken

趣味や思ったことを独断と偏見を持って紹介していきます

近数教に行ってまいりました(再考版)

2005年10月09日 02時33分27秒 | 院生日誌
数日前,「記事が消えた!」とさんざ喚いた記事を再投稿しようという試みです
内容的にはいつもと変わらない内容なんですが,それでも印象深かった,いや書き留めておきたい記事だったもので
まぁ,日記みたいなもんです。
それでは…


先日,近畿数学教育学会,通称「近数教」に参加してまいりました!
本学会は近畿圏の教育に携わる大学や教師が集まる学会です。
…とは言うものの,実際は会場が1部屋だけのかなり小さい学会ですが
それはなぜかというと,派閥やらなんやらで…
まぁ大人の理由です

学会というと,「お堅い」というイメージが付き物ですが実際はそんなことはないんですよ。
いつも半分は旅行が楽しみ,という感じで参加してるぐらいですから
夜には「懇親会」という名の飲み会まで用意されており,かなりフランクに参加できます
飲み会では,参考文献や雑誌でよく見かける教授方とかなりフランクにお話しすることもできます。
逆にフランクすぎて「この人,本当に偉い人なのか?」と思わされることもしばしば

まぁそうは言うものの,やることちゃんとやっておかないと研究の存在自体を否定される危険性もあるんですがね

今回の近数教は大阪教育大学,通称「大教」で行われたので,比較的楽に行ってくることができました
前々回の滋賀まで行ったときは大変だった
まぁそのおかげで懇親会では近江牛を食べるという経験ができたんですけどね。

しっかし,いつきても大教って大自然ですな。
「大阪教育大前」の駅から講義棟まで,どうして15分以上かかるんだ!?
ご丁寧なことに,山の上に建ってるし…

そこで,登場するのがやたら長いエスカレーター3基です。
いつもバイクで来るので,このエスカレーターを使うのは初めてでした

↓長いエスカレーター↓
  

普段は休日に動いていないんですが,この日は特別に動かしていただいたらしいです。
まぁ,これが動いていなかったら参加者の数が激減していたことは間違いないでしょう
途中で1人,また1人とおじい様方が倒れていく姿が容易に想像できます。

余談ですがこのエスカレーター,維持費が年に数百万かかるらしいです
教員の給料から天引きされているとのこと。
土地が安いから山の上なんだろーけどなぁ

そして,やっとのことで頂上。いや,講義棟。

↓講義棟からの写真↓
  

…まさに,大自然
てか,なんで…いや,もう言うまい。
どんなに大きな声で叫んでも,こだましか返ってこまい。

話は変わりますが,大教って本当にネコが多い。

↓大教に住むネコ達↓
  
写真の中に何匹いるのでしょう?

ほんと「誰かが繁殖させてんじゃねぇか?」と思うぐらい多い
しかも,まったく人を怖がらず,逆に擦り寄ってくるという感じです。
ちくしょう!エサ目的だとしても可愛いぜお前たち!

続きまして,これが発表会場です。

↓どこも同じような発表会場↓
  

お決まりの司会者席,タームキーパー,スクリーン…
今月末には実際にあの発表場に立たなければならないと思うと,恐怖しかありません。
あのなんともいえない圧迫感,緊張感は,是非一度体験することをオススメします。

そして,これが今回の懇親会の様子です。

↓喫茶店貸し切っての懇親会↓
  

今回の懇親会では,大教の院生さんと本当に微量ながら面識を持つことができました
次の学会であいさつができるかどうかが勝負ですな。
顔見知りの激しい私にその自信はありませんが。

総評しまして,今回の学会は大教見学もできましたし,他大学の院生さんと面識を持つことができ,とてもよかったのではないかと
懇親会では,ビールと日本酒が飲めて上機嫌で帰りましたとさ。
めでたしめでたし。


……
………と,いつもはここで終わりだったのですが,今回はちょっと違いました。
それは,大教から近鉄奈良まで帰るべく,鶴橋まできたときのことでした
教授曰く「鶴橋でもう1杯飲んで帰る」とのことです。
さすが,泊りがけの学会で懇親会の後,2次会をした挙句,ホテルで3次会まで開催してしまうお方だ。
元気ですねぇ

と,いうことで急遽,教授方と鶴橋で飲むことになりまして
まぁ教授方とお話しできる機会なんてほとんどなかったので,いやむしろ鶴橋の焼肉に興味があったので,いい機会だったんですがね。

そして,いざ焼肉屋へ

…いやぁ,教授方と焼肉行くとすごいですね!
これが「上司と飲むと普通のことだ」といわれると早く就職したくなっちゃいます。

↓特上塩タン2人前3,600円↓
  
 私のご飯の何日分だよ

ワタクシ初めて,特上塩タン1人前1,800円なんてものを食わせていただきました
他にも上ロース1人前1,600円やなんか生の胃なんてものまで出てきまして
思わずメインは教授との話しじゃねぇ!肉だ!と取り乱してしまいました

さんざ肉を食べさせていただいた後,私とほとんどの先生方は帰られたのですが,我が教授はもう1件飲みに行きました。
まさに,鉄の肝臓ですな。教授の名は伊達じゃないぜ!

ほんと,今回の学会はいろいろと面白かったです
一度消えておきながら,もう一度書こうとするぐらいですから
学会って,その発表された学術的な内容も大事なのですが,人とのつながりも立派な内容なんです。
この記事を読んでくれた皆様も是非1度は学会なるものに参加してみてはいかがでしょうか
きっと,新しい見地を見出せると思いますよ