ゴルフボランティア（ＪＴカップ、3日目・最終日）

　第49回ゴルフ日本シリーズＪＴカップの土曜日と日曜日は、初日から61のコースレコードＴを出した藤田寛之選手の安定したプレーに、他の王者プロも圧倒されました。（続きです）

12/1日（土）後後後大変な悪天候になりました。

 予選落ちの無い、参加26名が全員プレーできるメジャー最終戦。3日目の担当は今回髄一のスコアラー業務。　くじ引きの結果　第5組9：40分スタートで、選手は小田孔明、久保谷健一、上平栄道の各選手。

小田選手は前週の宮崎フェニックスで、久保谷選手はその前の太平洋マスター御殿場でそれぞれ付いたばかり、上平選手は昨日のキャリングに続き2日連続の担当選手です。

（3日目スタート前のボード）

（前半では穏やかな表情の、左から上平選手・久保谷選手・小田選手：写真は大会ＨＰより）

スタートした前半の10ホールまでは　小田選手△4、久保谷選手△6、上平選手△6　と順調にスコアーを伸ばしていたのが、11番ホールに来たあたりから突然雪雲と突風が吹き出し、冷たい雨まで降る悪天候となってきたのです。防寒具を着用する選手・善さん達ボランティアは冷たい雨に打たれながら（ハナミズをすすりながら）の業務となりました。

その中で流石に一流のプロ選手たちのショットには目を見張るものがありました。アゲンストの強風に対して低くボールを押さえたショットはまさにプロのショットでした。

しかし3日目の結果は、「小田選手72のトータル△1、久保谷選手72のトータル△2、上平選手71のトータル△3、」とスコアーを落としてホールアウトしたのでした。

12/2日（日）ファイナルのち

　最終日の担当は初日と同じ　移動ギャラリー整理の係り、希望通り最終9組担当、今回も最終組に付けたのです。（希望者6名の内4名が最終組につけるので、ジャンケン）やっとのことで運良く最後のジャンケンに勝ち残れました。（スコアラー・キャリング・その他移動組の皆さんは顔見知りの人達でした）

一昨年の賞金王　キム・キョンテ選手の追い上げなるか、最終日2位タイまで上がってきた谷口選手のリベンジなるか？ギャラリーも昨日と異なり1万人以上がすでに入場してスタートホールは盛り上がってきました。

（スタート前　最終9組の担当ボード、遼君は同じ2位タイですが、一つ前の8組です）

藤田選手は2位に6打差をつけてのスタートで、完全優勝の可能性大で大ギャラリーの期待を集めて1番ホールをナイスショット。善さん達移動組も選手の左右・前後について走り出しました。

（これはビニールを風船状に膨らませた注意表示ボードです。）

　試合の見所は、追い上げ体制で気合の入り過ぎていた　谷口選手のスタート直後の3番ミドルホールで　痛恨のティーショットＯＢ。次の4番ミドルホールで藤田選手が初のボギー、共に6番・7番と連続のバーディーまではよかったのですが、9番の藤田選手の難しいバーディーパットを決めた。これで優勝の確信を持ったような藤田選手のガッツポーズがでました。

後半のハーフは安定した藤田選手と谷口・金選手の見事なプレーが続きましたが、勝負は決まっていました。

（10番のトラブル・リカバリーショットの藤田選手：これは2個目のボギーでした。大会ＨＰより）

 

（17番のバンカーショットの結果を確認するキム・キョンテ選手、バーディーは取れませんでした。うしろに業務中の善さん：日本テレビより）

（18番のパーパットを入れてガッツポーズをする谷口選手、最終ホールボードにも映像が写し出されています。大会ＨＰより）

（最終18番グリーンで最後の芝読みをする藤田選手とキャディの　ウメチャンこと梅原君：写真は日本テレビより）

最終ホールアウト「キム・キョンテ選手67のトータル△12（4位）、谷口徹選手68のトータル△11（5位）、藤田寛之選手67のトータル△18」。前の組、人気の石川遼選手も　70のトータル△9（6位タイ）で終了しました。

大会初の三連覇・初の賞金王（2012年）獲得と王者の中の王者となったのでした。

　おめでとうー藤田プロ！！

（優勝：藤田寛之選手△18：写真は日本テレビより）

（最終グリーンサイドには、チームセリザワのメンメンが垂幕を造って待ち構えていました。写真は日本テレビより）

担当業務終了そのままの場所で、最終グリーン上の表彰式を見学。昨年・一昨年と同じ優勝場面に立ち会えた感激を感じながら帰路につきました。

4日間の万歩計は6万歩を越えていませんでしたが、アップダウンのきつい東京よみうり　のコースでの選手に帯同歩行できた健康に感謝しています。

　ボランティア仲間の皆様、今年も1年間ありがとうございました。