奈良県吉野町による「吉野のさくら保全プロジェクト」の一環として、上野誠奈良大教授の『額田王と吉野』と題した万葉集朗読劇が、女優の松坂慶子さんによって東京(よみうりホール)で行われたので行ってきました。
『古(いにしへ)に 恋ふる鳥かも ゆずるはの 御井(みい)の上より 鳴き渡り行く』(巻2-111)
「吉野宮に幸(いでま)せる時に、弓削皇女(ゆげのみこ)、額田王(ぬかだのおおきみ)に贈り与ふる歌一首」
(吉野町のマスコット・吉野ピンクル)
講演は、北岡篤吉野町町長の挨拶の後、
1.「吉野山の桜の歴史と信仰」 :田中利典(金峯山寺執行長)
役行者が開いた修験道の聖地・金峯山寺と、吉野を訪れたゆかりの人たちと、吉野の桜についてユーモアたっぷりに話されました。
2.「吉野万葉」 :上野誠(奈良大学教授)
古(いにしえ)に恋ふる鳥 の万葉劇と万葉集についてのお話が、これもユーモアたっぷり得意の 上野節で解説されました。
額田王は斎明期から持統期に活躍した皇族で万葉歌人。大海人皇子(天武天皇)・中大兄皇子(天智天皇)の寵愛をうけ、宮廷における歌宴の中心にいた女性である。
2部として朗読劇は、上野教授から万葉集の教えを受けた 松坂慶子さんによる朗読劇で、万葉衣装の大女優の名調子が聴衆を魅了しました。
(会場入口のポスター)
(ピンクルちゃんとツーショットの写真が写せなかったポスター前のオジン・・・笑い)
来年は吉野熊野古道世界遺産登録10周年だそうです、吉野の桜を守りましょう!
上野先生ともお話できましたが、多くは松坂慶子さんです。流石に大女優さんですね、表現が違います。
奈良歴史地理の会でよろしく!
松坂慶子さんがまじかで見られるなんて、なかなかないですよねえ。
ところで、昨日「塩あんびん」の大福を食べました。小豆の味が良いですね。
暑い中、各地へお勉強頑張っていますね!!
今回は、琵琶湖の近く、雷除観音で、有名な岩間寺、天橋立の成相寺、舞鶴の松尾寺の3か所でしたが、範囲が広く、27日帰宅は、夜半になりました。
これで、200観音まであと、5カ寺になりました。
個人で廻り、列車やら、バスなので3年かかるかなと思いましたが、今年中には満願になりそうです。
良い供養になりました。
明日、浅田先生講演会よろしくお願いいたします。
実は、私も応募したんです。それも家族じゅうの名前で・・・・。But、すべてハズレ。キャンセル待ちまで応募したけどこれまたハズレ。
残念賞に、ピンクルちゃんのシールが送られてきました。
善さんは、すごい!!