FIAT500とnapdesignな日々

FIAT500とフラワー、時々ネコ達
空間デザイン、店舗ディスプレイ
オリジナル什器制作します

ヘリテージ

2016-12-08 | チンクとグリーンとネコ達



























本日晴れ
御堂筋のいちょう並木も落葉の頃


























さてと、娘の事少々

18歳の誕生日をもうすぐ迎える
いつか、こちらのどこかに理由など記した気がするが
毎年のこの季節感漂う、ノエルが名前

かつて、抱っこしたりおんぶしたり
絵本を読んだり、手を引いて散歩した娘が
バイトに行き、稼いだ金で化粧品を買い服を買う

私にとっては、ついこの前のことのようだけど
時間の流れをつくづく感じる

18歳成人引き下げとか、そんな昨今だけど
クルマ免許や、深夜の勤務とか18歳から出来ることは結構多い
人生一生、生きてる間は勉強なのだが学生という身分は、今季限り


卒業後は、大学も専門学校も予定なし
バイトをして、稼いだ金でワークショップのレッスンやオーディションなどを
うける予定で、反対はしなかった
欲張りするなと云ったのは私なので、おおいに目標に向って努力して欲しい
そもそもそのつもりで、高校生活を送っていたのだが
最近では、やれ免許を取りにいく段取りだの
学生という身分の中で、最後の友人達との交流や
ライブや映画
今までバレエ漬けだった彼女が、ここにきて他に目を向け始めた

他の友人達は、それぞれに受け入れ箇所が決まりつつある
大学だったり、専門学校だったり
いわゆる身分証明のできる居場所

それが自分にはなく、己が選んだ道だけど
この先の全部が自分の選択と決定で、将来に繋がってるという事実に
プレッシャーを感じているらしい

環境が変わるのは不安だろう
毎朝否が応でも、制服に着替えて学校に行ってたけど
それも2月まで

何だか壮大に書いてしまってるが
ようは、人生においての最初の節目ってことか

これからの経験が、この先の基準になり力になるんだと思う
今は不安定で落ち付かないかもしれないけど
先にある、「なりたい自分」さえ見失わなければ
あとは走るのみ

どんどん走れと思う
走れるだけ走れと思う
多少の孤独な気持ちも
自分のまわりだけじゃなく、もっと大きく見渡せば
自分だけじゃないってわかるはずだ
今のうちに、傷いて凹んで泣いて強くなれと思う
死ぬこと以外、後で思い返せばたいてい擦り傷だ


















ところで
先日、「なぜ、門限を決める」と、云われた
話しをする中で、11時にバイトが終わって
そこから社員の人やバイト仲間とおしゃべりをすると
どうしても午前0時には帰れない
その時間が楽しいと訴える
レッスンで0時を超える時は、良いのに
なぜバイトで遅くなるのはダメなのか問われる

今まで、あまりうるさく云わなかったけど
さすがに、0時半の帰宅は遅い!と口やかましく云ってたが
今回話す中で何度も「私を信じろ」と、云うので条件を飲んだ


















放任主義と無関心とは違う
全然違う

無関心ほど堪える事はないと思う
以前、何かで読んだけど
愛の反対言葉は憎しみではなく
無関心だそうだ

世の中の、親と呼ばれる人達が
それぞれの家庭で、それぞれに親として子どもと過ごしてる

私は胸を張れるほど、良い親ではない
むしろいつも自分のことで精一杯で
全然ダメな親かもしれない

でも、かつて私が18だった頃のことを思い出し
当時の自分が何を探してたか、何に渇望してたかは思い出せる
悲しかった事、不安だった事も
そして、その事を話しすることはできる

一個人として、自分の人生の中で大事だと思うことを話せる
当時の憧れや、どんな友人達が居て、どんなふうに過ごしていたか
何が好きで、何に感動したか、どんな音楽を聴いてたか
うれしかった事、楽しみにしてた事

良いことをたくさん話したいと思う
話そうと思う


生きていれば、汚れた事も醜い事もおのずと知る
現実は残酷で、果てしなく薄情で、裏を読む騙し合いかもしれない

でも、それに負けないくらい、善いこと、美しいことはたくさんあると訴えたい

傷つくのが恐くて斜めから世の中を見るより
真正面から、正々堂々とぶつかって粉々に傷ついて欲しい

っと、母は思う



若いうちに

























っと、想いを述べつつ
たまには真面目なことも書くし

















かしこ










































人生は一度きり


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