「総会屋錦城」で直木賞を受賞されている城山三郎先生がお亡くなりになる。先生とお会いしたのは植村鞆音さんの「直木三十五伝」の出版記念のときである。ご挨拶させていただき名刺交換をした。後に直木三十五記念館の友の会「直木倶楽部」にもご入会いただいた。また一人気骨な作家が逝ったことをまず心から悼みたい。
私は長屋路地裏選考会で作品が何か小さな世界のことを描く傾向が強くてもう少し世の中を変えるとは言わないまでも、かつて城山三郎先生が示したような小説を書く人が出てくることを望むと話しをしたことを思い出す。ご冥福をお祈りしたい。
私は長屋路地裏選考会で作品が何か小さな世界のことを描く傾向が強くてもう少し世の中を変えるとは言わないまでも、かつて城山三郎先生が示したような小説を書く人が出てくることを望むと話しをしたことを思い出す。ご冥福をお祈りしたい。