7月最後の日曜日、神戸は北野にあるライブハウス、ウインターランドでヤスさんのソロライブがありました。
前回このライブハウスに来たのは2010年。ヤスさんのクリスマスライブでしたっけ。寒い日でしたが、とっても暖かい雰囲気のライブだったのを覚えています。
さて、今回は一転して真夏。朝から蒸し暑い日でしたが、ライブはもっと熱かった!
日曜日ということもあって、開演は早めの16:00。
登場したヤスさん、「ちょっとチューニングさせてください」と愛用のサンタクルーズのチューニング。
開演前のステージを見て、ご一緒した優歌さんと「あれ?アコギしかないね」と。そうなんです。エレキとバンドシミュレーション用のパソコンがありません。そういや、いつものリクエスト用紙もないし。
考えてみれば、私、ヤスさんのソロスタイルのライブって本当に久しぶり。このところバンドか松ヶ下さんとご一緒のライブが続いており・・・ソロは前回ここで観たのが最後かも(汗)
果たしてアコギだけで、何を、どんな風に聴かせてくれるのか。新鮮でワクワクしてきました。
セットリストは前回アップしたとおり(→コチラ)です。
ツアータイトルには「”一歩”の四歩目」とありますが、30周年のベストアルバムからの構成でした。
以下、とりわけ印象に残った曲の感想を。
最近とっても私的お気に入りの『Together』
若い頃の声で聴くこの曲はとっても甘くてセクシーで。今のヤスさん声なら渋くてカッコいい。でも各フレーズの最後の伸ばすところとか、ほんの一瞬ですが、昔の甘い声に聞こえたりして。ドキドキしましたよ。
「あまりライブではやってこなかった曲ですが」と言って、
『夏が過ぎても』
ロックなヤスさんもいいけれど、こういう洒脱な曲も魅力的で。その両方が楽しめるアルバム『Hello Again』はやはり名盤だよなぁなんて思いつつ。
『挽歌』
『時計台の下で』
歌詞が沁みる2曲。この歳になると特に。
『挽歌』の歌詞について、「以前、”この曲を聴いて会社を辞めました”っていうメールを貰ったことがあって、いやちょっと、そんなこと・・・って。歌詞の影響力ってあるんですね。」とヤスさん。
あるんです。
ま、会社辞めるかどうかは別として(苦笑)、背中を押されることはありますよね。本気の言葉は誰かしらに届きます、必ず。
『孤独』
この曲もそう。
「全敗したサッカーのフランスW杯から帰国した城選手が、空港で生卵を投げつけられているのを見て書いた曲」
そんな風にヤスさんは説明されてますが、私はそこにはヤスさん自身の姿も投影されているんじゃないかと思ってます。
♪人生に結果はないんだ なんだってやれる
信じなきゃ夢かなわない ♪
今回のMCの中で、ソロアーティストとしての30年を振り返った時、「決して平坦な道じゃなかった」という言葉が印象的でした。『孤独』は今より少し若いヤスさんの、そんな険しい山や谷の時代の”決意表明”のようにも聞こえます。ヤスさんの「気概」を感じる一曲。ギターの疾走感といい、ここぞという時の私の”勝負曲”でもあります。
同じ”決意表明”でも、近年の『海辺にたたずんで』は、そんな「気概」に加えて、平坦じゃない道を歩み続けてきた大人の「余裕」をも感じる曲。
アンコールの『一億の夜を越えて』
総立ちの会場の、かつてない大合唱は、そんなヤスさんの30年の気概に観客が共鳴したのでしょう。
ヤスさんは少し驚いて、しばらくじっと聴き入っているようで。その後すかさず会場に主旋律を譲ってハモリをつけて。
曲が終わっても拍手は鳴りやまず、「もう一回!」の声に押されて、再びサビの大合唱。
・・・ライブって、時としてこういうことが起きるから「ライブ」っていうんでしょうね。
小田さんが以前AERA誌で語っていた”共振”という言葉を思い出しました。「一生懸命歌うから、同じ感性を持った人には共振して届く」と。
目には見えない想いの波動が、そこに居る人全員に伝わって響きあう。何ともいえない感動的な瞬間でした。
ラストは『いくつもの星の下で』
前回ここでライブを聴いたときにも思ったのですが、この会場は音がいい。ヴォーカルがすこーんと抜けてくる。
ヤスさんの声のミストシャワーを全身に浴びてるような心地よさ。
「今夜はありがとう~」という歌詞がダイレクト心に響きます。
ヤスさん、こちらこそありがとう。
帰路、ようやくお会いできたチャミーさんとプチ打ち上げ♪
案の定、話は尽きずの楽しい時間を過ごし、疲れた心と体が生き返った日曜日。
ライブの、音楽の持つチカラにあらためて触れた夜でした。
わかります。私でよければ喜んでお相手させていただきますよ♪
『Hello again』のジャケ写、確かに(苦笑)
タキシード姿としては、『LIVE』の歌詞カード写真のが上ですね!(笑)
何回もコメントするかもしれません。
先に謝っておきます。
hello again のジャケット、よく見るとワイシャツとネクタイが・・・ちょっとうまくいってませんね。
私の最初のチョイスは『Hello Again』と『long slow distance』でした。
(やはり好きなもの順になりますね ^^;)
Select30と聞き比べると面白いですよね。
今のバージョン、昔のバージョン、どっちも捨てがたいです。でもって、「ああ、この曲も今のヤスさんで聴きたい!」という欲が出てきたりもしてます(笑)
セレクト30が置いていた近所のCDショップにはなく、福岡市内まで出かけました。
並んでいるのをみて、感激で見とれながら買いました。
セレクト30を買う前は、再販を買いたい、っと思ってました。でもセレクト30を聞くと、その新鮮さに驚き、純粋にいいなっと思った。それで今度は再販を買うについて、ちょっとためらった・・。でも聞いてみてこれまた驚きです。
懐かしくもあり、新鮮で、セレクト30とは別なんです。
なんなんですかね。新しい音も、出来たころの音もどちらも新鮮で、聞き惚れてしまいます。
long slow distance 名曲ばっかりやのにな~、などと思いながら、聞いています。
皆さんの書かれているコメントからも興奮が伝わるかとおもいます。
これだからライブはやめられない!そんなライブでした。
セットリストも凄いでしょ?これを全部アコギでやっちゃうところがスゴイ!
『孤独』、いいですよね。私も日常生活で凹んだ時は、この曲がアタマを駆け巡ります。
あとジョギング中にへばってきた時に聴いたりもします(笑)
大阪、近いうちにきっとあると思います。その時は是非!
ニアミス続きでしたが、ようやくお会いできましたね。
ヤスさん、ブログ更新早かったですよね(笑)
あのキョトンとしたヤスさんの顔!今も思い出します。
30周年記念ライブ、関西でも是非実現してほしい!
神戸でのあの盛り上がり!大阪もいつも結構ノリノリですし、いけると思うんですけどね~。
お互い仕事を持つ身ではなかなか思うようにライブには行けませんよね。それでも大阪、神戸というところへすぐにアクセスできるのだからよしとせねば、と思ってます。
次は渋谷ですね。
無事に行けるようにお互い9月まで頑張りましょう!
ライブでしか味わえない感動ってありますよね。
ヤスさんのHPでも盛り上がったことが伝わってきますし、セットリストを見ても参加したかったなあ!と思います。
「孤独」は私は応援歌なんです。最初聴いた時は、ヤスさん自身の事をすごく感じたのですが、自身の生活のなかで、時々頭のなかにぐるぐると、この唄が駆け巡ります。
いつか大阪でライブ!があったら駆けつけたいなあと思ってます。
また、あの日を思い出し、目が冴えてきました。
明日から2泊3日の広島(ちなみに仕事です。)
感動の「一億の夜を越えて」
今までも一緒に口ずさむ人はいつも結構いました。
あの日、二番が始まり、客席からコーラスが入った瞬間、キョトン…というか、目が点のヤスさん。
ハモってるときたのヤスさんの楽しそうな顔!
ブログでも、自分のライブ史上なかったことといった書き方をされていました。
そんなライブでご一緒できたことに感謝!
nanoriさんとは同じ会場でのニアミスを繰り返し。
akasoでは偶然隣だったんですよね。
そして、今回も整理番号が偶然続き番号で…
やっと、お会いできました!
プチ打ち上げ、ありがとうございました。
そして、次は30周年ライブ、多くの方が集結しそうです。
熊ちゃんもいらっしゃるんですよね。
三重のライブでは、渋谷でのライブを紹介された後、
「なんとか、バンドスタイルで大阪と名古屋でできないか考えてます」とおっしゃってました。
あの神戸の盛り上がりを思うと、絶対あり!ですよね。
9月15日あんべさんのライブが東京であるそうな…
ゲストはヤスさんとジローさん。
ライブタイトル「一億の夜を越えて」となってました。
このメンバーで「一億」やっちゃうの…ね。
てことは、ジローさんのカウントで始まる…はず。
どうしても行けない、逆立ちしても行けない(涙)
でも、どうしても行けないことがあるから、行けそうな時に思い切って行けるのかもしれない。
そして、そのライブの場にいることがたまらなく嬉しい…
次は渋谷で。