2017年1月15日(日)❄/強風 蛇谷ヶ峰・撤退
コースタイム
8:30 グリーンパーク駐車場 8:40 → 9:05 釜の谷登山口 → 9:45 釜の谷 10:09 → 11:10 釜の谷分岐 → 11:43 670m地点のベンチ → 12:00 700m地点 撤退 → 12:20 釜の谷分岐 → 12:53 余市谷登山口 → 13:35 釜の谷登山口 → 13:52 グリーンパーク駐車場 ⇒ くつき温泉「てんくう」へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b3/b74281bd91b11bc4f4f7284fcb094a05.jpg)
誰も 歩いていません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0137.gif)
バージンスノーが広がる林道を
チチと二人で足跡を付けて行きます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3d/73c6dc7d4f3aab7df6c5cb74e9c8ff2a.jpg)
グリーンパークの駐車場から
丸太遊具施設の方面にあるトイレ横から
バンガローの方向へ歩を進めていきます
施設の敷地内といえども
積雪の量は半端なく
雪国の様に白い世界と化しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/28/ba02cbb44359f0bdffe05e6c4c7eff0f.jpg)
不思議です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
スノーシューで歩いていると
何処でも行けそうな気持になります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
最初のうちは…
踝の上程度のラッセルも
楽ではありませんが
どんどん進めそうな気持になります
バンガローエリアを過ぎていきます
氷柱が下がった軒が何とも風情を感じさせます
歩きながら 景色を楽しむ余裕もあります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
貯水槽
バンガローエリアを過ぎて ロープの張ったゲートを越えていくと
大きな貯水槽が見えてきます
そこが 余市谷登山道を結ぶ分岐となります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/36/0a36f2e9896811feeb7b062b47ad6578_s.jpg)
その分岐から20mほど先に
釜の谷登山口があるようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/89/fc4c2734306f708d2d9ea32f9ce7f0c2.jpg)
釜の谷登山口
さて…
ここからのルートは初めてです
地図を確認すると 余市谷からのルートと合流しています
距離にしても 然程の差はなく
急な斜面もありそうですが
歩き慣れた余市谷ルートに合流するという事で
釜の谷登山口にとり付きます
これが…不運な事に…
雪山を甘く見ていたわけではありませんが
初のスノーシューを味わうには
余りにも…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
試練が待ち受けておりました…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ca/d91daf7a76cef965fd2371c76e00ad5f.jpg)
初っ端から ラッセルは続きます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
誰も歩いていないバージンスノーの上を
二人の足跡が残っていきます
一度交代してみますが
然程も進まない所で ヘロヘロになる根性なし![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
見兼ねたチチが
帰るまでに体力がなくなっては困る と
トップを常にキープして歩きます…
スミマセン…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
413mの標識
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ce/517a54c51239f000bccfde19be5f0f7e.jpg)
標識は雪に隠れており 雪を落して確認します
地図上では 尾根沿いと思っていましたので
ここでちょっと迷います
少し周りを偵察して
再度地図との確認作業を行います
どうも…一旦下って登り返しがあるようです
もう一度 周りを偵察した後
下る方向へと進路を取ってみます
地図と確認しながら歩きますが
踏み跡の無い雪に隠された道は分かりにくく
吹雪く時は方向すら狂いそう…
こうした 確認作業がちょくちょく行われ
これが意外にロスタイムを作る事に…
腹を巻くように下る道
埋もれた標識
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/60/82d9679d23c1477135b761b8f48170b7.jpg)
谷へと下ります
下り道でのスノーシューは
私にとっては 歩きやすく感じます
特に踏み跡もない新雪では
何とも言えぬ心地よさ♪
ワッパとは違う助け舟のようです
しかし…気は許されません…
釜の谷
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e5/12b8dd6e177974dfee844a12f55e8cc8.jpg)
渡渉をしてから 待っていたのは 急な斜面
ここからは 標識も標布も 確認出来ず
初めてのルートだけに
地図と地形を見ながら進みます
ここもまた
未熟な私では 踏み跡のない雪面の中を歩くには
ラッセルもままならず
ルートファンティングどころではありません…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
そんな事もあり やはりここもチチが一人で
ルーファンしながらのラッセルをする事に…
ゆるして~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
雪は深く 斜面は急に…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/45/d3b550dac13d5916e2bb7b3c6cb10111.jpg)
ルートがわかりにくく
常に先頭を行くチチ…
代わりましょうか?と声を掛けても
どんどん先を進むチチ…
スノーシューを履いていても
深い所では 大腿の辺りまでズボッと嵌ってしまうほど…
自分の事で精一杯の私…
せめて 迷惑をかける事の無い様に
必死についていきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
足を踏み入れるたびに 小さな雪玉が
急な斜面を滑り落ちていきます
諦めずにどんどん登るチチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ef/7aaaab991968b4585e1ee3711ce344fb.jpg)
チチが埋まっています!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
急斜面のトラバース地点では
雪庇ができています…
その雪庇に 誤ってストックを突くと
そのまま崩れて 谷めがけてダイブしそうになります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
そこは あまりにも余裕がなくて
写真に収める事は出来ていません…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0199.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
ふと…山側の急斜面を見上げると
サラサラと表面を無数の小さな雪玉が流れてきています
こんな斜面早く抜けたい!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0210.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
必死にもがけど先に進めず…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
急げばバランスを崩して谷へと落ちそう…
雪庇となっている所は
丸太の階段になっている登山道のようですが
埋まってしまってします…
谷へ張り出した丸太の上に積もった雪が
雪庇となって 谷へ誘うよう…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
なによりも足場の狭いトラバースでは
慣れないスノーシューが重なる事があり
危うい場面も…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
ワッパの方が歩きやすい~と
思ってしまう時も…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/96/e543c66140af063020130d29c998d0ed.jpg)
どか雪の新雪は 根性なし?
落ち着いていないため フカフカの綿菓子のよう…
踏み固められていない深雪の中…
ズボッと嵌ると その下は
デコボコ岩の感触を直に受けます
こういったところでは
慣れないスノーシューでは辛い時があります
雪の下の岩や倒木が邪魔に感じます…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
しかし…ストックを指すと ズボッと埋まり
その深さは 60~70cmといったところでしょうか…
という事は やはりスノーシューのお蔭で
膝下ぐらいで おさまっているという事なのでしょう…
行けども 行けども尾根にでられず…
いつになったら尾根に出るのでしょう…
もしかしたら…
今回は…辿りつけないのでは…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
ふと…そんな不安が過ります…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/feed900da59aeb8541731f203104f776.jpg)
静かな時も流れます
吹雪くときもあります
でも お山の気分の変動は大きく
風を伴って 雪を叩きつけてくれることもあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/09/37779a17fae081f5dfe8a73c95941fcd.jpg)
漸く少し平らな尾根に出た時は ホッとします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/0d/8ef66af4f74bc1057e901418afba9f5c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/5c/62100046abca06285d65fcc41ca57f56.jpg)
釜の谷分岐 557m
漸く余市谷登山道との分岐にでました
なんとここまでの3時間余り…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
ラッセルの登行は
必要以上に体力と時間を使ってしまったようです…
通常の尾根道
ここから歩き慣れた尾根道…
分岐の所から ちょうど山スキーをされた方のものでしょうか
スキーのトレースが一人分綺麗に残っております
そのトレースをお借りして登るのですが…
だけど…体がかなり重い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
一歩がこんなに重かったでしょうか…
それはチチも同じだったのでしょう
普段のスピードがありません
取り付きからこの分岐まで
一人でラッセルしてきたのですから…
頼りない相棒のお蔭で
必要以上に 体力を使い果たしても
おかしくはない状態です…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
ごめんなさい…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/4f/f9a4270cf14e837cf16a58da2ea82198.jpg)
灰白色の空
枯れ枝の間から 寒々しさが伝わります
トレースはありますが
部分的にラッセルが続きます…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
青空が少しだけ顔を出し 風が止む時があります…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7d/06ba00c171b73054b35954d429a650e7.jpg)
ふと・・・
頑張る二人を励ますように
空が元気を分けてくれた瞬間…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/21912631e273be2f724703b199bb7661.jpg)
疲れているはずなのに
チチは何も言いません…
黙々と登っていきます
670m地点のベンチ
漸くベンチのある所まで辿りつきました…
ベンチは時を忘れ
静かな眠りについたように 埋もれています
そのベンチを過ぎたあたりから
再び 白い魔物の襲来…
行く先のトレースが消えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c6/8c9473f84df95cf6e9b527b01ea486e8.jpg)
容赦なく吹き付ける白い魔物に
一歩出す事が辛い…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
山が 向こうから
咆哮しているように感じた時…悪寒を感じます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2f/29432960407062197e045ea6cda3975d.jpg)
風は一層強くなり
雪は横殴りに吹いてきて
先の見えない白い闇が広がります
もうすぐなの?
もうすぐよね…
途中 一瞬見えた先の尾根…
遠かったような…
先を歩くチチの足が止まります
700m地点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4f/6ce7d5bb36c64b00613c290e1483271d.jpg)
薄れゆくスキーの跡…
タイムアウトだ…
えっ…
時は12時…
あの不安が 的中してしまった…そう思った時です
それでも…
尾根の先を見つめます
白い魔物が笑うかの様に吹き荒れ
閉ざされた向こうに
消えかけた先行者のスキーの跡が延びています
山頂は?…
もっと先だよ…
チチが この先の予想を説明してくれます
そのチチの声は 吹く風に飛ばされ
私の耳には入ってきません…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
あと1時間 頑張って見たい…
そう言いかけて 言葉を飲み込みます
はい…下ります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
チチは一人でここまでラッセルをして登って来たのです
3時間以上も ず~っと…
その上 足を引っ張る私を連れて
この先の道を進むには
お空も お山も…拒否するように感じます
状況はわかっております
今回は素直に受け入れるほかありません…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b7/0b6440ea5dbe19ae2930fc391db72ffc.jpg)
風に…
雪に…
追われるように下って行きます
アセビの樹林帯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ce/879aa9b174af5dee5fd7e234b68db19d.jpg)
下りは急な所もありますが
登りと違って スノーシューであることが
こんなに楽しいものかと思えるほど
新雪を楽しんで下る余裕が生まれます
スノーシューを履いていても
やはり深いところは膝上まで潜ってしまいます
それでも 登るよりは 楽に歩けます
余市谷登山口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c6/e7e025f994d25377903bb41cd4444edd.jpg)
林道歩き
林道でも スノーシューは頼もしい相棒となります
スキーの跡を スノーシューで重ね跡を付けて行きます
貯水タンク
釜の谷登山口の分岐![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/04/c1/daf6a02def119d78ed4e96928f1319a5_s.jpg)
スキーのトレースとは ここでお別れです
旧ふれあいの里センター方面には下らず
途中の分岐から釜の谷登山口の方へ下る事にします
林道の道だから♪安心していましたが
これが長い長い道のりとなります
誰も踏み入れていない雪面を
再び二人でのラッセル歩行が始まります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/88/5492bf14683e2cd8384ae5a623a3d6aa.jpg)
どんなに荒れても 道に迷う事はありません
チチと交代をして先頭を歩いてみます
誰も歩いていな雪面を
もっと気持ち良く歩けるはずでした…
歩ける…はずだったのです…が
道は緩やかにアップダウンの変化をつけて
足首から脹脛の辺りまでの積雪に
見た目とは違い ラッセル作業はきついものでした…
恥ずかしながら
すぐに息が上がってしまいます…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
スノーシューの一番手と二番手では
これほど労働に差が出るのかと…
二番手に居ると どこまでも歩けそうになりますが
トップに変わると
もう~代わって~ と
すぐに根を上げてしまいそうになります
お粗末な私です…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a0/d476926cd93e14d7278de48e7d3504e0.jpg)
マンモスの様な樹林帯の間を通り抜けて…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8d/dcc3ff729100d0f2af9c9fffb10718c5.jpg)
林道も 見た目は抵抗なく
のんびりと歩けそうに見えるのですが…
二番手ばかり歩く私の浅はかさ…
しんどさを実感して 改めて…
あの急登の膝上ラッセルを
チチは一人で行っていたのですから…
何も言い訳はできません…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6a/7d2b8513fb29d65b5a94c2ce744d2033.jpg)
再び青空が 瞬間だけ覗けます
お空も不安定によく変わります
分岐にでます
貯水槽が見え ホッとため息が出ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/87/7baf002a747343dae18e9640477e5f8f.jpg)
さぁ~ あともう少し!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fe/e147eaf8a1b020bf27cdda54c059aae0.jpg)
一気に疲れが襲います…
もう 危険がないとわかると
脱力感が全身をつつみ トボトボと歩きだします…
ヨレヨレの私…
チチが写真に収めます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/62/fcd9cafc5b148957d6d87339e6bb0fb3.jpg)
グリンパーク
当初予定していたルートでは登れなかったことが
こんなにも大きく影響するとは…
グリンパーク内のくつき温泉 天空で
汗を流し 体を温めながら
反省会を密かにしてみます
いきものふれあいの館がなくなっている事を知っていれば…
こんなどか雪でなければ…
○○いれば…と思う事はよくない事だと知っていても
ついつい…○○いれば…と考えてしまいます
確かに
下調べをもう少ししっかりとしていれば…と反省ですが
でも 結果良い事もあり
初スノーシューで 思わぬ体験ができたのですから…
それから…
蛇谷ヶ峰にスノーシューで登る場合は
余市谷登山道のピストンの方が歩きやすいかも…
今度登る時は…余市谷の方から登ってみようかしら…
さてさて…
次はどこで スノーシューを楽しみましょうか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
温泉に浸かりながら 次の計画を考えます
だけど
今回は本当に疲れました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
本当に 久々の尋常じゃない疲れを感じます…
疲れの所為でしょうか…
湯船の中でウトウトしてハッと目が覚める事が…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
お風呂で遭難しない様に 要注意!でした…
コースタイム
8:30 グリーンパーク駐車場 8:40 → 9:05 釜の谷登山口 → 9:45 釜の谷 10:09 → 11:10 釜の谷分岐 → 11:43 670m地点のベンチ → 12:00 700m地点 撤退 → 12:20 釜の谷分岐 → 12:53 余市谷登山口 → 13:35 釜の谷登山口 → 13:52 グリーンパーク駐車場 ⇒ くつき温泉「てんくう」へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/b3/b74281bd91b11bc4f4f7284fcb094a05.jpg)
誰も 歩いていません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0137.gif)
バージンスノーが広がる林道を
チチと二人で足跡を付けて行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3d/73c6dc7d4f3aab7df6c5cb74e9c8ff2a.jpg)
グリーンパークの駐車場から
丸太遊具施設の方面にあるトイレ横から
バンガローの方向へ歩を進めていきます
施設の敷地内といえども
積雪の量は半端なく
雪国の様に白い世界と化しています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/28/ba02cbb44359f0bdffe05e6c4c7eff0f.jpg)
不思議です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
スノーシューで歩いていると
何処でも行けそうな気持になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
最初のうちは…
踝の上程度のラッセルも
楽ではありませんが
どんどん進めそうな気持になります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7d/d3/bbce84d35990b46b141fd5445f088177_s.jpg)
氷柱が下がった軒が何とも風情を感じさせます
歩きながら 景色を楽しむ余裕もあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/88/6e45d6ec534ad1d72a6a7b3909f2c0a5_s.jpg)
バンガローエリアを過ぎて ロープの張ったゲートを越えていくと
大きな貯水槽が見えてきます
そこが 余市谷登山道を結ぶ分岐となります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/36/0a36f2e9896811feeb7b062b47ad6578_s.jpg)
その分岐から20mほど先に
釜の谷登山口があるようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/89/fc4c2734306f708d2d9ea32f9ce7f0c2.jpg)
釜の谷登山口
さて…
ここからのルートは初めてです
地図を確認すると 余市谷からのルートと合流しています
距離にしても 然程の差はなく
急な斜面もありそうですが
歩き慣れた余市谷ルートに合流するという事で
釜の谷登山口にとり付きます
これが…不運な事に…
雪山を甘く見ていたわけではありませんが
初のスノーシューを味わうには
余りにも…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
試練が待ち受けておりました…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0211.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/bb/aff743e592ba3f15806579ece427b439_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ca/d91daf7a76cef965fd2371c76e00ad5f.jpg)
初っ端から ラッセルは続きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
誰も歩いていないバージンスノーの上を
二人の足跡が残っていきます
一度交代してみますが
然程も進まない所で ヘロヘロになる根性なし
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
見兼ねたチチが
帰るまでに体力がなくなっては困る と
トップを常にキープして歩きます…
スミマセン…
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標識は雪に隠れており 雪を落して確認します
地図上では 尾根沿いと思っていましたので
ここでちょっと迷います
少し周りを偵察して
再度地図との確認作業を行います
どうも…一旦下って登り返しがあるようです
もう一度 周りを偵察した後
下る方向へと進路を取ってみます
地図と確認しながら歩きますが
踏み跡の無い雪に隠された道は分かりにくく
吹雪く時は方向すら狂いそう…
こうした 確認作業がちょくちょく行われ
これが意外にロスタイムを作る事に…
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谷へと下ります
下り道でのスノーシューは
私にとっては 歩きやすく感じます
特に踏み跡もない新雪では
何とも言えぬ心地よさ♪
ワッパとは違う助け舟のようです
しかし…気は許されません…
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渡渉をしてから 待っていたのは 急な斜面
ここからは 標識も標布も 確認出来ず
初めてのルートだけに
地図と地形を見ながら進みます
ここもまた
未熟な私では 踏み跡のない雪面の中を歩くには
ラッセルもままならず
ルートファンティングどころではありません…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
そんな事もあり やはりここもチチが一人で
ルーファンしながらのラッセルをする事に…
ゆるして~
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ルートがわかりにくく
常に先頭を行くチチ…
代わりましょうか?と声を掛けても
どんどん先を進むチチ…
スノーシューを履いていても
深い所では 大腿の辺りまでズボッと嵌ってしまうほど…
自分の事で精一杯の私…
せめて 迷惑をかける事の無い様に
必死についていきます
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
足を踏み入れるたびに 小さな雪玉が
急な斜面を滑り落ちていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/31/af93ad767e6a3db15494e9b0d3211f60_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ef/7aaaab991968b4585e1ee3711ce344fb.jpg)
チチが埋まっています!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
急斜面のトラバース地点では
雪庇ができています…
その雪庇に 誤ってストックを突くと
そのまま崩れて 谷めがけてダイブしそうになります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
そこは あまりにも余裕がなくて
写真に収める事は出来ていません…
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
ふと…山側の急斜面を見上げると
サラサラと表面を無数の小さな雪玉が流れてきています
こんな斜面早く抜けたい!
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必死にもがけど先に進めず…
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急げばバランスを崩して谷へと落ちそう…
雪庇となっている所は
丸太の階段になっている登山道のようですが
埋まってしまってします…
谷へ張り出した丸太の上に積もった雪が
雪庇となって 谷へ誘うよう…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
なによりも足場の狭いトラバースでは
慣れないスノーシューが重なる事があり
危うい場面も…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0252.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
ワッパの方が歩きやすい~と
思ってしまう時も…
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どか雪の新雪は 根性なし?
落ち着いていないため フカフカの綿菓子のよう…
踏み固められていない深雪の中…
ズボッと嵌ると その下は
デコボコ岩の感触を直に受けます
こういったところでは
慣れないスノーシューでは辛い時があります
雪の下の岩や倒木が邪魔に感じます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
しかし…ストックを指すと ズボッと埋まり
その深さは 60~70cmといったところでしょうか…
という事は やはりスノーシューのお蔭で
膝下ぐらいで おさまっているという事なのでしょう…
行けども 行けども尾根にでられず…
いつになったら尾根に出るのでしょう…
もしかしたら…
今回は…辿りつけないのでは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0200.gif)
ふと…そんな不安が過ります…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/54/feed900da59aeb8541731f203104f776.jpg)
静かな時も流れます
吹雪くときもあります
でも お山の気分の変動は大きく
風を伴って 雪を叩きつけてくれることもあります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/09/37779a17fae081f5dfe8a73c95941fcd.jpg)
漸く少し平らな尾根に出た時は ホッとします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/0d/8ef66af4f74bc1057e901418afba9f5c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/5c/62100046abca06285d65fcc41ca57f56.jpg)
釜の谷分岐 557m
漸く余市谷登山道との分岐にでました
なんとここまでの3時間余り…
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ラッセルの登行は
必要以上に体力と時間を使ってしまったようです…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/9c/ab6904c31caa6dfb7f646165e241d652_s.jpg)
ここから歩き慣れた尾根道…
分岐の所から ちょうど山スキーをされた方のものでしょうか
スキーのトレースが一人分綺麗に残っております
そのトレースをお借りして登るのですが…
だけど…体がかなり重い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
一歩がこんなに重かったでしょうか…
それはチチも同じだったのでしょう
普段のスピードがありません
取り付きからこの分岐まで
一人でラッセルしてきたのですから…
頼りない相棒のお蔭で
必要以上に 体力を使い果たしても
おかしくはない状態です…
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ごめんなさい…
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灰白色の空
枯れ枝の間から 寒々しさが伝わります
トレースはありますが
部分的にラッセルが続きます…
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ふと・・・
頑張る二人を励ますように
空が元気を分けてくれた瞬間…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/21912631e273be2f724703b199bb7661.jpg)
疲れているはずなのに
チチは何も言いません…
黙々と登っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/52/10b2c5e78bc204282fcb0426dee400d5_s.jpg)
漸くベンチのある所まで辿りつきました…
ベンチは時を忘れ
静かな眠りについたように 埋もれています
そのベンチを過ぎたあたりから
再び 白い魔物の襲来…
行く先のトレースが消えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c6/8c9473f84df95cf6e9b527b01ea486e8.jpg)
容赦なく吹き付ける白い魔物に
一歩出す事が辛い…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
山が 向こうから
咆哮しているように感じた時…悪寒を感じます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2f/29432960407062197e045ea6cda3975d.jpg)
風は一層強くなり
雪は横殴りに吹いてきて
先の見えない白い闇が広がります
もうすぐなの?
もうすぐよね…
途中 一瞬見えた先の尾根…
遠かったような…
先を歩くチチの足が止まります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/eb/37fc1369990e060007ffb2227b3a8201_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4f/6ce7d5bb36c64b00613c290e1483271d.jpg)
薄れゆくスキーの跡…
タイムアウトだ…
えっ…
時は12時…
あの不安が 的中してしまった…そう思った時です
それでも…
尾根の先を見つめます
白い魔物が笑うかの様に吹き荒れ
閉ざされた向こうに
消えかけた先行者のスキーの跡が延びています
山頂は?…
もっと先だよ…
チチが この先の予想を説明してくれます
そのチチの声は 吹く風に飛ばされ
私の耳には入ってきません…
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
あと1時間 頑張って見たい…
そう言いかけて 言葉を飲み込みます
はい…下ります
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
チチは一人でここまでラッセルをして登って来たのです
3時間以上も ず~っと…
その上 足を引っ張る私を連れて
この先の道を進むには
お空も お山も…拒否するように感じます
状況はわかっております
今回は素直に受け入れるほかありません…
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b7/0b6440ea5dbe19ae2930fc391db72ffc.jpg)
風に…
雪に…
追われるように下って行きます
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下りは急な所もありますが
登りと違って スノーシューであることが
こんなに楽しいものかと思えるほど
新雪を楽しんで下る余裕が生まれます
スノーシューを履いていても
やはり深いところは膝上まで潜ってしまいます
それでも 登るよりは 楽に歩けます
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/c6/e7e025f994d25377903bb41cd4444edd.jpg)
林道歩き
林道でも スノーシューは頼もしい相棒となります
スキーの跡を スノーシューで重ね跡を付けて行きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/3b/d95798dc6094fbb802c9112ae8f7bde0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/b1/bd225d98fb2601ee3c1a7f07bca65793_s.jpg)
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スキーのトレースとは ここでお別れです
旧ふれあいの里センター方面には下らず
途中の分岐から釜の谷登山口の方へ下る事にします
林道の道だから♪安心していましたが
これが長い長い道のりとなります
誰も踏み入れていない雪面を
再び二人でのラッセル歩行が始まります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/88/5492bf14683e2cd8384ae5a623a3d6aa.jpg)
どんなに荒れても 道に迷う事はありません
チチと交代をして先頭を歩いてみます
誰も歩いていな雪面を
もっと気持ち良く歩けるはずでした…
歩ける…はずだったのです…が
道は緩やかにアップダウンの変化をつけて
足首から脹脛の辺りまでの積雪に
見た目とは違い ラッセル作業はきついものでした…
恥ずかしながら
すぐに息が上がってしまいます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0142.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
スノーシューの一番手と二番手では
これほど労働に差が出るのかと…
二番手に居ると どこまでも歩けそうになりますが
トップに変わると
もう~代わって~ と
すぐに根を上げてしまいそうになります
お粗末な私です…
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a0/d476926cd93e14d7278de48e7d3504e0.jpg)
マンモスの様な樹林帯の間を通り抜けて…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/8d/dcc3ff729100d0f2af9c9fffb10718c5.jpg)
林道も 見た目は抵抗なく
のんびりと歩けそうに見えるのですが…
二番手ばかり歩く私の浅はかさ…
しんどさを実感して 改めて…
あの急登の膝上ラッセルを
チチは一人で行っていたのですから…
何も言い訳はできません…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/6a/7d2b8513fb29d65b5a94c2ce744d2033.jpg)
再び青空が 瞬間だけ覗けます
お空も不安定によく変わります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/e9/659ce18c7dc1fdb4363c3e3439bb61b0_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/2f/b402e507a016c0562eb746ccee7938a7_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/87/7baf002a747343dae18e9640477e5f8f.jpg)
さぁ~ あともう少し!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fe/e147eaf8a1b020bf27cdda54c059aae0.jpg)
一気に疲れが襲います…
もう 危険がないとわかると
脱力感が全身をつつみ トボトボと歩きだします…
ヨレヨレの私…
チチが写真に収めます…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/62/fcd9cafc5b148957d6d87339e6bb0fb3.jpg)
グリンパーク
当初予定していたルートでは登れなかったことが
こんなにも大きく影響するとは…
グリンパーク内のくつき温泉 天空で
汗を流し 体を温めながら
反省会を密かにしてみます
いきものふれあいの館がなくなっている事を知っていれば…
こんなどか雪でなければ…
○○いれば…と思う事はよくない事だと知っていても
ついつい…○○いれば…と考えてしまいます
確かに
下調べをもう少ししっかりとしていれば…と反省ですが
でも 結果良い事もあり
初スノーシューで 思わぬ体験ができたのですから…
それから…
蛇谷ヶ峰にスノーシューで登る場合は
余市谷登山道のピストンの方が歩きやすいかも…
今度登る時は…余市谷の方から登ってみようかしら…
さてさて…
次はどこで スノーシューを楽しみましょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0139.gif)
温泉に浸かりながら 次の計画を考えます
だけど
今回は本当に疲れました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0143.gif)
本当に 久々の尋常じゃない疲れを感じます…
疲れの所為でしょうか…
湯船の中でウトウトしてハッと目が覚める事が…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0144.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
お風呂で遭難しない様に 要注意!でした…
終
最後までお付き合い下さり
ありがとうございます♪
最後までお付き合い下さり
ありがとうございます♪
…にしても、ホントに羨ましい限りの山行です。
標高からみると、九州ではなかなか体験できない雪の量です。
数年前に、くじゅうにかなり雪が積もった時にツボ足ラッセルしながら、
牧ノ戸登山から入り、星生崎下の避難小屋で疲れて帰ったのを思い出しました。
ひとりでラッセルするのは予想以上に疲れますもんね。。。
チチさんも大変だったことでしょう。
でも、楽しいんですよね~ヽ(^o^)丿
ありがとうございます♪
比良山系は標高に比べると 雪の量は半端ないです
今回はどのお山も撤退を余儀なくされたパーティーが多いようです
ブログを楽しんで頂けたでしょうか
チョッと感情を入れて書いてしまいました(笑)
でも 本当に…楽しかったですよ~♪
久住山と言えば…
私がまだ若かりし頃に登っていた時…
法華院温泉からの久住分かれ方面の道で
腰までのラッセルをした記憶があります
北千里でも 膝上もしくは大腿までのラッセルで
もがいた記憶があります
雪洞を掘ったこともありますよ♪
そんな九重のお山には最近では
お会いできていません…
そんなラッセル作業…しんどいけど
その疲れが心地よく感じてしまうのですよね…
変態かも…私って(笑)
歳と共に体力は半分以下になりましたが
まだまだ 愉しみますよ~♪
韓国岳の執念の様子とてもいい感じで
楽しませて頂いております
今度は久住のお山の様子を楽しみにしておりますね
コメントをありがとうございます♪