山に癒されて…♪

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春山 寒風周りの赤坂山

2018年03月04日 | 山登り 近畿 比良方面
2018年2月25日 曇り 寒風~赤阪山


如月は寒い月…
雪がまだ残り 春というにはまだ…
冬の居座る月としてイメージしています

お山にも雪が残り
大地がしっかりと見えるようになるには
もう少し時間が掛かるのでしょうか…

いえいえ 春の妖精たちが目覚め始めています

そんな春の便りを感じながらも
やはりどこか冬の趣が恋しくて…

雪が解けてしまわないうちに
スノーシューを引っ提げてお山へと出かけることに…




三国山と赤阪山




去年の事… 病み上がりのリハビリ登山として

2017年3月12日 積雪の残る赤坂山
に登りました


赤阪山から寒風へと続く白い稜線の美しさ
何時か スノーシューで歩きたい…


その思いは
今年になって漸く 現実となってやってきました…









時期的にもう終わりに近づいているのでしょうか…
マキノスキー場は 閑散として
最盛期からは考えられないほど 静かな雰囲気…

スキー場には 滑って遊ぶには 十分な雪は残っています


ですが… 雪面に手を当ててみると…
次第に冬との別れを告げ始めているようです




 駐車場から スキー場入り口
 大谷山登山口へと向かう




赤阪山登山口へと向かう人の姿は多いようです

しかし…我が家はそのグループと離れて 
大谷山登山口へと向かいます



 大谷山登山口




今回は寒風周りの赤阪山へと向かうコースを選択

これが吉と出るか 凶と出るか…
終わりの近づいた雪山を愉しむことにします







コースタイム


8:35 大谷山登山口~スノーシューを履く~8:50 → 9:30 西山林道の出会い → 10:00 P562 → 
11:10 寒風 850m → 12:40 赤坂山 823.8m → 12:50 鉄塔広場 3:10 → 
13:42 武奈の木平 → 14:10 赤坂山登山口 → 14:20 マキノスキー場駐車場








春山の難しい所は
雪の状態にあると言っても過言ではありません…


ただ…登山口がスキー場という事もあり
最初からスノーシューを履いての登行が可能というところは
ラッキ~的な感じです♪









背にスキー場の広がるマキノ町方面中仙寺山を添えて
ゆっくりと登っていきます

スノーシューを付けると 嘘のように登行になり
すいす~い…とはいきませんが ピッチが上がる感じです


しかし…








樹林帯へと入っていくと 次第に勾配もきつくなり
山腹をトラバースする細道では苦手意識が出始めます…


その上 雪質は…余り良くありません…



表面は凍ってかき氷
中は最中のようにモサっとして
踏み抜きは…半端ない



小心者の私は 超慎重になります



だって…私のような不器用人間
自分で自分のスノーシューを踏んで ずっこけそう




 テープの印が 尾根上に出たところ
 ここから本格的な登り開始
 おぉ~ 急な登りになったよ





踏み抜きの跡が半端無い…雪道


狭い斜面では…
ちと… しんどいぞ…





 こんな雪道が 西山林道出合まで続きます

西山林道出合




踏み跡が三方向に残っています

登って来た方向からまっすぐ伸びる足跡…
谷へ落ちる足跡…
そして右に大きく曲がる足跡…


歩いてきたままだと地図上の道を勘違いしそう…
ここは地図確認必要です


の大きく曲がる足跡の方へと進みます




 右手の黄色のテープを目印に登っていきます
 樹林帯の登り 頑張って登って 溜息頻回…





呼吸を整えるように足を止めて大きく深呼吸
その目に飛び込む景色

あら~ メタセコイアの並木道が…

癒しの景色に また頑張る気持ちが生まれます



 P562へのピーク目指して 登って
 P562のピークから下って





西山林道の出合からの登りは 結構 えます

踏み抜き多数のデコボコ道
勾配きつく おまけに重たい

特に急斜面になると
スノーシューよりもアイゼンで歩いたほうが…と
安易に思ってしまうことも…

だけど踏み抜きのを見ると 目が覚めます




 そして…また登る… 
 周りが明るくなり出し 雰囲気が変わる…




美しいブナ林が広がります

わぁ~ 
ただただ…ため息が漏れます

霧氷は咲いていませんでしたが
ブナのなんとも言えない美しさに目を奪われた瞬間です







梢の向こうにうっすらと
青みがかった空が覗けます

お天気はどっち?
高曇りの空が時折笑う…



 明るくなったブナ林



光が差し出すと 雪面がキラキラと静かな輝きを見せます

だけど…まだまだ 深雪のお山はっているよう…




 段々 樹林帯が切れ切れに



今から向かう赤阪山が 三国山をバックに見えてきます


 樹木の背が低くなって 展望が開けると…

霞のかかった琵琶湖



 
春らしい空とつながった琵琶湖が眼下に見えてきます

寒風まで もうひと踏ん張り!







白い稜線が続いています…
雪庇がまだ残って 稜線の縁を飾っています



 白いピーク目指して…



一呼吸入れながら振り返ってみれば 
新旧トレースが絡むように続いて その向こうに
おなじみのマキノスキー場と琵琶湖が見えます

そして…漸く 今度のピークが寒風でしょうか…?

取りあえず あのピークまでガンバです

 

 あっ!チチが足が止まった…もしや…

寒風





寒風に着いたよ~

寒風ってこんなに広い所だった…?

石標も雪に埋まって あらら…
~んにもない だだっ広い雪原のよう

大谷山へと延びる稜線と 一旦樹林帯を通っての赤阪山へと分かれます







遮るものなく 
展望というより 開放的になります

遮るものが無いと言う事は
も解放的になります

横行跋扈するように吹くの余りの強さに 
早々に立ち去る事にします







今日はまだ誰も訪れていないのでしょうか
残るトレースは 新たな雪をうっすらと被っています


そういえば登山口から誰にもまだお会いしていません

赤阪山まで 誰にも会うことはないのかもしれません…








二人だけの貸切の尾根歩きは続きます






つづく






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