goo blog サービス終了のお知らせ 

みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

ご相談例十七の続き(どこが鏡になっているのか?)


ではいったいどこが鏡になっているのか?

実は『怒りの感情』が鏡になっているのじゃよ。」

この女性は口には出していないものの、心の中では怒りの感情が渦巻いている。
心の中で、相手をひどくののしっていると申しておろう?

この怒りの感情が、怒りの感情をもったまわりの者を引き寄せてしまうのじゃ。

注意すべき点は、声に出して言ったかどうかに関わらず、
怒りの感情そのものが、同じ波動の相手を引き寄せてしまうということじゃ。

ゆえ、腹の中で相手に対して暴言をはいていると、暴言をはく相手と出会ってしまう。

ではなぜこの二十代の女性は、まわりの人や世の中に対して、怒りの感情をもっているのか?

「わたしは常識をもって、正しく生きているつもりなのに、
なんでこんな人達と出会うんでしょうか?
世の中は理不尽なことがたくさんあり、不公平だなぁと感じます。」
と、申しておるよのぅ。

この二十代の女性は、正しいことをしていたら、世の中はうまくいくはずだと思っている。

しかしそうなっていない現実に、理不尽さや不公平さを感じておるわけじゃ。
つまり、この二十代の女性にとって、世の中を見る判断基準として、
正しいか?正しくないか?ということが、重要な要素となっておるわけじゃな。

ここで②『正しいか?より、楽しいか?』について話すとしよう。

正しいか?正しくないか?で世の中を見た場合、どういうことが起きるのか?

世の中にはいろんな価値観をもった者がおるゆえ、
自分から見て意見の違う者や、常識からはみ出す者が自分の前に現れるたび、
気になって仕方なくなる。

「それはおかしいでしょう?」と、心の中で一言言いとうなるわけじゃ。

相手が非常識だと感じれば感じるほど、怒りの感情も強くなる。

ゆえ、『正しいか?正しくないか?』で世の中を見てしまうと、
怒りの感情をより多く感じやすくなってしまうというわけじゃ。

よいか?
「正しいか?」より「楽しいか?」これがとても大事。

「いかに正しく生きたか?」より、
「いかに楽しく生きたか?」これが、怒りの感情をもたないために、とても大切なことなのじゃ。

この二十代の女性は、人生を楽しんでいないのじゃよ。

「正しく生きなければ」
「自分は間違ったことをしてはいけない。」
「常識のないことをしてはいけない」
「そんなことは許されない。」
と、必要以上に自分に制限をかけ、頑張って頑張って生きている。

それが少々苦しくなってきているのじゃ。
嫌なことがあっても、言わずに我慢している。
それが自分の限界を超えるほどに、苦しくなってきているのじゃよ。

この出会いの意味とは、そんなにも苦しくなっている自分に、
どうか気付いてほしいという、愛のメッセージなのじゃ。

最後に③『今世の課題と向き合う』についじゃが、
これについては明日話すとしようかのぅ。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「なんでも仙人のメッセージ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事