独白☆通信(ヒトリゴト・ツウシン)

世の中に流れるニュースに、独り言のように感想を書いていくブログです。
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佐藤元1佐の「駆け付け警護」発言は人間として正しい

2007年08月23日 | 政治

【PJ 2007年08月18日】- 陸上自衛隊の元1等陸佐で参議院議員の佐藤正久氏が、10日に放送されたTBSの報道番組で、隊長として派遣されていたイラクでもし他国の軍隊が攻撃を受けた場合、駆けつけて援護する「駆けつけ警護」を行う考えであったことを明言した。これに対し中山武敏弁護士が呼びかけ人となって弁護士ら約150人が「違憲である」として公開質問状を送った。

 現場の指揮官が本国の意に反して独断で部隊を動かすことは許されることではない。だがそれはあくまで原則論である。たとえば、ある国の派遣部隊がテロリストの襲撃を受けて死傷者が出ていることを知り、自分が指揮する部隊でヘルプできる状況だったら、それでも襲撃を受けている部隊を見殺しに出来るだろうか。

 国内法的には適法かもしれない。しかし人の道を外してまで法を守ることを強いる事はできない。国内法を犯してしまうことは、佐藤議員とて百も承知だったはず。それが「日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」という発言につながったのだ。佐藤議員は「人間であること」を選択したに過ぎない。

 現場の指揮官にそこまで悲壮な決意をさせた責任は国民にもある。国の将来を思えば必要な仕事であることは明白なのに、目先の理想論でさんざん邪魔をして結局、武器の使用基準を国内法の基準のまま、すなわち正当防衛と緊急避難に限定したままイラクへ送り出してしまった。

 国外では理想論に過ぎない日本の武器使用基準など、どこの国が理解するだろうか。日本人さえ死ななければ他国民が何人死のうが意に介さず、とにかく国内法を守ったことに満足する身勝手で愚かな民族に成り下がりつつあるわけで、しかもそれを望んでいる人たちがいることに大きな不安を抱かずにはいられない。【了】

2007年08月18日11時10分 Livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/3272744/

 

 

TVの報道で見たのですが、見た記憶なので正確かどうかはわかりませんが、

「状況確認の名目で駆けつけ、自らが危険に巻き込まれることにより、正当防衛を成立させて・・・」

みたいな感じで駆けつけ警護をするつもりだったらしいです。

これが「違憲」あるいは「違法」かという問題は、私にはわかりません。

でも日本人としての覚悟というか、窮地の人間を助けたいという気持ちは良いことだと思います。

ただ語られてはいませんが、相手も人間ということが考えにあったのかな?って少し思いました。

窮地に立っている味方を助けるために、その「敵」を殲滅する手段をとるならば、私は絶対にやめてほしいです。

負傷した人を助け、安全な場所まで運び、応戦している人も安全な場所に導いて欲しいと思います。

もちろん、現場でそんな悠長なことなど出来ないかもしれません。

それでも日本人というか自衛隊の方にはそれらを理想としてもらいたい、なんてちょと思っています。

そういうための道具や非殺傷武器とかの開発とかするならば、私は賛成かな。

争っている者がいれば、お互いを遠ざけて「争い」から両者を救うみたいなそんな自衛隊であって欲しかったりします。

専守防衛を旨とする自衛隊に退却魂が宿ってくれるとうれしかったりします。

 

 



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