津市内の公立小学校で7月、4年生を担任する50代の男性教諭が、給食のおかずを選択できる「リザーブ給食」でおかずの数を間違えて注文し、児童7人に「誰にも言わないように」と100円ずつ渡していたことが8日、分かった。
津市教委学校教育課によると、教諭は7月13日にあった「うなぎのかば焼き」か「トンカツ」を選択できる「リザーブ給食」で、担当する児童32人に事前に希望を聞いた際、おかずの数を取り違えて注文した。希望に反して「うなぎのかば焼き」を食べることになった児童のうち給食に手をつけなかった7人を後で呼び、自分の財布から100円ずつ渡したという。
帰宅した児童から話を聞いた保護者が学校に問い合わせて発覚した。学校は当日と翌日にかけて、教諭の担当クラス全員の保護者を訪問して謝罪し、同16日に学級保護者会を開いて説明した。校長の事情聴取に対して、教諭は反省を示し、おかず代を返す意味合いもあったと説明しているという。
同課は「不適切な指導で、子どもや保護者に迷惑をかけ申し訳ない。教諭の処分は早急に検討する」と話している。【高木香奈】
8月8日14時20分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000044-mai-soci
悲しいニュースです。
数を間違えてしまったのは、たしかに教諭の不注意ですが、これを教育の機会にして欲しかったと思いました。
例えば、教諭が間違えたために7人好きなものを食べられない人がいる。
誰か交換をしてもいい人はいるかと募り、その後変わってくれた児童にご褒美をあげる等にすれば、
良いことをすれば報われることがあるということと、すすんで相手に奉仕することを教えることが出来たのではないかなぁっておもいました。
もちろんこのやり方がベストだとは思いません。
こういうことについてのセンスは正直私は無いほうですから。
問題があっても、間違いがあっても良いと思う、ただそれを教育の機会に変えて欲しかったなと思いました。
家に帰って、「自分の食べる分が減った。」とか親に愚痴った時点でまぁ、今回ほどではないが保護者会を開くくらいの大問題になっただろうな。
気になるのは自分の注文の品じゃなかったから、手をつけなかった児童だな。選ぶ方式じゃない学校は出された給食食べてるんだからわがまま言ってないで食べるべき。処分される先生もかわいそうだな。
そもそも、給食など選ばせなくていい。ただでさえ忙しい先生の仕事を増やしてどうすんだ!!
親も子も権利意識ばかり高くなって気持ち悪いな。学校はサービスの提供を受ける場じゃない。我慢とか助け合いとか許すとか理不尽なことまで含めて学ぶところ。何でも思い通りになるところじゃないって学ばなくてどこで学ぶんだ!?そう思うけどな。
まぁ、今の時代、ほんと先生はかわいそうだと思うな。
そうですね、出されたものは残さず食べることは基本ですね。
私はこの教師が間違えたことが悪いとはおもっていません。
ただ、お金を渡し「誰にも言わないように」という自分勝手な対応を取らず、何かしら教育の機会につなげて欲しかったと思っています。
もちろん、背景として理不尽な親子が増えたことによる。教師への圧力等の問題はあるでしょうが、だからといって隠蔽しても良いとはつながらないからです。
しかし、そのような現状が問題であるとは私も思いますが、それは別のニュースで論じたいと考えています。