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インターネット上に殺人を予告するような書き込みをして伊勢崎市内の町内会の夏祭りを中止させたとして、県警生活安全企画課と伊勢崎署は八日、威力業務妨害の疑いで、伊勢崎市赤堀鹿島町、無職、加藤亜矢子容疑者(30)を逮捕した。
調べに対し、加藤容疑者は容疑を一部認めた上で、「子供のころ山車の太鼓がたたけなかったから」などと供述しており、県警が今後、詳しい犯行動機を追及していく。
調べによると、加藤容疑者は七月十二日午前九時二十分ごろ、同市内のホテルが開設するホームページ掲示板に「夏祭りをやっていたら包丁で刺す」などと書き込み、今月五日に行われるはずだった地元の「第二十三回鹿島区夏祭り」を中止させ、さらに十六日に予定されている「第二十一回赤堀夏祭り」への町内住民の参加を断念させた疑い。
◎「ほっとした」 地元住民
逮捕を受け、地元区長をはじめ、「鹿島区夏祭り」を企画する住民らは八日夕、町内の公民館に集まり、電話で町内会の役員らに事実を伝えるなどした。九日に役員が会議を開き、十六日の「赤堀夏祭り」に参加する方向で話し合う。その際、中止になった「鹿島区夏祭り」についても、実施の有無を含めて検討するという。
六十代の男性住民は「捕まってほっとした。赤堀夏祭りは子供たちも楽しみにしているので、是非参加したい」と話した。
書き込みがあったホテルの女性支配人(62)は「悪質だったので本当に良かった。ネット上で書き込みをしても、必ず捕まるということを多くの人に知ってもらいたい」と語気を強めた。
2007年8月9日(木) 上毛新聞ニュース
http://www.raijin.com/news/a/09/news03.htm
インターネットは匿名と思われがちですが、実際には匿名ではありません。
例えば、電話で名乗らなければ匿名ですが番号でどこから掛けたかわかってしまいます。
同じようにインターネットにもIPアドレスというものがあるので、どこから書き込みしたかわかってしまいます。
匿名で有名とされている2ちゃんねるも、IPアドレスは表示されていないだけで、情報は保存されているので匿名ではないのです。
犯罪予告なんか書いてしまったら、必ず捕まります。
大体一ヶ月以内には捕まるようです。
でも安易に考えてしまう人は後を絶たないようです。
このようなニュースが何度も流れているのにかかわらず、後を絶たないのですから・・・悲しいことですね。
ネット上での犯罪予告は必ず捕まります。