映画「奇跡のシンフォニー」

久々に心の中に染み込んできた私には大ヒット作ですね～。
　
　　　　　　音楽が二人を結びつけた
　　　　　　僕とも繋がっている

１１年と１６日……施設で育った孤独な少年エヴァン。
でも彼は信じていた。この世界のどこかでまだ見ぬ両親がまっている事を……

すぐに彼のブルーの瞳に吸い込まれて行く自分を感じながら

　　　　　音楽はそばにある
　　　　　心を開けば聞こえてくる
　　　　　心の耳を澄ませば

　　　　　ただ聞こえる
　　　　　朝起きたときや、道を歩いている時も
　　　　　誰かが僕を呼んでいる
　　　　　楽譜に書くのは返事です
　　　　　僕に音楽をくれた人に

信じ続けることがやがて奇跡を巻き起こす。

観ている私も素直に奇跡を信じ、知らず知らずのうちにエヴァン少年を応援していた。

何よりエヴァン少年のかすかに微笑む笑顔に自然に吸い込まれていく自分が心地いい。

　　　　　自分でも不思議なの
　　　　　ある朝突然、意欲がわいてきたの
　　　　　”演奏しよう”と
　　　　　あの子がどこかで聴くかもしれない。と、母

　　　　　音楽は捨てるな。何が起きても
　　　　　どんなにつらい時だって
　　　　　音楽さえあれば感情を吐き出せる。僕の経験だ。
　　　　　でも大丈夫。悪いことは起きない
　　　　　自分を信じろ

まさに音楽が引き寄せた、まだ知らぬ父との偶然の出会いです。感動でした。

父・母・子、それぞれがお互いを必要としている。だから本能的にお互いを引き寄せ探しだし、自然に見つけることが出来たのだろうと思いました。

誰もが感動できる映画だと思います。音楽にものめりこみました